執行猶予中にまた捕まると

例えばの話……

 

窃盗の罪で、懲役1年執行猶予3年の刑を受けることになってしまいました。

ところが、3年経たないうちに、今度はスピード違反で捕まってしまいました。

罰金を払うと、執行猶予は取り消され、刑務所へ？

 

スピード違反でも超過速度によっては、反則金で済んだり、罰金になったり、懲役刑になったりとそれぞれ異なる場合があります。

 

反則金は刑罰ではないので、そんな心配はありません

 

では、反則金と罰金の違いは何でしょうか。

 

このケースを、罰金刑として考えてみることにします。

 

執行猶予の取り消しには、「必要的取り消し」と「裁量的取り消し」という2種類があり、罰金刑の場合は後者に当たります。

 

執行猶予中でも、罰金刑でしかも猶予判決を受けた犯罪とは別種の犯罪によるものの場合、普通は猶予は取り消されないんだそうです。

 

でも、それが度重なると、規範意識の欠如が著しいと判断され、猶予が取り消されることにもなりかねません。

 

それに、次に何かの犯罪で処分されるようなことがあった場合にも、猶予中に罰金前科があるということがマイナスとなってしまいます。

 

このケースの場合だと、猶予が取り消されることはなさそうですが、その後の行いによっては……

 

青森県の交通事故に強い弁護士

 

食べたものによって変化する色

バターは、牛乳を激しくかき混ぜて、上に浮いてきた乳脂肪を固めてつくられています。

 

牧場で、入れ物を振り回して手作りバターを作るという体験をさせてもらったことがあります。

 

出来上がったバターは白っぽかったのですが、売られているバターは黄色いですね。

 

牛乳は白いのに、どうして牛乳からできるバターは黄色いんでしょう

 

牛乳が白く見えているのは、牛乳に含まれる脂肪球のせいなんだそうです。

 

牛乳の中の脂肪は周囲を膜で包まれた脂肪球になっているのです。

 

脂肪球のような細かい粒は、たくさん集まると光をいろいろな方向へ錯乱させ、全体が白っぽく見えるというわけ。

 

水はもともと透明なのに、水滴が集まってできた雲が白く見えるのと同じです。

 

牛乳をかき混ぜると、脂肪球の膜が破れ、中から黄色い脂肪が出てきて、それを集めたのがバターなのです。

 

脂肪に含まれている黄色い色素は、元は牧草に含まれていたものです

 

ですから、乳牛のエサの種類によってバターの色が違ってきます。

 

春から夏にかけての、乳牛が新鮮な牧草を食べている時期に作られたバターは鮮やかな黄色なんだそうです。

 

ところが、冬になると白っぽくなるので、工場で植物性の色素を添加しています。