５月１３日（日）準決勝、決勝が山陽特殊鋼グランドで行われました。準決勝第１試合は１対１でどちらも譲らず、サドンデスになり、先行の旭陽パワーズが４点を挙げ、豊富ジュニアーズの反撃を１点に抑え逃げ切った。旭陽パワーズの山本投手は低めにボールを集め、最小失点にしのいだ。
旭陽パワーズ ５対２ 豊富ジュニアーズ
準決勝２試合目は飾磨インパルスが長打攻勢でしらさぎファイターズを圧倒。
飾磨インパルス ８対１ しらさぎファイターズ
３位決定戦は、豊富ジュニアーズの河谷が２ホーマー、岡田もホームランを放つなど、打線が爆発し、快勝した。
豊富ジュニアーズ １１対１ しらさぎファイターズ
決勝は実力者同士の対決となり、両者がっぷりと一歩も引かず、サドンデスとなった。
延長の８回は、旭陽パワーズの前田投手が、球威たっぷりの速球で満塁のランナーを封じ込め、その裏、旭陽パワーズの断然有利な状況の中、８番バッターが見事にスクイズを決めサヨナラ勝ち。初優勝。前田投手は終盤、緊張の色を隠せなかったが、尻上がりに球威が増し、強力飾磨インパルス打線を寄せ付けなかった。また、１試合目完投した山本選手は、サードの守備で再三華麗な動きを見せ、ピッチャーを助けた。
旭陽パワーズ ３対２ 飾磨インパルス
また、敗れはしたが、飾磨インパルスも評判どおりのチームで、連投の松下投手は、度胸満点のマウンド裁きで、巧い牽制を使いながら、相手に盗塁を許さないピッチングは見事でした。捕手で主将の深澤選手は、広角打法で、痛烈な当りを飛ばす、今大会屈指のスラッガーという印象だ。捕手としても強肩で、ピッチャーとのコンビは盗塁を許さない。敗れはしたが、優勝チームに匹敵する活躍でした。
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