２００９年５月１４日
バラマキ14兆円 この言葉を聞いて、「何だ！」と、思う人もいるだろう。
大企業への優遇。消費税増税でまかなう。
こんな、２００９年度補正予算は、許されない。
中身を少し紹介しよう。
しんぶん赤旗５月１４日付け記事を引用しました。インターネット版のしんぶん赤旗でも読めるので、見て欲しい。
１）国税庁は１２日、衆議院財政金融委員会で、研究開発減税の恩恵を受ける企業の９７％が資本金一億円以上の企業であることを認めました。
研究開発減税は、研究開発費の一定割合を法人税額から差し引けるもの。
日本共産党の佐々木憲昭議員の質問に金融庁の岡本佳郎次長が答弁しました。
政府が、２００９年度補正予算の関連法案に盛り込んだ研究開発減税の拡大が大企業にいっそうの恩恵を与えることを浮き彫りににしました。
国税庁が示したのは、２００７年度の研究開発減税の適用実績。これによると、
資本金一億円未満の企業は約１７０億円で全体の２．７％。
資本金１億円以上の企業は約６０９９億円で、９７．３％を占めています。
資本金１０億円以上の企業だけで約５８２７億円に達し、全体の９２．９％です。
佐々木氏は「減税の恩恵は中小企業にまわらない。今一番困っている中小企業を支援するためには消費税減税こそ必要だ」と求めました。