まだまだあります間伐罪

憂鬱になります。


赤丸印のところ、傷です。傷です。傷です…

前回の間伐時のモノ、さらには今回の間伐時のモノ…最終的に傷の木しか残らないんではないか

いい言葉を見ました
「木を伐ることが仕事ではない。私たちの仕事は森林を造ること」

そうなんですよね！
木を伐ること、木を出すこと、なら誰でもできること。それは作業。その先に「何のために」がある。

これ以上“間伐罪”を増やしてはならない

痛々しい傷

最近更新するのは、間伐のことばかりですが、今日も引き続き間伐現場から写真…


5年程前に搬出間伐が行われた現場…
痛々しいです。
元から4～5mはチップです。
見渡す限り傷がある木。

個人の所有物。大切な資産ですよね。
「器物損害罪」
犯罪ですよ犯罪(*_*)
※仮に被害額を計算するなら
元玉の末口30㎝としたら、0.3m×0.3m×4m＝0.36m3
@10000×0.36＝3600円/本
3600円×100本＝360000円
…一ヶ月半程の給料分ぐらいになります。
間伐をしてよい山を、、、なんておかしな話しですよ。
何度も書きますが、こんなこと絶対ダメ。最低な作業です。


自分の大切な車に傷つけられたら怒りますよね…

山荒らし

作業すればするほどに山が荒れていきます。

より良くしようと思ってやっている？つもりなのかどうなのか？
この写真、一応完了…。

一応間伐率は足りているから補助金は申請できるかもしれない。
しかし、この写真から見える範囲内だけでも最低な作業なのが伝わります....

見られて恥ずかしい.....
見られたくない......
そんなの“仕事”じゃないですね-_-#

小面積皆伐

作業道開設後の写真


スイッチして、下っていっている場所の写真ですが、木が無くなってしまって「小面積皆伐」です。
よく見ると、上の道下法面に切株あり。無駄な伐開をしています。

ダメ！絶対！

間伐という人災

間伐という人災を目の当たりにして、悲しくなります…。

間伐して、未来にいい山を残さなければならないのに、やればやるほどに破壊されている気がします。




「リスク管理」
安全、品質、効率とあるが、優先すべきは安全と品質ではないか…

森林組合がこんなことをしてはならない…絶対に