今日も考えすぎ

関西出身・自称「お爺さん脳」な村雨が綴る、考えすぎな日々のあれこれ

「変人3原則」でいきまっせ~!!(笑)~その②

2013年06月26日 | 考えすぎ
前回は、関東人女性社会について、
関西人女性から見た要素などについて書いてみました~。

今回は、では関西人女性が、関東人女性社会でストレスフリーで
過ごすための「変人3原則」について書いてみたいと思います。

聞き流してええで~(笑)。

では、「変人3原則」の1つ目です。
①関東人女性社会では、「群れない」で「一匹狼を貫く」。

それはなんでか?というと、
★関東人女性は仲よくないメンバーでも「群れ」を作りやすい。
★その「群れ」にうっかり入ると、自由に出られない雰囲気がある。
★「群れ」は基本、「上下関係」である。
★「群れ」のリーダーは発言権があるが、上下関係で下のメンバーには
自由に発言したり行動したりしにくい雰囲気がある。
★「群れ」の不文律や上下関係のルールががわかりにくい。
★「群れ」の上下関係や不文律を無視して行動してしまうと無言で非難される。

からである。入ったら、正直とっても「しんどい」。(関西人にとっては)
関東人女性はようこんなルールを守ってられるな~と、心の底から感心することがよくある。

ある時、うっかり入ってしまった「群れ」から離れて休憩してると、
おなじ職場にいた男性メンバーがやってきて一言。

男性「毎日あのメンバーでご飯一緒にたべてるの?」
私 「そうなんですよ~(びっくりですよね、というニュアンスで)」
男性「・・・」(よくやるねというニュアンスで頭を振る)
ってことがあり、ああ、男性からみれば「すごい集団」なんやってわかったことも。
だって・・・毎日、ほぼ無言で気まずく、集団でご飯食べるってすごいよ~(笑)。

この経験を最後に、私は「群れない」ことを決め、淋しくても
「一匹狼」を貫くことに決めました!!!

今度「群れ」に入るよう誘われたら、まず手始めに、
「乱暴な関西弁」で仁義切って・・・(爆)。
「あの人は誘ってもだめだ」と思ってもらうよう努力しよう~っと。

まあ、探せば「一匹狼」ばっかりのゆるい「群れ」とかが
あるし、そういうところをいくつか探しておくといいと思う。
中には、いい「群れ」があるかもしれないし、
よくよく慎重に見極めてから、参加するのがいいと思う。


さて、次いきまっせ~。

②関東人女性社会では、「擬似母子関係」のような「一対一の上下関係」を避け、
淡々と浅く付き合う。相手に期待しない。


人間社会における「コミュニケーションをするのが難しい人」の分布は、
日本においてもどこも同じはず。

しかし、地域によってなんかここは住みづらいな~と感じるのは、
コミュニケーションにおける「地域差」というものがあるからではないかなと思う。

関東人女性社会で感じたそのコミュニケーションで
「ここが難しい」と思ったポイントは、

★言いたいことをはっきり言わない。または言いたいことを言えない。
言いたいことを言い合わない。本心がわからない。
結果的に、相手の言いたいことを察しなければいけないが、
時々失敗したりすると、相手が「ムッとしている」。でも文句は言ってこない。
また、結果的に相手のことがよくわからないままなので、誤解も多い。
なんとなく付き合いが「手探り」状態。
付き合いが浅く、「情が薄い」ように見える。

反対に言えば、言いたいことを察してもらえるから言わなくていい、
言いたいことをわかってくれないのは相手が悪い、
人間関係は浅い付き合いでいいので楽、ということになる。

★一対一の上下関係、まるで「擬似母子関係」のような
他人が入り込めない、カプセルのような人間関係になるペアが出てくる。
「母」役になるのは、たいていその集団のボスや、力がある人。
「娘」役になるのは、その集団でもっとも若い、上下関係で下にある人。
「母」役の人が「娘」役の人にぐちを聞いてもらう、甘える代わりに、
「娘」役の人がその集団の中で特別にかわいがって庇護してもらえる、
ひいきにされる関係がそこここに見られる。

関西人の私にとっては、そういうカプセル関係の2人と一緒にのみに行って、
「娘」役の人が上下関係にあるからかお酒を飲まないとかを見たり、
時にはまるで「飼い主とペット」みたいな関係とかに、謎やな~って思うこともよくある。

反対に言えば、そういう関係を作ると
群れの中では相手がいて、楽に過ごせるということだと思う。

・・・そう。
ここまで書いてきたらなんとなくわかると思いますが、関東人女性社会では
なんか「親子関係」というか、「母子関係」みたいな性格が強いんではないかいな、と
思うことが多いです。
「言いたいことを言わなくても察してくれる」とか。
「擬似母子関係的な上下関係カプセルが、あちこちにある」とか。

まだこれだったらいいのですが、中にはもっと依存的で自分の問題を他人に丸投げしてきたり、
自分と他人の境界がわかっておらず、初対面から他人を攻撃してきたり。
何か自分の問題を、まるでこちらの問題であるかのように「投影」してくる。
そんな、正直「ごっつい難易度高いわ~!!!」ってタイプにわりとお会いします。

また、そういうタイプに関東人女性は基本「つっこまない・注意しない」ので、
周りにやんわりと気付かされることがなく、
本人が気付かずにそのままのスタイルを貫いている感じを受けます。

だから、そういう「擬似母子・上下関係的カプセル」の「母役」になってしまうと、
そういう難しいタイプとの揉め事の仲裁を頼まれたり、「娘役」を特別扱いしないといけない。
「娘役」になると「母役」のグチを延々聞かされたり、かわいがられるように謙遜したりと
自分の行動を制限しないといけないので、得もするけど損もする。

どっちもどっち、だったらもっと淡々とした関係でええんではないかな~。
めんどくさいし~、お互い大人やねんし。と思います。
まあ、慣れるまでかなり、淋しいですけどね(笑)。


③難しい相手に「合わせない・同情しない」。相手を「理解する・場の枠組をつくる」。

関西では、ちょっと難しいタイプだなと思っても、
同情というか、共感というか、相手の気持ちによりそっていれば
そんなに難しい事態になることはなかった気がします。

一方、関東人女性社会はどちらかというと擬似母子関係的・上下関係になりやすいので、
相手に合わせたり、同情したりすると、
難しい相手だと依存してきたり、コントロールしようとしてきたりします。
だから、うっかり合わせたり同情したりしないほうがいいです。

あ、この人は難易度高いな、「依存的」で「境界線がわからない」、「自分の問題を相手に投影する」
タイプだなと思ったら、思いっきり境界を設けるほうがいいです。

★2人きりにならない。
★天気の話しかしないなど、話題を限定する。(限定された「場」だけでしか話さないと決める。)
★挨拶したらその場をすぐ離れる。
★近所に住んでいたらその人の家の前の道を通らない。
★その人がいるグループに入らない。
★周りでその人の話題が出てもコメントしない。
★依存してきても何もしてあげない。
★コントロールしてきても流す。反応しない。コントロールされない。
★メールだけ、葉書だけ、一年に一度会うだけ、など「場」を限定する。
★相手のコミュニケーションパターンを「見切る」。
★相手が本当に言いたいことが何かを「理解」して行動する。
例えば、会うたびに攻撃してくる人がいるが、本当は相手に「褒めてほしい」。
それが「理解」できれば、「褒めてあげる。」そうすると攻撃が止む。

などなどです。


誤解されるかもしれないので繰り返しますが、
日本全国どこの場でも、「コミュニケーションが難しい人」の割合は同じだと思います。

しかし、その地域の集団がとっているコミュニケーション方法が違うと
文化差が大きい地域からきた人にとっては、それが「難しい」と感じるのです。

私にとっては、関東人女性社会は、かなり「難易度が高い」です(笑)。
まだ、関東人検定4級ぐらいやね~。
でも、そもそも関東人女性になる気はないし、なれないと思う。それは絶対に無理~!!!。

という訳でうまくやっていけるような付き合い方として
「変人3原則」を作ってみました。
いかがだったでしょうか。

「群れずに一匹狼」「淡々と付き合う」「合わせず枠を作り仕切る」
これを原則として人間関係を淡々としていれば、
淋しいけどストレスをあまり感じずやっていけるんではないかな。

濃い関係は、故郷の知人とはぐくみ、関東では淡々とした関係を持つ。
という感じで私はやっております。

・・・長くなった割には、
全然、参考にならなかったかも(笑)。
でもでも、まあ、こんな例があるということで書いてみました~。

今後も関西人の関東ライフについて書いていきたいと思います。
お楽しみに。

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