律儀［6/27更新］

今日、ふと携帯メール。
見ると元生徒のまみちゃんが携帯アドレス変えたと連絡。

彼女が私から去って、7～8年経ったろうか・・・
でも、そうやっていまだに環境が変わったらきちんと連絡くれることに。

小１から高３までピアノの出張レッスンに自宅に通った。
彼女の姉や兄も同じく。
地元の高校卒業後、関東の大学に進学しそのまま就職。
私の元離れて、何年になるだろうか・・・もう７・８年になるだろうか。

こんなに年月が過ぎたら私の記憶も薄れるだろうけど、
こうやって今日もアドレス変わったと、律儀にメールくれて。

彼女との歴史を感じる。
小一からから高三まで教えたのだから、６＋３＋３で１２年だよな。

７～８年前、高３でのうちの最後の発表会後。
お母さんと彼女も、終わった後涙目で、私に
「今まで、有り難うございました」と、挨拶下さった事。
たくさんの生徒を育てながら、こんな感動した事はない。

彼女との想い出。もう一つ忘れてない事がある。
それは、てつ君だ。

彼女の家にこうやって出張レッスンに行ってた１２年間。
その当初から、てつ君は家の番犬だった。

その当初最初は毎週家に伺う度に、「あんた誰」みたいに
伺うたびに玄関先でワンワンほえられてた。
でも、毎週かようごとに、彼はほえなくなった。

そして通い続けて、高三の時、老犬のてつ君は変わった。
かようごとにいつも苦しそうな声で何か私に伝えてた。
それから数週間後、いつものように出張レッスンに行くと、
彼は骨になってて、私を迎えてくれた。

長年私を玄関先ずっと迎えてたてつ君。
私は彼の家族ではないけど、その永遠の別れにたまらなかった・・・
私の家族・・・トムやきのこと同じ種松山の動物火葬をしてもらって、、、

私はまみちゃんを長年教えた年月もずっと忘れないけど、
おなじ歴史にいた“てつ君”の存在も忘れないよ。

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一昨日、メールをくれたヤスくん。
彼も私にとっては、本当に有り難い存在。

独身時代５・６年私に習ってくれ、結婚をきに去った元生徒。

今回のメールの内容もこうだった。
自分もたまにしか先生に近況報告出来ませんが、
前回近況した事から立場が変わって、別職になって
頑張って、少しは経済的に収入が増えました。

だけど、家庭もってる身で子供の事もあり
奥さんに家計は全て任せるため、自分したい事は
いまだ出来なくて・・・

でも、お小遣いためて、ずっと先生のレッスンは
受けたいと自分なりに頑張ってます。
いつか先生のレッスンに復帰したいと思って
ずっと先生を待たせてますが、、、、とのメール。

本当に嬉しかった。
私なんか長年経てば、記憶から薄れる存在なのに、
いまだに私のこと、「先生」として尊敬して覚えて慕ってくれる。
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生徒が育って旅立ったり止めたりしても、
生徒の中では私のこと、今でもちゃんと私の「存在」を認めてくれる。

本当に感謝し有り難くて・・・
感動して言葉にならない・・・

［6/27更新］
すみません。よくよく考えたら、まみちゃんの件、
７・８年前ではなく、もう十数年経ってました(^^;)　月日が経つの早っ！！