男は女に比べて、微生物やウイルスなどの感染に弱いといわれています
実際、男性のほうが感染症の全般において、病気になりやすいことが明らかになっているそうです。
人間のからだには生体防御機構が備わっています。
わたしたちの周りにはさまざまな微生物やウイルスが存在していて、からだに入り込んではいろいろな病気をもたらすのです。
そうした外敵の侵入を認識し、それをやっつけ、声帯を守るという仕組みが「免疫」です
男女の性を決める性染色体にはXとYの2種類があり、男性はXとYを1つずつ持ち、女性はXを2つ持っています。
現在までに、X染色体上に、免疫系で働く13個の遺伝子が乗っていることがわかっています。
それらの遺伝子の中には免疫システムに重要な働きを持つ遺伝子が多く含まれています。
ところが、男性はX染色体を1つしか持っていないので、その遺伝子に異常が生じると、もろにその影響を受けてしまうことになります。
男性はX染色体を2つ持っている女性に比べ、免疫の働きが損なわれやすいということになります。
これは男女関係がないのですが、体温が上がると血液の流れもよくなり、免疫力が高まるそうですよ