劇場版プリパラ「み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」の感想です。
今月12日、劇場版プリパラ「み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」を見に行ってきました!
まずは、入場者プレゼントである、「プリパリトリコロールトップス」のプリチケをゲット!
もちろん、ゲームのプリチケと同じく、マイチケとトモチケに分割できます。
「プリパリトリコロールトップス」のマイチケ
「プリパリレモンコーデ」のあじみのトモチケ
「プリパリレモンコーデ」のふわりのトモチケ。あじみのトモチケの裏面に描かれています。
当然、いずれも、ゲームで使用できます。コーデチェンジの時に、このマイチケをスキャンすれば、プリパリトリコロールトップスを着させられますし、チーム結成の時に、トモチケをスキャンすれば、プリパリレモンコーデのあじみ(ふわり)がゲームに登場します。
21日には、入場者プレゼント第2弾もゲットしました! こちらは、「プリパリトリコロールスカート」のプリチケです。
「プリパリトリコロールスカート」のマイチケ
86話のライブで着ていた「かれいなるジェットレッドコーデ」のひびきのトモチケ
「プリパリトリコロールコーデ」のドロシーのトモチケ。ひびきのトモチケの裏面に描かれています。
26日には、入場者プレゼント第3弾もゲットしました! こちらは、「プリパリトリコロールシューズ」のプリチケと「プリパリトリコロールヘアアクセ」のガチャチケです。
「プリパリトリコロールシューズ」のマイチケ
「プリパリトリコロールヘアアクセ」のガチャチケ
「ユニコーンファンシーコーデ」のファルルのトモチケ。ガチャチケの裏面に描かれています。
ゲットした入場者プレゼントをゲームでスキャンすると、こうなります。
レオナをセンターにして、「プリパリトリコロールコーデ」のドロシーとマイキャラ・エムエスケーをトモチケメンバーにしてみました。
入場者プレゼント第1弾&第2弾については、再配布の予定はないようですが、第3弾については、4週目以降も映画館によってはゲットできる可能性があります。
入場者プレゼントをゲットした方は、ぜひ、ゲームでスキャンしてみましょう!
前置きが長くなっちゃいましたね。それでは、そろそろ、劇場本編の感想に入ります。ネタバレが嫌な人は、くれぐれも注意して下さい。
また、今回の映画は、途中でコースが分岐しますが、こちらは、全コース共通部分の内容しか載せていません。分岐コースの内容は別記事に載せているため、まだ見てない分岐コースがあっても、この記事でネタバレする事はありませんので、ご安心下さい。
さらに、TV本編で流れた劇場告知映像のキャプチャー画像を混ぜつつ、書いていきます。映画を見る予定はないけど、ネタバレOKな方は、画像を見て臨場感を味わっていただければ、と思います。
準備はよろしいでしょうか? それでは、感想に入ります! 準備OKな方は、下にどんどんスクロールして下さい!
1:00~2:45:オープニング
オープニング曲は「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」。歌い手は、らぁら。
「み~んな友達! み~んなアイドル!」を格言として掲げているらぁららしい曲ですね。誕生日回であった71話エンディングは、これでも良かったと思うくらいです。パンフには歌詞が載っていますので、気になる方は、パンフを買ってみて下さい。
3:00~9:00:ファルルからのSOS
らぁら達は今日も、多くの友達と会っては楽しい時間を過ごしますが、突如現れためが姉ぇとめが兄ぃにより、ある渓谷へと移動させられました。
らぁら達が来たのは、「グランドプリパラキャニオン」。めが兄ぃは、プリパリに行ってファルルを救ってほしいと言います。
この事態を見たらぁら達はすぐに、ファルルを助けたいと一致団結。
その後、らぁら達には、「プリメカ」という乗り物が与えられ、それぞれ色んな乗り物に乗って、プリパリを目指す事になります。プリパリとの連絡が途絶えたため、プリコプター、プリレールなどといった移動手段が使えず、プリメカで移動するしかありません。
なお、今いるグランドプリパラキャニオンは、プリパリへの近道との事。らぁら達をここに来させたのは、そのためです。
そして、らぁら達は、スタートラインに立ち、プリパリに向かいます。
ちなみに、各アイドルが乗ったプリメカは次のとおりです。パンフには、プリメカと、メカデザインを手がけた大河原邦男さんのインタビューが載っていますので、気になりましたらパンフを買って見てみましょう。
らぁら、みれぃ、そふぃ → 3人乗りバイク
クマの顔が前面にある3人乗りバイク。メカデザインのハンドルにハートを取り入れて、可愛さを表現しています。
シオン、ドロシー、レオナ → サイドカーつきバイク
ロック魂を感じさせるバイク。76話エンディングにも、3人が乗っているシーンが出てますね。
そふぃ親衛隊 → そふぃダンジリ屋台
そふぃの顔を模したダンジリ。そふぃ親衛隊の物理隊長・ちゃん子がダンジリを引っ張って移動します。移動に労力がかかりそうな上、プリパリに着くのもビリになりそうな気がするんですが(笑)。ちなみに、大河原さんは、これが最も気に入っているメカらしいです。
なお、栄子 → ゴーカート
「マッハGoGoGo」のマッハ号のパロディ。サイドに星の飾り、シートにリボンと、可愛く仕立てられています。
栃乙女愛 → タイヤつきウインドサーフィン
85話オープニングにも出ていますね。セイルの部分に「愛」とあるのが特徴。ちなみに、最初は「LOVE」にするつもりだったようです。
ななみ → 改造バイク
これといって特色のない1人乗り用バイク。乗り物よりも、相変わらず「キュピコン」しか言わないななみの方がインパクトあります。(笑)
あじみ → オーニソプター(羽ばたき飛行機)
76話エンディングにも出ていますね。あじみのスカートをモチーフにした翼が特徴です。
他には、ふわりはヤギで、ハロウィン回であった17話や68話のゲストキャラであった蘭たんは、タケコプターみたいなもので、それぞれ移動しています。
どのアイドルも、順調にプリパリに向かっていますが、ファルルが言っていた「キラキラ」、つまり、「いいね!」を集める事も求められます。世界各地でライブをやって「いいね!」をゲットしながらプリパリに向かってほしいと、めが兄ぃは全アイドルに呼びかけます。
9:00~15:30:世界各地に飛ばされたアイドル達
しばらくして、らぁら達は、大きな気球を目にしました。気球に乗っているのは、あろまとみかん。
あろまは、あるスイッチを取り出します。このスイッチをポチっと押せば大爆発が起きるとの事。無事平穏にプリパリに着いてしまっては面白くないと思ったので作ったようです。
これをみかんがポチっと押して、大爆発。あろまとみかんも含めて、アイドル達は、世界各地に吹っ飛ばされましたとさ。
・・・と、のんが声で解説。こうまでして映画に出演したいとか、のん、あざといなあ。(笑)
らぁら、みれぃ、そふぃが飛ばされた先は「オオサカ・プ」。「海ピュー館」というところに、プリパラがあります。
オオサカ・プって何だよ。確かに、大阪は、国内では東京に次いで大都市ではありますが、「府」を半濁音にするんかい。大都市を舞台にするのであれば、「福岡」をもじって「プクオカ」の方がいい気がするのですが。まあ、千葉県民の私としては、「チパ」にしてほしかったですけどね。(笑)
シオン、ドロシー、レオナが飛ばされた先は、USペーにある「エリパ51」という所。3人の近くに、UFOと思われる物体が近付いてきました。
あろま、みかんは、ペジプトに飛ばされていました。海の向こうにプリパラがあるようで、どうしたらいいか悩むあろま。
それとは対照的に、みかんは暢気に肉まんを食べていました。近くに生えている長いもも食べようとしていましたが、これは、長いもではなく、杖。
杖を手にしたみかんは、どういう訳か力がみなぎり、杖を海にかざすと、海が割れました。さらに、海の中には、プリパラがありました。
ふわりは、パルプスに飛ばされて、帰郷した形となりました。
あじみは大西洋。サイリウムパクトでハムと連絡をとり、どの方角へ進めばプリパリに着くのか教えてもらいました。
ハムは何もしゃべってないのに、どう行けばいいか、分かるんでしょうか? まあ、そこは、「まあ、あじみなら」で済ませばいいか。(笑)
15:30~20:15:SoLaMi SMILEのライブ
海ピュー館に来たSoLaMi SMILEの3人は、クマと再会。マスコット達は、プリパラの外には出れなくても、他地域にあるプリパラとの行き来は自由らしいです。
また、ここのプリパラでは、めが姉ぇやめが兄ぃが、関西弁で話します。
らぁら達は、ライブをやって「いいね!」を集める事に。ちなみに、ここでは、「いいね!」は「ええやん!」と表されています。
という事で、コーデチェンジ。コーデは、らぁらは「スタースウィートマリンコーデ」、みれぃは「スタースプラッシュマリンコーデ」、そふぃは「スタークールマリンコーデ」。60話でDressing Pafeの3人が着ていたコーデに似ています。
曲は「トライアングル・スター」。メイキングドラマは、タイトルはよく聞こえませんでしたが、60話の「ウキウキ! フォーチュンリゾート!」のアレンジでした。
そんな訳で、SoLaMi SMILEのライブは新曲ライブでした。2期に入ってからのSoLaMi SMILEの新曲ライブは「ドリームパレード」しかない上、出たのが43話と10か月以上も空きましたので、SoLaMi SMILEのファンの方々にとっては、すごく見応えを感じたのではないかと思います。
また、パンフには、この新曲の歌詞が載っていますので、興味がある方は、ぜひパンフを買って見てみましょう。
20:15~25:00:Dressing Pafeのライブ
Dressing Pafeの3人に近付いてきた、UFOと思われる物体は、飛行船でした。
飛行船からは、めが姉ぇの声が。すぐに、シオン達の前にプリパラの入り口が出てきました。エリパ51のプリパラは、宇宙人から襲われないよう、常に入り口を隠しているようです。プリパラに興味ある宇宙人なんているんだろうか?(笑)
少しして、シオン達はライブをやります。
コーデは、シオンは「プリパラポリスレッツイゴーコーデ」、ドロシーは「プリパラポリスマックスコーデ」、レオナは「プリパラポリスリラックスコーデ」。
曲は「ドリームパレード」。メイキングドラマは、こちらもタイトルはよく聞こえませんでしたが、62話の「Rock'n ジェットショー ONAIR」のアレンジでした。
という事で、Dressing Pafeのライブは、曲は新しいものではありませんでしたが、ダンスは新規でした。とはいえ、このチームが歌う「ドリームパレード」は、SoLaMi SMILEバージョンよりも良かったと思っています。
特に、出だしの「平凡な日々に飽きちゃったのなら」の部分が良かったですね。SoLaMi SMILEバージョンではらぁらが歌っていますが、こちらではシオンが歌っており、らぁらの可愛い歌声と対照的なのがすごく印象に残りました。
また、みれぃパートはレオナが、そふぃパートはドロシーが、それぞれ歌っています。ですので、「チャームポイントはとびっきりのスマイル」はドロシーが歌ってる訳ですね。自分の事が可愛くて仕方ないと思い込んでいるドロシーにそこを歌わせたのは上手いなと思いました。
そんな訳で、Dressing Pafeの「ドリームパレード」は、SoLaMi SMILEバージョンよりも見応えがあり、Dressing Pafeのファンは、ぜひ映画館に足を運んで思いますね。
25:00~29:30:アロマゲドンのライブ
ペジプトのプリパラは、ミイラ姿のめが姉ぇや、ファラオ姿のめが兄ぃが出迎えたりと、エジプト仕様に。
また、語尾にエジプト関連用語をつけています。「そうでスフィンクス」「大注もクレオパトラ」などといったように。ひびきは、ここのプリパラに行きたくないだろうなあ。(笑)
あろまとみかんはライブをやります。
コーデは、あろまは「あおぞらミュージアムアメージングコーデ」、みかんは「ゆうぐれミュージアムアメージングコーデ」。
この2人については、やはり、この曲が安定ですね。また、40話のライブ前にやっていた「あなたを天国に連れて行くの!」「いや、地獄行き。」などといったセリフや、例のポーズがあったのも良かったです。
29:30~30:45:プランス革命
多くのアイドルが「いいね!」を集めているものの、プリパリを覆う暗雲は晴れる事なく、ファルルの様態は悪化していっています。
もし、このままキラキラが失われて、プリパリのシステムが崩壊してしまったら、世界中のプリパラがなくなってしまい、らぁら達はアイドルとして活動する事ができなくなってしまいます。その事をサイリウムパクト越しに聞いて慌てるらぁら達。
そんならぁら達と対照的に、めが兄ぃとめが姉ぇは、冷静に、他のアイドル達の同行を気にします。次に映し出されたアイドルは・・・、
30:45~37:00:分岐コース
ここからは、分岐コースです。この先の展開は、上映日によって異なります。
まだ見ていない分岐コースのネタバレ回避のために、分岐コース感想も分岐させます。以下、分岐コース感想記事のリンクを貼っておきます。ネタバレOKなものについては、下のリンクから該当記事に進んで下さい。
なお、分岐コースが終わっても、全コース共通部分の内容がまだあります。リンク先の記事を読んだ後、簡単にこの続きを読めるよう、別ウィンドウまたは別タブで移動する事をオススメします。
ふわり・あじみのコース
ひびきのコース
親衛隊のコース
ここから先は、分岐コース終了後の全コース共通部分の内容です。ネタバレOKな方は、下にスクロールして下さい。
37:00~43:45:プリパリに到着したらぁら達
こうして、世界各地で「いいね!」を集めながらプリパリを目指すらぁら達。SoLaMi SMILEメンバーとDressing Pafeメンバーは、一足先にプリパリに到着。
果たして、集めた「いいね!」で、ファルルを救う事をできるのか!?
・・・と、のんが実況。今度は、顔見せしました。しかも、アップで「真中のんでした」というセリフのオマケつき。あざといな、さすがのん、あざとい。(笑)
プリパリに着いたらぁら達は、ゾンビのように迫ってくる女の子達を目にします。エッペェル塔から放たれる黒い光が原因で、女の子達からは「絶交オーラ」が出ていました。友情を嫌う作用があるようです。
ドロシーは、自分達に迫ってくる女の子達の怖さに、チャームを振って追い払おうとします。すると、チャームから出た光で、女の子達が正気に戻りました。
その後、らぁら達は、遠く離れた場所から「STG」の信号が出ているのを目にします。
「STG」とは、「スタイリッシュタフガイ(STYLISH TOUGH GUY)」の略。らぁら達は、めが兄ぃが自分達を読んでいる事に気付きます。普通に「SOS」で良くないかい?(笑)
しばらくして、らぁらは、ファルルのいる「ホテルパスティーユ」に到着。すぐに、ガァルルと会いました。ガァルルは、プリパリが危機に陥った真相を話します。
ファルルと大神田校長がプリパリに到着した日、2人はエッペル塔にて、ガァルルと、校長の姉である「大神田プロリア」と対面を果たしました。
プロリアも、グロリアと同じく、お気に入りのクリーナーがあり、名前は「ティファちゃん」。プロリアはティファちゃんが世界一のクリーナだと自負しますが、グロリアは、自分が持っているリナちゃんこそ世界一だと張り合います。
さらに、朝食の好みについても、プロリアはプランスパン、グロリアはグロワッサンが最高だと張り合います。2人の主張は互いに譲る事はなく、ついにケンカにまで発展。
そして、2人は、互いのクリーナーを刀のようにして、剣戟を繰り広げます。少しして、2人の間から黒い霧が広がって、プリパリを覆い、プリパリにいる女の子達は皆、絶交オーラを身にまとい、友達を嫌うようになっていきました。
以上が、プリパリが危機に陥った全容です。
・・・。なんて下らないんだ・・・。こんなどうでもいいふざけた理由で、プリパラが消滅の危機を迎えちゃったなんて・・・。
ファルルが消えちゃいそう、という事から、かなりシリアスな展開が来ると思っていたのに、まさか、壮大なギャグをぶっこんでくるとは・・・。いやー、ホント、酷いですね。良い意味で。(笑)
43:45~49:00:ファルル復活
らぁら達は、ガァルルの案内により、ファルルと沢山のミニファルルが眠っている部屋に着きました。
らぁら達は、これまでのライブで集めた「いいね!」の光をファルルにかざします。しかし、6人の力をもってしても、ファルルは目覚めません。もはやこれまでかと、らぁら達に諦めムードが漂います。
しかし、その直後、まだ諦めるのは早いと、あろまの声が聞こえてきました。
あろまだけでありません。みかん、ふわり、あじみ、そふぃ親衛隊など、沢山のアイドルが、この部屋に集結しました。
すぐに、あろま達は、ライブで集めた「いいね!」の光をファルルに当てます。大量の「いいね!」を受け取ったファルルは目覚めました。ミニファルル達も復活。
49:00~54:00:オールアイドル組曲
ファルルが復活しましたので、後は、ライブをやって、大神田姉妹の怒りを鎮めるだけ。
という事で、らぁら達は、コーデチェンジ。ライブに出るアイドルとコーデの組み合わせは、次の通りでした。
らぁら、ファルル、ガァルル → プリパリパステルコーデ
みれぃ、ドロシー、レオナ → プリパリトリコロールコーデ
そふぃ、シオン、あろま → プリパリクラシックコーデ
みかん、ふわり、あじみ → プリパリレモンコーデ
12人が歌う曲は、「オールアイドル組曲 プリシャス♪」。
歌い始めてから少しして、12人はエアリーチェンジ。さらに、サイリウムチェンジからあふれ出る光で、プリパリの暗雲を晴らし、巨大化した大神田姉妹も元に戻りました。
54:00~55:45:平和に戻ったプリパリ
らぁら達のライブにより、プリパリは華やかさを取り戻しました。大神田姉妹も、互いの価値観を認め合い、仲直り。
ファルルはらぁらに、プリパリを助けてくれた事に感謝して、一件落着。最後は、アイドル全員で「かしこまっ!」。
55:45~59:30:エンディング
エンディングは、昨年2回の劇場版と同じく、ゲーム準拠画面で、沢山のマイキャラがランウェイ。
曲は、「チキンLINE」。歌い手は、SKE48。
59:30~60:00:新アイドル顔見せ
最後は、昨年春の劇場版同様、4月から新たに登場するアイドルが顔見せしました。残念ながら、昨年のあろま&みかんのように、セリフはありませんでしたが。
既に公式ホームページでも紹介されていますが、3期からの新アイドルは3人おり、名前は「じゅのん」「ぴのん」「かのん」。
この3人、「トライアングル」というチームを組んでいます。3人のキャラ設定は、次の通りです。
じゅのん → 超絶クールなアイドル。プリパラアイドルとしてのクールを極め、No.1を宣言する。
ぴのん → 「トライアングル」のポップ担当。「ぴのん星からやってきたお姫様」を自称するトゥインクルアイドル。
かのん → 「トライアングル」のリーダー的存在でラブリー系の王道アイドル。イメージは「お花の妖精」だが、可愛い態度の裏にどこか挑発的なところがちらほら見え隠れする。得意技(?)はカメラ目線の「かのペロ!」。
2か月くらい前にじゅのんが紹介された時には、正体はのんじゃないかという噂がありましたが、私としては、かのんがのんのような気がしますね。
しっかり者ののんなら、リーダー的存在でもおかしくないですし、あざとさに定評のあるのんなら、「かのペロ!」が得意技でも納得しちゃいますし(笑)。まあ、でも、のんは、プリパラアイドルに直に会えない事が、良いストーリーを作っている感じがしますので、3期もプリチケが届かなくていいかな、と思ってたりもしています。
これにて、劇場版プリパラ「み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」は終了です。
【まとめ】
らぁらとファルルの熱い友情を期待していたら、どんでもないギャグ映画だった。
今回の劇場版の感想を簡単に言ってしまえば、こうですね(笑)。森脇真琴さん監督、ふでやすかずゆきさん脚本と、ギャグ成分はそれなりにあるだろうなと思ってはいましたが、予想以上でした。
そのため、らぁらとファルルの友情話をガチで期待された方には、残念に感じてしまうかも。その一方、ふでやすさんが脚本を担当した82話のノリが大好きな方は、見る価値が大いにあります! ぜひ、映画館に足を運んで、大爆笑しましょう!(笑)
特に面白かったのは、プリパリに混乱を招いたのが大神田姉妹だった事ですね。
昨年10月に、今回の劇場版は、ファルルを救うストーリーだと知り、ずっと、「何!? ファルルにどんなピンチが訪れるんだ!?」とドキドキしていましたが、ふたを開けてみたら、どうでもいい価値観からのケンカだったという下らなさに大笑いしました。
真相を知った時には、「何だよ、この2人。ロクでなし姉妹じゃねーか!」「2人のケンカで、プリパラ消滅の危機に陥るとか、ねーよ!」「まさかこんなところでギャグを入れてくるとか、さすが『プリパラ』!」などと、ツッコミどころ満載でした。(笑)
いやー、森脇監督、ふでやす脚本の真髄を見たような気がしましたね。プリキュア映画ではマネできなさそうな、ギャグの使いどころには感服しました。
そのロクでなし姉妹の姉である大神田プロリアといえば、デヴィ夫人が声役を演じていましたが、名演技だったと思います。
これぞグロリアのお姉さんって感じましたね。語尾の「プロ」も完璧でした。
デヴィ夫人は、今回が声優初挑戦だったようですが、とてもそうとは思えませんでしたね。
芸能人声役といえば、ミニファルル役を演じた川栄李奈さんもいますが、こちらは残念でした。
声役が上手かったか下手だったか以前に、セリフがたった一言しかなく、声を当てられた時間が10秒にも満たなかったのが良くなかったですね。昨年8月にAKB48を卒業後、女優として軌道に乗っている彼女を、たった一言のためだけに起用するのは、あまりにも失礼なんじゃないかと感じました。
芸能人を声役として起用したのであれば、ストーリーの根幹にかかわるほどの重要なキャラを演じさせてほしいものですね。
とまあ、少々の不満はあったものの、全体としてはかなり面白かったと感じています。面白さの方向は予想と異なりましたが、これはこれで十分楽しめました。
今年の秋も、また劇場版がありそうな気がしますが、その時は、今回のようなギャグ映画でも、昨年秋のようなライブ総集編でも、楽しんで鑑賞したいと思います。
という事で、劇場版プリパラ「み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」の感想は、これで以上です。
相変わらず長々と書きましたが、ここまで読んでいただき、本当に、ありがとうございました!
また、スタッフ様も、この映画の制作、お疲れ様でした! そして、感動をありがとうございました!!
今月12日、劇場版プリパラ「み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」を見に行ってきました!
まずは、入場者プレゼントである、「プリパリトリコロールトップス」のプリチケをゲット!
もちろん、ゲームのプリチケと同じく、マイチケとトモチケに分割できます。
「プリパリトリコロールトップス」のマイチケ
「プリパリレモンコーデ」のあじみのトモチケ
「プリパリレモンコーデ」のふわりのトモチケ。あじみのトモチケの裏面に描かれています。
当然、いずれも、ゲームで使用できます。コーデチェンジの時に、このマイチケをスキャンすれば、プリパリトリコロールトップスを着させられますし、チーム結成の時に、トモチケをスキャンすれば、プリパリレモンコーデのあじみ(ふわり)がゲームに登場します。
21日には、入場者プレゼント第2弾もゲットしました! こちらは、「プリパリトリコロールスカート」のプリチケです。
「プリパリトリコロールスカート」のマイチケ
86話のライブで着ていた「かれいなるジェットレッドコーデ」のひびきのトモチケ
「プリパリトリコロールコーデ」のドロシーのトモチケ。ひびきのトモチケの裏面に描かれています。
26日には、入場者プレゼント第3弾もゲットしました! こちらは、「プリパリトリコロールシューズ」のプリチケと「プリパリトリコロールヘアアクセ」のガチャチケです。
「プリパリトリコロールシューズ」のマイチケ
「プリパリトリコロールヘアアクセ」のガチャチケ
「ユニコーンファンシーコーデ」のファルルのトモチケ。ガチャチケの裏面に描かれています。
ゲットした入場者プレゼントをゲームでスキャンすると、こうなります。
入場者プレゼント第1弾&第2弾については、再配布の予定はないようですが、第3弾については、4週目以降も映画館によってはゲットできる可能性があります。
入場者プレゼントをゲットした方は、ぜひ、ゲームでスキャンしてみましょう!
前置きが長くなっちゃいましたね。それでは、そろそろ、劇場本編の感想に入ります。ネタバレが嫌な人は、くれぐれも注意して下さい。
また、今回の映画は、途中でコースが分岐しますが、こちらは、全コース共通部分の内容しか載せていません。分岐コースの内容は別記事に載せているため、まだ見てない分岐コースがあっても、この記事でネタバレする事はありませんので、ご安心下さい。
さらに、TV本編で流れた劇場告知映像のキャプチャー画像を混ぜつつ、書いていきます。映画を見る予定はないけど、ネタバレOKな方は、画像を見て臨場感を味わっていただければ、と思います。
準備はよろしいでしょうか? それでは、感想に入ります! 準備OKな方は、下にどんどんスクロールして下さい!
1:00~2:45:オープニング
オープニング曲は「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」。歌い手は、らぁら。
「み~んな友達! み~んなアイドル!」を格言として掲げているらぁららしい曲ですね。誕生日回であった71話エンディングは、これでも良かったと思うくらいです。パンフには歌詞が載っていますので、気になる方は、パンフを買ってみて下さい。
3:00~9:00:ファルルからのSOS
らぁら達は今日も、多くの友達と会っては楽しい時間を過ごしますが、突如現れためが姉ぇとめが兄ぃにより、ある渓谷へと移動させられました。
らぁら達が来たのは、「グランドプリパラキャニオン」。めが兄ぃは、プリパリに行ってファルルを救ってほしいと言います。
画像は、85話オープニングより
「ファルルを救ってほしい」とは、どういう事なのか? ファルルは先日、新しく生まれたミニファルルを育てるために、大神田校長と一緒にプリパリに向かったばかりです。 画像は、85話オープニングより
ところが、今、事態は一転してます。めが兄ぃホログラメーションによると、プリパリは、黒い雲に覆われていました。 画像は、87話オープニングより
しかも、これにより、プリパリからキラキラがなくなりそうで、ファルルの様態も悪化しています。この事態を見たらぁら達はすぐに、ファルルを助けたいと一致団結。
その後、らぁら達には、「プリメカ」という乗り物が与えられ、それぞれ色んな乗り物に乗って、プリパリを目指す事になります。プリパリとの連絡が途絶えたため、プリコプター、プリレールなどといった移動手段が使えず、プリメカで移動するしかありません。
なお、今いるグランドプリパラキャニオンは、プリパリへの近道との事。らぁら達をここに来させたのは、そのためです。
そして、らぁら達は、スタートラインに立ち、プリパリに向かいます。
画像は、85話オープニングより
ちなみに、各アイドルが乗ったプリメカは次のとおりです。パンフには、プリメカと、メカデザインを手がけた大河原邦男さんのインタビューが載っていますので、気になりましたらパンフを買って見てみましょう。
らぁら、みれぃ、そふぃ → 3人乗りバイク
クマの顔が前面にある3人乗りバイク。メカデザインのハンドルにハートを取り入れて、可愛さを表現しています。
シオン、ドロシー、レオナ → サイドカーつきバイク
ロック魂を感じさせるバイク。76話エンディングにも、3人が乗っているシーンが出てますね。
そふぃ親衛隊 → そふぃダンジリ屋台
そふぃの顔を模したダンジリ。そふぃ親衛隊の物理隊長・ちゃん子がダンジリを引っ張って移動します。移動に労力がかかりそうな上、プリパリに着くのもビリになりそうな気がするんですが(笑)。ちなみに、大河原さんは、これが最も気に入っているメカらしいです。
なお、栄子 → ゴーカート
「マッハGoGoGo」のマッハ号のパロディ。サイドに星の飾り、シートにリボンと、可愛く仕立てられています。
栃乙女愛 → タイヤつきウインドサーフィン
85話オープニングにも出ていますね。セイルの部分に「愛」とあるのが特徴。ちなみに、最初は「LOVE」にするつもりだったようです。
ななみ → 改造バイク
これといって特色のない1人乗り用バイク。乗り物よりも、相変わらず「キュピコン」しか言わないななみの方がインパクトあります。(笑)
あじみ → オーニソプター(羽ばたき飛行機)
76話エンディングにも出ていますね。あじみのスカートをモチーフにした翼が特徴です。
他には、ふわりはヤギで、ハロウィン回であった17話や68話のゲストキャラであった蘭たんは、タケコプターみたいなもので、それぞれ移動しています。
どのアイドルも、順調にプリパリに向かっていますが、ファルルが言っていた「キラキラ」、つまり、「いいね!」を集める事も求められます。世界各地でライブをやって「いいね!」をゲットしながらプリパリに向かってほしいと、めが兄ぃは全アイドルに呼びかけます。
9:00~15:30:世界各地に飛ばされたアイドル達
しばらくして、らぁら達は、大きな気球を目にしました。気球に乗っているのは、あろまとみかん。
あろまは、あるスイッチを取り出します。このスイッチをポチっと押せば大爆発が起きるとの事。無事平穏にプリパリに着いてしまっては面白くないと思ったので作ったようです。
これをみかんがポチっと押して、大爆発。あろまとみかんも含めて、アイドル達は、世界各地に吹っ飛ばされましたとさ。
・・・と、のんが声で解説。こうまでして映画に出演したいとか、のん、あざといなあ。(笑)
らぁら、みれぃ、そふぃが飛ばされた先は「オオサカ・プ」。「海ピュー館」というところに、プリパラがあります。
オオサカ・プって何だよ。確かに、大阪は、国内では東京に次いで大都市ではありますが、「府」を半濁音にするんかい。大都市を舞台にするのであれば、「福岡」をもじって「プクオカ」の方がいい気がするのですが。まあ、千葉県民の私としては、「チパ」にしてほしかったですけどね。(笑)
シオン、ドロシー、レオナが飛ばされた先は、USペーにある「エリパ51」という所。3人の近くに、UFOと思われる物体が近付いてきました。
画像は、85話オープニングより
あろま、みかんは、ペジプトに飛ばされていました。海の向こうにプリパラがあるようで、どうしたらいいか悩むあろま。
それとは対照的に、みかんは暢気に肉まんを食べていました。近くに生えている長いもも食べようとしていましたが、これは、長いもではなく、杖。
杖を手にしたみかんは、どういう訳か力がみなぎり、杖を海にかざすと、海が割れました。さらに、海の中には、プリパラがありました。
ふわりは、パルプスに飛ばされて、帰郷した形となりました。
あじみは大西洋。サイリウムパクトでハムと連絡をとり、どの方角へ進めばプリパリに着くのか教えてもらいました。
ハムは何もしゃべってないのに、どう行けばいいか、分かるんでしょうか? まあ、そこは、「まあ、あじみなら」で済ませばいいか。(笑)
15:30~20:15:SoLaMi SMILEのライブ
海ピュー館に来たSoLaMi SMILEの3人は、クマと再会。マスコット達は、プリパラの外には出れなくても、他地域にあるプリパラとの行き来は自由らしいです。
また、ここのプリパラでは、めが姉ぇやめが兄ぃが、関西弁で話します。
らぁら達は、ライブをやって「いいね!」を集める事に。ちなみに、ここでは、「いいね!」は「ええやん!」と表されています。
という事で、コーデチェンジ。コーデは、らぁらは「スタースウィートマリンコーデ」、みれぃは「スタースプラッシュマリンコーデ」、そふぃは「スタークールマリンコーデ」。60話でDressing Pafeの3人が着ていたコーデに似ています。
曲は「トライアングル・スター」。メイキングドラマは、タイトルはよく聞こえませんでしたが、60話の「ウキウキ! フォーチュンリゾート!」のアレンジでした。
そんな訳で、SoLaMi SMILEのライブは新曲ライブでした。2期に入ってからのSoLaMi SMILEの新曲ライブは「ドリームパレード」しかない上、出たのが43話と10か月以上も空きましたので、SoLaMi SMILEのファンの方々にとっては、すごく見応えを感じたのではないかと思います。
また、パンフには、この新曲の歌詞が載っていますので、興味がある方は、ぜひパンフを買って見てみましょう。
20:15~25:00:Dressing Pafeのライブ
Dressing Pafeの3人に近付いてきた、UFOと思われる物体は、飛行船でした。
飛行船からは、めが姉ぇの声が。すぐに、シオン達の前にプリパラの入り口が出てきました。エリパ51のプリパラは、宇宙人から襲われないよう、常に入り口を隠しているようです。プリパラに興味ある宇宙人なんているんだろうか?(笑)
少しして、シオン達はライブをやります。
コーデは、シオンは「プリパラポリスレッツイゴーコーデ」、ドロシーは「プリパラポリスマックスコーデ」、レオナは「プリパラポリスリラックスコーデ」。
曲は「ドリームパレード」。メイキングドラマは、こちらもタイトルはよく聞こえませんでしたが、62話の「Rock'n ジェットショー ONAIR」のアレンジでした。
という事で、Dressing Pafeのライブは、曲は新しいものではありませんでしたが、ダンスは新規でした。とはいえ、このチームが歌う「ドリームパレード」は、SoLaMi SMILEバージョンよりも良かったと思っています。
特に、出だしの「平凡な日々に飽きちゃったのなら」の部分が良かったですね。SoLaMi SMILEバージョンではらぁらが歌っていますが、こちらではシオンが歌っており、らぁらの可愛い歌声と対照的なのがすごく印象に残りました。
また、みれぃパートはレオナが、そふぃパートはドロシーが、それぞれ歌っています。ですので、「チャームポイントはとびっきりのスマイル」はドロシーが歌ってる訳ですね。自分の事が可愛くて仕方ないと思い込んでいるドロシーにそこを歌わせたのは上手いなと思いました。
そんな訳で、Dressing Pafeの「ドリームパレード」は、SoLaMi SMILEバージョンよりも見応えがあり、Dressing Pafeのファンは、ぜひ映画館に足を運んで思いますね。
25:00~29:30:アロマゲドンのライブ
ペジプトのプリパラは、ミイラ姿のめが姉ぇや、ファラオ姿のめが兄ぃが出迎えたりと、エジプト仕様に。
また、語尾にエジプト関連用語をつけています。「そうでスフィンクス」「大注もクレオパトラ」などといったように。ひびきは、ここのプリパラに行きたくないだろうなあ。(笑)
あろまとみかんはライブをやります。
コーデは、あろまは「あおぞらミュージアムアメージングコーデ」、みかんは「ゆうぐれミュージアムアメージングコーデ」。
画像は、54話より
曲は、「でび&えん☆Reversible- Ring」。メイキングドラマは、「しんぴのアメージングミュージアム!」。画像は、54話より
この2人については、やはり、この曲が安定ですね。また、40話のライブ前にやっていた「あなたを天国に連れて行くの!」「いや、地獄行き。」などといったセリフや、例のポーズがあったのも良かったです。
29:30~30:45:プランス革命
多くのアイドルが「いいね!」を集めているものの、プリパリを覆う暗雲は晴れる事なく、ファルルの様態は悪化していっています。
画像は、87話オープニングより
めが姉ぇとめが兄ぃは、このプリパリの危機と混乱を「プランス革命」と命名。何でもかんでも「革命」ってつけりゃいいってもんじゃねーぞ!(笑)もし、このままキラキラが失われて、プリパリのシステムが崩壊してしまったら、世界中のプリパラがなくなってしまい、らぁら達はアイドルとして活動する事ができなくなってしまいます。その事をサイリウムパクト越しに聞いて慌てるらぁら達。
そんならぁら達と対照的に、めが兄ぃとめが姉ぇは、冷静に、他のアイドル達の同行を気にします。次に映し出されたアイドルは・・・、
30:45~37:00:分岐コース
ここからは、分岐コースです。この先の展開は、上映日によって異なります。
まだ見ていない分岐コースのネタバレ回避のために、分岐コース感想も分岐させます。以下、分岐コース感想記事のリンクを貼っておきます。ネタバレOKなものについては、下のリンクから該当記事に進んで下さい。
なお、分岐コースが終わっても、全コース共通部分の内容がまだあります。リンク先の記事を読んだ後、簡単にこの続きを読めるよう、別ウィンドウまたは別タブで移動する事をオススメします。
ふわり・あじみのコース
ひびきのコース
親衛隊のコース
ここから先は、分岐コース終了後の全コース共通部分の内容です。ネタバレOKな方は、下にスクロールして下さい。
37:00~43:45:プリパリに到着したらぁら達
こうして、世界各地で「いいね!」を集めながらプリパリを目指すらぁら達。SoLaMi SMILEメンバーとDressing Pafeメンバーは、一足先にプリパリに到着。
果たして、集めた「いいね!」で、ファルルを救う事をできるのか!?
・・・と、のんが実況。今度は、顔見せしました。しかも、アップで「真中のんでした」というセリフのオマケつき。あざといな、さすがのん、あざとい。(笑)
プリパリに着いたらぁら達は、ゾンビのように迫ってくる女の子達を目にします。エッペェル塔から放たれる黒い光が原因で、女の子達からは「絶交オーラ」が出ていました。友情を嫌う作用があるようです。
ドロシーは、自分達に迫ってくる女の子達の怖さに、チャームを振って追い払おうとします。すると、チャームから出た光で、女の子達が正気に戻りました。
その後、らぁら達は、遠く離れた場所から「STG」の信号が出ているのを目にします。
「STG」とは、「スタイリッシュタフガイ(STYLISH TOUGH GUY)」の略。らぁら達は、めが兄ぃが自分達を読んでいる事に気付きます。普通に「SOS」で良くないかい?(笑)
しばらくして、らぁらは、ファルルのいる「ホテルパスティーユ」に到着。すぐに、ガァルルと会いました。ガァルルは、プリパリが危機に陥った真相を話します。
ファルルと大神田校長がプリパリに到着した日、2人はエッペル塔にて、ガァルルと、校長の姉である「大神田プロリア」と対面を果たしました。
大神田プロリア
プロリアは、プランスのパプリカ学園の校長。大神田姉妹は、久々の再会に喜びます。プロリアも、グロリアと同じく、お気に入りのクリーナーがあり、名前は「ティファちゃん」。プロリアはティファちゃんが世界一のクリーナだと自負しますが、グロリアは、自分が持っているリナちゃんこそ世界一だと張り合います。
さらに、朝食の好みについても、プロリアはプランスパン、グロリアはグロワッサンが最高だと張り合います。2人の主張は互いに譲る事はなく、ついにケンカにまで発展。
そして、2人は、互いのクリーナーを刀のようにして、剣戟を繰り広げます。少しして、2人の間から黒い霧が広がって、プリパリを覆い、プリパリにいる女の子達は皆、絶交オーラを身にまとい、友達を嫌うようになっていきました。
以上が、プリパリが危機に陥った全容です。
・・・。なんて下らないんだ・・・。こんなどうでもいいふざけた理由で、プリパラが消滅の危機を迎えちゃったなんて・・・。
ファルルが消えちゃいそう、という事から、かなりシリアスな展開が来ると思っていたのに、まさか、壮大なギャグをぶっこんでくるとは・・・。いやー、ホント、酷いですね。良い意味で。(笑)
43:45~49:00:ファルル復活
らぁら達は、ガァルルの案内により、ファルルと沢山のミニファルルが眠っている部屋に着きました。
らぁら達は、これまでのライブで集めた「いいね!」の光をファルルにかざします。しかし、6人の力をもってしても、ファルルは目覚めません。もはやこれまでかと、らぁら達に諦めムードが漂います。
しかし、その直後、まだ諦めるのは早いと、あろまの声が聞こえてきました。
あろまだけでありません。みかん、ふわり、あじみ、そふぃ親衛隊など、沢山のアイドルが、この部屋に集結しました。
すぐに、あろま達は、ライブで集めた「いいね!」の光をファルルに当てます。大量の「いいね!」を受け取ったファルルは目覚めました。ミニファルル達も復活。
49:00~54:00:オールアイドル組曲
ファルルが復活しましたので、後は、ライブをやって、大神田姉妹の怒りを鎮めるだけ。
という事で、らぁら達は、コーデチェンジ。ライブに出るアイドルとコーデの組み合わせは、次の通りでした。
らぁら、ファルル、ガァルル → プリパリパステルコーデ
みれぃ、ドロシー、レオナ → プリパリトリコロールコーデ
そふぃ、シオン、あろま → プリパリクラシックコーデ
みかん、ふわり、あじみ → プリパリレモンコーデ
12人が歌う曲は、「オールアイドル組曲 プリシャス♪」。
歌い始めてから少しして、12人はエアリーチェンジ。さらに、サイリウムチェンジからあふれ出る光で、プリパリの暗雲を晴らし、巨大化した大神田姉妹も元に戻りました。
54:00~55:45:平和に戻ったプリパリ
らぁら達のライブにより、プリパリは華やかさを取り戻しました。大神田姉妹も、互いの価値観を認め合い、仲直り。
ファルルはらぁらに、プリパリを助けてくれた事に感謝して、一件落着。最後は、アイドル全員で「かしこまっ!」。
55:45~59:30:エンディング
エンディングは、昨年2回の劇場版と同じく、ゲーム準拠画面で、沢山のマイキャラがランウェイ。
曲は、「チキンLINE」。歌い手は、SKE48。
59:30~60:00:新アイドル顔見せ
最後は、昨年春の劇場版同様、4月から新たに登場するアイドルが顔見せしました。残念ながら、昨年のあろま&みかんのように、セリフはありませんでしたが。
既に公式ホームページでも紹介されていますが、3期からの新アイドルは3人おり、名前は「じゅのん」「ぴのん」「かのん」。
左から、じゅのん、ぴのん、かのん。
この3人、「トライアングル」というチームを組んでいます。3人のキャラ設定は、次の通りです。
じゅのん → 超絶クールなアイドル。プリパラアイドルとしてのクールを極め、No.1を宣言する。
ぴのん → 「トライアングル」のポップ担当。「ぴのん星からやってきたお姫様」を自称するトゥインクルアイドル。
かのん → 「トライアングル」のリーダー的存在でラブリー系の王道アイドル。イメージは「お花の妖精」だが、可愛い態度の裏にどこか挑発的なところがちらほら見え隠れする。得意技(?)はカメラ目線の「かのペロ!」。
2か月くらい前にじゅのんが紹介された時には、正体はのんじゃないかという噂がありましたが、私としては、かのんがのんのような気がしますね。
しっかり者ののんなら、リーダー的存在でもおかしくないですし、あざとさに定評のあるのんなら、「かのペロ!」が得意技でも納得しちゃいますし(笑)。まあ、でも、のんは、プリパラアイドルに直に会えない事が、良いストーリーを作っている感じがしますので、3期もプリチケが届かなくていいかな、と思ってたりもしています。
これにて、劇場版プリパラ「み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」は終了です。
【まとめ】
らぁらとファルルの熱い友情を期待していたら、どんでもないギャグ映画だった。
今回の劇場版の感想を簡単に言ってしまえば、こうですね(笑)。森脇真琴さん監督、ふでやすかずゆきさん脚本と、ギャグ成分はそれなりにあるだろうなと思ってはいましたが、予想以上でした。
そのため、らぁらとファルルの友情話をガチで期待された方には、残念に感じてしまうかも。その一方、ふでやすさんが脚本を担当した82話のノリが大好きな方は、見る価値が大いにあります! ぜひ、映画館に足を運んで、大爆笑しましょう!(笑)
特に面白かったのは、プリパリに混乱を招いたのが大神田姉妹だった事ですね。
昨年10月に、今回の劇場版は、ファルルを救うストーリーだと知り、ずっと、「何!? ファルルにどんなピンチが訪れるんだ!?」とドキドキしていましたが、ふたを開けてみたら、どうでもいい価値観からのケンカだったという下らなさに大笑いしました。
真相を知った時には、「何だよ、この2人。ロクでなし姉妹じゃねーか!」「2人のケンカで、プリパラ消滅の危機に陥るとか、ねーよ!」「まさかこんなところでギャグを入れてくるとか、さすが『プリパラ』!」などと、ツッコミどころ満載でした。(笑)
いやー、森脇監督、ふでやす脚本の真髄を見たような気がしましたね。プリキュア映画ではマネできなさそうな、ギャグの使いどころには感服しました。
そのロクでなし姉妹の姉である大神田プロリアといえば、デヴィ夫人が声役を演じていましたが、名演技だったと思います。
これぞグロリアのお姉さんって感じましたね。語尾の「プロ」も完璧でした。
デヴィ夫人は、今回が声優初挑戦だったようですが、とてもそうとは思えませんでしたね。
芸能人声役といえば、ミニファルル役を演じた川栄李奈さんもいますが、こちらは残念でした。
声役が上手かったか下手だったか以前に、セリフがたった一言しかなく、声を当てられた時間が10秒にも満たなかったのが良くなかったですね。昨年8月にAKB48を卒業後、女優として軌道に乗っている彼女を、たった一言のためだけに起用するのは、あまりにも失礼なんじゃないかと感じました。
芸能人を声役として起用したのであれば、ストーリーの根幹にかかわるほどの重要なキャラを演じさせてほしいものですね。
とまあ、少々の不満はあったものの、全体としてはかなり面白かったと感じています。面白さの方向は予想と異なりましたが、これはこれで十分楽しめました。
今年の秋も、また劇場版がありそうな気がしますが、その時は、今回のようなギャグ映画でも、昨年秋のようなライブ総集編でも、楽しんで鑑賞したいと思います。
という事で、劇場版プリパラ「み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」の感想は、これで以上です。
相変わらず長々と書きましたが、ここまで読んでいただき、本当に、ありがとうございました!
また、スタッフ様も、この映画の制作、お疲れ様でした! そして、感動をありがとうございました!!
コメント、ありがとうございます!
この映画では、まだサイリウムパクトだったかと。
ロゼットパクトが出てくるのは、ジュルルが登場する3期に入ってからで、映画が公開された頃は2期でしたので、ここでロゼットパクトが出てきたらフライングになっちゃいますね。
プリチケ全体については、マイチケ側のQRコードを塗り潰す事しか頭になく、トモチケ側の事は、すっかり失念していました。すいません。
コメント、ありがとうございます!
MiriAさんは、北海道出身、もしくは、在住ですか。
私は、北海道に行った事がなく、このコメントをもらって、北海道に行ってみたい気持ちが強まりました。
札幌のプリパラなら、サッパラよりパッポロの方が、語呂が良いかも。北海道のプリパラですと、パコダテ(函館)、パッカナイ(稚内)もアリだと思いますね。
今回の映画の小説版は、ググってみたところ、確かにあるようですね。
小説版のあじみについては、アニメでは何を言っているのかよく分からないセリフが文字で書き起こされると思うと、ありがたいところですが、とても先生とは思えないハチャメチャな動きが見れないとなると、一長一短かも? まあ、何にしても、いつか買って読んでみたいものです。
隠した方がいいと思います!
というわけで。
今回の劇場版ですが、脚本を担当したふでやすかずゆきさんがみずから書いたジュニアノベル版も発売されています。 小説化に当たって多少場面進行や表現に差違があるようですが、併せて読むとより映画を楽しめるかと。
…活字でみるあじみ先生の語尾ネタは、あまりにもカオスすぎました(笑)