あるがまま日録

表題のとおり、日々思ったこと考えたこと、興のむくまま書き散らしています

自分のことは自分で始末をつける

2015-09-17 10:32:27 | 日録

2015.09.17(木) 快晴  

あり難いことだ。本州では秋雨前線・台風のせいで、長雨と水害に苦しんでいるというのに、月曜日から秋晴れが続いている。最も月曜日は寒気が入り込んだ所為で入道雲があちこちに出来、午後から一時雷雨が来たが・・・。

いよいよ安倍内閣は安保法案の強行採決をはかるようだ。国民大多数の反対の声を無視して・・・。

自殺の準備をしてきた。家畜用の薬でも手に入れようと思ったが,そう簡単ではなく、別の準備を何とかした。多分これで大丈夫でしょう。

理由は二つだった。

一つは、身体が不自由なまま生きてはいたくない。自分で自分の始末をつけられるうちに死にたいということ

自分は2004年に小脳梗塞になって柏葉脳外科に約2ヶ月入院して手術をした。気になる後遺症もなく11年を経過した。
入院中は、発症したら助からないと言われていたくも膜下出血の多くの患者さんが、治療のため頭蓋骨をはずした状態で動き回っていたこと、またリハリビー室では車いすの上で身体も支えられず、言葉も失った患者さんが、そのうち元気になって退院していたのを見て、”発見が早ければ脳卒中で半身不随になっても回復できるものだ”と思っていたのでした。

だが、2013年8月万屋さんが脳卒中で倒れ、半身不随のままで回復しない事態に直面した。南1条の中村脳外科からリハビリのため中村脳外科南病院に移され,更にそこから北ノ沢の介護老人保健施設・北ノ沢グラーネに移された。半身不随状況は変わらない。

柏葉脳外科で確認したところ、発症の場所によっては半身不随になるという。そんな可能性がどの程度自分にあるのか10月には詳しい検査をする予定にした。

昨年春、北ノ沢グラーネに見舞いに行った時、1階は通所のお年寄りが運動などして賑やかだったが,2階に萬屋さんをたずねると、施錠された扉に案内された。中に入ると中央にある程度の広場があり、イスとテーブルその他があり、そのまわりに病室が並んでいた。たくさんのお年寄りが談笑し、スタッフも結構目にした。彼はリハビリーをして貰っていたのか車いすに乗っており,その広場の一角で話をすることが出来た。

まだ半身不随の状態だったが、植木屋の仕事を後輩にしっかり伝えたいと、しゃべりもまだ回復途上だったが意欲満々だった。
だが今年の年明けに訪れた時は、ベッドに放ったらかされた状況で、介護人も余りいなく、いわば生ける屍状態。こんな状況には陥りたくないと、決意を新たにした。

二つ目の理由は、地球上の生き物としての役割を果した人間年寄りが、いつまでも生きているのは自然の摂理に反しているとの思いを、捨てることが出来ないことだ。

若い時は、家族を支えることで精一杯でした。したいことも出来なかった思いは、多くの人と同じように持っている。それをリタイヤ後するのは理解できるし,自分もやってきた。

それでもまだ、最初は今後の生きる糧を売るためにと、直ぐに(1999)ファイナンシャルプランナーの資格を取った。そしてその事業化計画も立てた。タックスプランニング、ライフプランニング、リスクと保険、リタイヤメントプラン、資産運用、社会保険、相続・事業承継、と初めてのことだらけだったが、半年間よく勉強した。今思うと凄いエネルギーをまだ持っていたとおもう。

だが南さんに声をかけられて、2001年からはウッディランドの仕事を手伝うようになった。慣れた仕事が良く、FPの事業計画は放棄したまま。金融資産運用には何となくうさんくささがあるし・・・。

これから自分の楽しみの時が始まる。2008年には札幌大学の研究生にして貰って羊の肉の美味しさの研究を始めた。これは楽しかった。時間を忘れて研究者の資料を読み,羊を飼っている人々の現場をおとずれた。同役にの研究機関もおとずれた。いろいろとしつこく質問をしていたら、ある人から「自分で飼ってみたら」といわれ、申し訳なくなり、興味を失ってしまった。日本での羊の文献が少なく,知りたいことは英語の文献を読むしかないが,それも大変なこと・・・。と言うところが壁になったか・・・。

70歳という年齢、それに伴う体力気力の低下も壁の一部には成ってきた。今は朝の散歩後、腰のマッサージ器をかけている間Jazzを聴くこと、20時から22時までFMで録音した様々な音楽・・民謡・歌謡曲・童謡・J-pop・洋楽・クラシック・etc.・・を聴きながらデュアリスのジュークボックスに入れるためのCDづくり。全く何の役にも立たないことが今一番の楽しみ。もう一つあった。ベッド寝ころがりながら、北方謙三や佐伯泰英の文庫本を読むこと。

世の中の旦那様はリタイヤ後皆さん家事分担をしているとヨメさんに皮肉られようが、料理、家事の手伝いは一切していない。
もはや、僅かな自分の楽しみの時間はあるが,後は惰性で存在しているだけ。疲れるとベッドに横に成り、整体屋に頻繁に通う。札大の岩崎教授が開いてくれた読書会の本を読み、全国の『でか字マップ』で知らない町を想像し、『137億年の物語』をわくわくしながら読む。

ああ、なんとムダな日々を過ごしていることか。・・・・今の率直な思い。

今は血をサラサラにする薬、血圧を下げる薬、逆流性食道炎で,胃酸を押さえる薬、あとは便秘薬を飲む程度で、大きな病は持っていない。また2004年に脳梗塞をやり、2012年胆嚢摘出、2013年残存胆石の取りだしはやった。しかし大きな病は幸いにも抱えてはいない。

今は73歳だが、

 

年寄りに多い病気は、脳疾患のほかは、がん、心臓疾患と肺炎、それに認知症だ。

がんはもう治療はしない。せいぜい末期の痛み止めを貰うくらいにする。心臓も治療はぜず、ぽっくり逝けたら有り難い。ただ問題が無いかはたまに検査をする。肺炎は治療をしないといっても、 ヨメさんは納得しないであろう。治療はするが、それ以上のことはしない。人工呼吸、胃瘻などは絶対しない。家族から一応尊厳死宣言に対する署名は貰ってある。

問題は認知症だ。父は2009年3月に脳卒中に罹り,徐々に認知症の度合いが強まっていき、昨2014年11月9日に亡くなる3年前には家族のことも分からなくなっていた。
認知症の気配を自覚して.自分の始末をつけなくてはならない

 

 


今年も台風被害が多い

2015-09-11 10:15:17 | 日録

2015.0910(金)晴れ 

昨夕から台風17号の所為か生ぬるい空気が入ってきて、最低気温が15℃を切っていたのに今朝は20度を超える。東海、北関東などにかなりの被害が出ている。川のそば、山のそばで昔の人が住まなかったところは、土木技術が発達したとはいえ住んではいけないのだ。