とるにたらないブログ。

恐竜学入門(11) NHKラジオ

恐竜学入門(11)、9/13放送分。

学習メモの抜粋です。

間違いあれば、
私の聞き間違いか、理解不足です。
また、" " 内は感想だったり私が追記したものです。

11.最新研究その3 恐竜の食と脳

・かつてはステゴサウルスには脳が二つあると言う話があった。
腰の部分に第2の脳があるという説。

魚を含めて、
神経は腰の部分で太くなっている。

鳥は特にそこが太くなっていて、
第2の脳として機能していることが分かっている。

バランスをとるための重要な役割があると言う説がある。

・ティラノサウルスは、
スカベンジャーなのかハンターなのか。

かつては、
前足が小さい、
体が大きすぎる、
ことからスカベンジャーではないかという説もあった。

さらに、脳の研究からもその説があった。
嗅球が非常に大きかったから。
また、スカベンジャーの鳥とよく似ている。

70-80年代の研究者では、
そこからスカベンジャー説があった。

・現生動物の脳の特徴と生活が、
関係しているということが分かっている。

食べ物、行動時刻、巣作り、渡り、
などと関係がある。

・嗅球が大きい鳥は、
肉食、雑食が多い。

・巣を地面に作る鳥、
水辺に棲む鳥、
集団で巣をつくる(コロニー)鳥は、
臭いに敏感である。

・嗅球が小さい鳥は、
穀物食、植物食。
樹状に巣をつくる鳥、
単独で生活する鳥。

・恐竜の脳はCTスキャンで研究する。

・獣脚類の恐竜でグラフ化すると、
体の大きさと、
嗅球の大きさがだいたい比例する。
行動範囲が広くなるから、
環境を臭いで感知するからだろう。

・始祖鳥、
昆虫や小さい動物を食べていたかも。
脳の形は典型的な肉食の脳だ。

・体の大きさと嗅球の大きさが、
トレンドから外れている恐竜がいる。

オビラプトル、オルニトミムスがそれであり、
植物食だと分かっている。
視覚でエサを探していた。

・嗅覚が良い恐竜。
ドロマエオサウルスの仲間。
ティラノサウルスの仲間。

超肉食性。

・嗅覚が良いと、
食べ物を臭いで探すことが出来る。

・ディロング、
ティラノサウルスの祖先は、
嗅覚が良くなかった。

・嗅覚が良いと、
遠くのもの、
草陰に隠れているもの、
暗闇でも、
獲物を発見できる。

・アロサウルス
→コエルロサウルス(小型獣脚類)
→→→鳥
になってゆく。

・鳥は肉食だけではない。
獣脚類がどの段階で植物食になったのか、
脳の研究で探ることが出来る。

・飛ぶことが出来る鳥は、
肉食から進化したとなると、
強い恐竜から鳥になった。

草食から進化したとなると、
弱い恐竜から進化した。

ということである。

どちらなのかは、
まだ分かっていない。

・恐竜の食性は、
食べた痕跡、歯の跡(バイトマーク)、
が骨に残っていることからわかる。

足跡から、
逃げる恐竜を走りながら襲ったことが分かる。

ほぼ無いが、
格闘状態で化石になることがある。

トリケラトプスとヴェロキラプトル、
ティラノサウルスとトリケラトプス、
など。

胃の中の化石からもわかる。

・胃石、
鳥も強力な筋肉を使い、
砂肝の胃石で消化を助けている。
また、カルシウム供給源でもある。

ワニも胃石があるが、
バラストの役割。

・獣脚類も胃石を持っている。
シノルニトミムス。
植物食である。

・なぜか、
完全な肉食恐竜の、
ロウリンハノサウルスにも、
胃石があった。

ギガノトサウルスや、
タルボサウルスにも胃石があった。

骨ごと食べたときに、
胃石で消化を助けていた。

・肉食の胃石は丸くない、
植物食の胃石丸い。

・竜脚類も胃石を持っていた。

・ハドロサウルスや角類は、
胃石の必要がない。
口で咀嚼するから。

・獣脚類から鳥に進化している過程で、
石の体積は変わらなくても、
粒が小さくなる。

ギガノトサウルスは拳大の石が2,3個だが、
シノルニトミムスは小さいのが何千個。

・鳥は小さくなった石を、さらに減らした。

・社会の中の基準はあまり気にしないほうが良い。
好きなことをやっていると、
道は開ける。

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