その2。
後半部分を読了しました。
●間接税の逆進性について p.77
お金持ちは高いものを買うから、高額な消費税を払っている気もします。
高収入な方々へのお願いですが、是非ともお金をバンバン使って、セレブな生活をしてください。
社会のためになります。
勝手なお願いですが。
●国連の幸福度ランキング
日本はスコア5.90で56位だそうです。
1位はフィンランドの7.842。
貧しい国から見れば、
どこが不幸なのかわからない?、
となるのかもしれませんが、日本人自体がそうは思っていないようです。
私自身が感じている、
「平均収入よりかなり低いのが不満だ」とか、
「抑うつだ(他もあるのだが)」とか言うのは、
贅沢病なのかもしれません。
だって、世の中の半分以上の人は、平均収入以下なのだから、
(一番下のメモにも関係するけど)
平均以下はある意味当たり前。
抑うつなどの医療費も、国が補助してくれている。
●借金について
"あなたが銀行から100ポンド借りたら、問題を抱えるのはあなただ。しかし、100万ポンド借りたら、問題を抱えるのは銀行だ。
ジョン・メイナード・ケインズ" p.117
ユリウス・カエサルがまさにこれだと、作家の塩野七生も言ってましたね。
●預かったお金を、又貸しして返してもらえなかったら誰が悪い?
以下はp.117からの引用です。
"銀行が判断を誤り、リスクの高い融資に掛けて失敗することもあります。"
"銀行が破産すれば、預金者が損害をこうむります。"
"そうならないように、中央銀行は、公金を使って失敗した銀行を救います。"
"銀行は、うまくいっているときには大金をもうけ、失敗してもお金を払わなくていいなんて不公平だと思われるかもしれません。"
"これを"モラルハザード"と言い"
この本はイギリスで出されたものの翻訳のようですが、
日本の場合はどうなんでしょう?。
●富の集中
"アメリカでは、高額所得者の上位10%で国の総収入の半分を占める。" p.118
つまり、平均的な労働者の収入は、平均収入以下ということですね。