「Go!プリンセスプリキュア」第9話「幕よあがれ! 憧れのノーブルパーティ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日は、ノーブルパーティー当日。はるかは、前話作り上げたドレスを着て、上機嫌です。
その頃、みなみは、パーティー準備の指示を行っていました。他の生徒会メンバーが、後は自分達に任せてほしいと言うものの、みなみは、積極的に仕事に取り組みます。
一方、ディスダークでは、クローズがディスピアに呼ばれていました。ディスピアは、汚名返上のチャンスを与えると言います。
しかし、これが最後。もし失敗したら・・・。後がないクローズは、何としてもプリキュアを倒して、ドレスアップキーを奪取すると意気込みます。
オープニングは、通常バージョンに戻りました。
という事で、オープニングの主題歌紹介部分の画像の変化を挙げましょう。今回は、シャムールと、ゆうきが加わりました。
~ Aパート ~
少しして、多くの生徒達がパーティーホールへと集まりました。
パフの髪型も可愛くアレンジして、はるかもパーティーホールへと急ぎます。
しかし、風紀委員長のれいこに、廊下を走らないよう注意されます。ですが、パフの可愛さにこの笑顔。
れいこは、パフやアロマのパーティーホールへの出入りを認めます。
そして、はるかとゆいは、会場に到着。会場の華やかな雰囲気に、はるかははしゃぎます。
その後、きららもやって来ました。
直後、みなみが、生徒会長として、パーティーのあいさつを行いました。あまりの美しさに、生徒達は見とれます。
そして、乾杯。
ノーブルパーティーが始まりました。
華やかなパーティーに、はるかは感動します。
中には、バーテンダーのようなシェイクを披露する人も。これをやっているのは、寮母の白金。
中学生のパーティーですので、作っていたのは、お酒ではなく、ミックスジュース。かなりの美味しさでした。
その後、はるか達はビュッフェで、料理を美味しくいただきます。この料理は、料理部が腕を奮って作ったものです。
これが、中学生のパーティーだっていうんですから、本当にすごいですよね。しかも、学園創立から毎年行われている伝統行事である事を考えると、ここの学費って、とんでもなく高そう。この学園の学費を聞いたら、腰を抜かしそうで、ちょっと興味がありますね。(笑)
からあげを取ろうとしたところ、ゆうきと対面します。
ゆうきは、はるかのドレス姿に見とれるものの、馬子にも衣装だと、からかいます。直後、ゆうきは、ファンの女の子達に連れられます。
料理を沢山食べて幸せ一杯のはるか。
ですが、みなみの姿がありません。そう思ったところに、せいらとあやかがやって来ました。
せいらは、みなみはやる事がある、と言います。その「やる事」とは、パーティーの準備や進行。
みなみの頑張り過ぎなところに、オープニング前に出てきた男子生徒2人は呆れていました。
2人の名前は「今川 シュウ」に「古芝 ナオト」。シュウは生徒会副会長で男子寮の代表も務めています。ナオトは書記。
その後、ダンスタイムが近付いて来ました。はるかは、ダンスはパーティーの華だと、待ち遠しく感じています。
社交ダンスは、授業で習ったためにバッチリ。しかし、踊っている途中、転びそうになります。
そこを、みなみが助けます。
その後、はるかは、みなみに迷惑をかけた事に謝り、みなみは生徒会の仕事を頑張っているのに、自分は楽しみ過ぎていて申し訳ない、と反省します。
ですが、みなみは、はるかが気にする事じゃないとフォローし、そもそも生徒会長が大変だと思った事はない、と言います。
「私のお父様やお兄様は、私よりずっとすごくて、会社で沢山立派な仕事をしているわ。私はいつか2人のような大人になりたい。そのためには、このくらいの仕事はこなせないとダメなの。」
「それが、みなみさんの夢ですか?」
「夢? そうね・・・。」
その後、はるかは、みなみの役に立ちたい、と言い、みなみは、はるかの心遣いに感謝します。
それと同時に、ダンスタイムの時が来ました。
その頃、映画部部員が、パーティーの映像を撮る事に不満を感じていました。
そこに、クローズが目を付けます。クローズは、この男子生徒を絶望の檻に閉じ込め、ゼツボーグを召喚します。
何だよ、その「オレ参上!」って。「仮面ライダー電王」リスペクトですか?(笑)
クローズは、今日こそプリキュア達を絶望に陥れると気合いを入れますが、ゼツボーグがカットを入れます。
なかなか空気の読めるゼツボーグですな。こういうの、大歓迎ですよ!(笑)
その直後、パーティーホールの電気が消えました。
生徒達は皆、パーティーホールを出ます。電気が消えたのは、パーティーホールだけのようです。電気をつけるには、倉庫にある配電盤をチェックするしかない、とナオトは言います。
倉庫と聞いて、他の生徒達は、学園の七不思議の場所だと言います。お化けが出るとか。
みなみは、シュウとナオトと一緒に倉庫へ向かいます。
倉庫に向かう途中、シュウとナオトは、きっと誰かのイタズラだとか、お化けなんていない、と話しますが、みなみは、今日のパーティは皆が楽しみにしていたのだから、ムダなおしゃべりはやめるよう、注意します。
~ Bパート ~
少しして、倉庫に到着。やはり、配電盤のホールの電源がオフになっていたようです。
ですが、その直後、背後にお化けが現れました。
シュウとナオトは、誰かのイタズラだと言って、捕まえようとしますが、柱に激突して、気絶してしまいます。
これは、ゼツボーグの仕業。その後、ゼツボーグは、みなみにもお化けを近付けさせます。
すると、みなみは怖がります。この事態に、クローズは驚きます。
クローズ、お前、驚き過ぎだろ。お前の驚きっぷりに、「ウソだろ!?」だわ。(笑)
一方、はるか達は、みなみ達がなかなか戻ってこない事に心配します。
せいらは、自分も行った方が良かった、と言います。というのは、小学生の時に、肝試しで、せいらが脅かし過ぎて、みなみを泣かせてしまったため。
それ以来、みなみは、お化けが苦手になっちゃったようです。
ですが、怖がってばかりはいられません。みなみは変身します。
しかし、プリキュアに変身したところで、お化けが苦手なのは変わらず。ゼツボーグは、お化けを出して、マーメイドをひるませます。
少しして、はるかときららが助けに来ました。2人も変身します。ここで攻撃をやめるあたり、やはり、今回のゼツボーグは、ちゃんと空気を読める、いいヤツですね。(笑)
その後、ゼツボーグの相手はトゥインクルが引き受け、フローラはマーメイドをフォローします。
「情けないところを見られてしまったわね。みんなのために戦わなきゃいけない。でも、仕方がないじゃない。怖いものは、怖いのよ・・・。」
その直後、トゥインクルは、メガホンに閉じ込められてしまいます。すぐさま、ゼツボーグは大量のオバケをマーメイドに近付けます。
おびえるマーメイドに、フローラは手を重ねます。
「私、小さい頃、夜が怖い時とか寂しい時とか、いつもお母さんにこうしてもらっていたんです。今日は私、学園のプリンセスを守るナイトになります!」
「フローラ・・・。」
「行きましょう!」
「ええ!」
その後、2人は力を合わせて戦い、ゼツボーグを追い詰めます。そして、最後は、マーメイドがマーメイドリップルで、ゼツボーグを浄化します。
クローズ撤退後、マーメイドは、絶望の檻に閉じ込められた映画部部員を救出。マーメイドは、自分をこんなに怖がらせたのだから、この生徒のホラー映画監督になりたい夢はきっと叶う、と言います。
そして、ダンスタイムが再開されました。
みなみは、踊りたい相手がいました。それは、はるか。
「これからも、たまには頼りにしていいかしら?」
「はい!」
こうして、ノーブルパーティーは幕を閉じました。
今回は、これで終了です。
次回:「どこどこ? 新たなドレスアップキー!」
カナタははるか達に、プリセスパッドを通じて、ドレスアップキーの居場所を伝えます。
カナタが言うには、ノーブル学園の中の「夢あふれる場所」にあるらしいですが、それは一体どこなのか?
はるか達は、寮母の白金なら何か知っていると思い、ある日、どこかへ出かける白金の後を追跡します。果たして、はるか達は、新たなドレスアップキーを見つけられるのか?
【まとめ】
みなみのキャラ掘り下げを通じて、はるかとみなみの友情が深まった話でした。
みなみは、勉強もスポーツも優秀な生徒会長。「学園のプリンセス」として生徒から慕われており、まさしく、「高嶺の花」のような存在です。
ですが、今回、お化けが苦手な事が明らかとなりました。みなみは長所ばかりで、近付きがたい雰囲気もあっただけに、苦手なものがある事が判明したのは、親近感を持ちやすくなって良かったように思いますね。
そして、今回は、その苦手なものを通じて、「いくらしっかり者でも、1人で気負い過ぎず、時には誰かに頼る事も必要」な事がテーマだったように思います。
1話でも語られていましたが、みなみは、大企業のご令嬢。父や兄も、沢山立派な仕事をしているようで、それだけに、みなみも、幼い頃から多くの習い事をやるよう言われ、今のようなしっかり者になったのでしょう。そして、いつしか、「学園のプリンセス」と呼ばれるようになり、多くの生徒達から尊敬を浴びるようになったのでしょうね。
しかし、それだけ尊敬されると、弱みを出すのって難しいですよね。
家柄を考えれば、おそらく、簡単に弱みを出さずに常にしっかりしているよう言われているのだと思いますが、みなみだって、人間。変に気負い過ぎると倒れちゃって、取り返しのつかない事にもなりかねませんし、同い年の女の子達みたく、精一杯遊びたいと思う時だってあるでしょう。
だからこそ、簡単に弱音を吐けるパートナーって、重要だと思うんですよね。せいらやあやかは、そう思わせる子達ではありますが、生徒会での立ち位置を考えれば、多少の距離感はあった感じでしょう。
ここまで、見た感じでは、はるかが、そのパートナーとして最も適している感じですね。先輩後輩の間柄であり、、怖いもの知らずの勢いみたいなものはあるでしょうけど、しっかり者のみなみが今回のように誰かを頼りにして、たまに甘えるのは、やはり、良い事ですよね。
そして、相変わらず変な方向に話を飛躍していると思いますが、「1人で気負い過ぎず、時には誰かに頼る事も必要」というのは、メイン視聴層である女児達のお母さん方に特に向けられているように思いました。
みなみって、「お母さん」なイメージが強いですよね。前話では、寝る間を惜しんでドレス作りと勉強の両立に励むはるかを、余計な手や口を出さずに、はるかの事を信じて温かく見守っていましたし。
今回についても、Aパートで、はるかが、みなみの役に立ちたいと言った時は、お子さんがお母さんの家事の手伝いをしたい、というようにも解釈できますし、バトルシーンでも、手を重ねたところでは、「お母さん」というフレーズが出ていましたので、ますます、みなみが「お母さん」のように思いました。
そんな「お母さん」が今回、誰かに甘える事で気が楽になっただけに、現実のお母さん方々にも、それを当てはめて考えちゃいますね。
多くの家庭では、お父さんよりもお母さんの方が、お子さんと付き合う時間は長いでしょう。それに、育児は一筋縄ではいかないとなると、お母さん達は、我が子のために自分がしっかりしなければ、と思いがちになっちゃうでしょう。
それがいき過ぎると、精神的に追い詰められて、苦しくなり、下手をすれば、「オールスターズ・ニューステージ3」のようなマアムのようになってしまうおそれだってあるでしょうね。
だからこそ、お母さん方々も、時には、お子さん達に甘える事が大事になるのでしょう。もしくは、同じ体験をしているお母さん方、いわゆる「ママ友」に頼るのもアリでしょうね。
そういう風に、現実のお母さん方々も、今回のみなみのように、「1人で気負い過ぎず、時には誰かに頼る事も必要」なんだろうな、と思いました。
という事で、今回は、長所ばかりのみなみが、はるかを頼った事で成長した話でしたが、今後も、はるかやきららとの友情を通じて、成長するところがあるでしょう。これからも、それを楽しみに見ていきたいですね。
今回の感想は、これで以上です。
最後に、先日、「映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」の感想を書きました。興味がある方は、こちらからどうぞ。ただし、ネタバレには、注意して下さい。
~ オープニング前 ~
今日は、ノーブルパーティー当日。はるかは、前話作り上げたドレスを着て、上機嫌です。
一方、ディスダークでは、クローズがディスピアに呼ばれていました。ディスピアは、汚名返上のチャンスを与えると言います。
しかし、これが最後。もし失敗したら・・・。後がないクローズは、何としてもプリキュアを倒して、ドレスアップキーを奪取すると意気込みます。
オープニングは、通常バージョンに戻りました。
という事で、オープニングの主題歌紹介部分の画像の変化を挙げましょう。今回は、シャムールと、ゆうきが加わりました。
5話 今回
一方、オープニング終了後の提供画像は、劇場告知仕様に。~ Aパート ~
少しして、多くの生徒達がパーティーホールへと集まりました。
パフの髪型も可愛くアレンジして、はるかもパーティーホールへと急ぎます。
しかし、風紀委員長のれいこに、廊下を走らないよう注意されます。ですが、パフの可愛さにこの笑顔。
れいこは、パフやアロマのパーティーホールへの出入りを認めます。
そして、はるかとゆいは、会場に到着。会場の華やかな雰囲気に、はるかははしゃぎます。
直後、みなみが、生徒会長として、パーティーのあいさつを行いました。あまりの美しさに、生徒達は見とれます。
ノーブルパーティーが始まりました。
華やかなパーティーに、はるかは感動します。
中には、バーテンダーのようなシェイクを披露する人も。これをやっているのは、寮母の白金。
中学生のパーティーですので、作っていたのは、お酒ではなく、ミックスジュース。かなりの美味しさでした。
その後、はるか達はビュッフェで、料理を美味しくいただきます。この料理は、料理部が腕を奮って作ったものです。
これが、中学生のパーティーだっていうんですから、本当にすごいですよね。しかも、学園創立から毎年行われている伝統行事である事を考えると、ここの学費って、とんでもなく高そう。この学園の学費を聞いたら、腰を抜かしそうで、ちょっと興味がありますね。(笑)
からあげを取ろうとしたところ、ゆうきと対面します。
ゆうきは、はるかのドレス姿に見とれるものの、馬子にも衣装だと、からかいます。直後、ゆうきは、ファンの女の子達に連れられます。
料理を沢山食べて幸せ一杯のはるか。
ですが、みなみの姿がありません。そう思ったところに、せいらとあやかがやって来ました。
せいらは、みなみはやる事がある、と言います。その「やる事」とは、パーティーの準備や進行。
みなみの頑張り過ぎなところに、オープニング前に出てきた男子生徒2人は呆れていました。
2人の名前は「今川 シュウ」に「古芝 ナオト」。シュウは生徒会副会長で男子寮の代表も務めています。ナオトは書記。
左はシュウ、右はナオト
生徒会でも、はるかの事は評判。はるかはバレエの筋が良いとか、勉強も頑張ってるとか、みなみから聞いているようです。その後、ダンスタイムが近付いて来ました。はるかは、ダンスはパーティーの華だと、待ち遠しく感じています。
社交ダンスは、授業で習ったためにバッチリ。しかし、踊っている途中、転びそうになります。
そこを、みなみが助けます。
その後、はるかは、みなみに迷惑をかけた事に謝り、みなみは生徒会の仕事を頑張っているのに、自分は楽しみ過ぎていて申し訳ない、と反省します。
ですが、みなみは、はるかが気にする事じゃないとフォローし、そもそも生徒会長が大変だと思った事はない、と言います。
「私のお父様やお兄様は、私よりずっとすごくて、会社で沢山立派な仕事をしているわ。私はいつか2人のような大人になりたい。そのためには、このくらいの仕事はこなせないとダメなの。」
「それが、みなみさんの夢ですか?」
「夢? そうね・・・。」
その後、はるかは、みなみの役に立ちたい、と言い、みなみは、はるかの心遣いに感謝します。
それと同時に、ダンスタイムの時が来ました。
その頃、映画部部員が、パーティーの映像を撮る事に不満を感じていました。
そこに、クローズが目を付けます。クローズは、この男子生徒を絶望の檻に閉じ込め、ゼツボーグを召喚します。
何だよ、その「オレ参上!」って。「仮面ライダー電王」リスペクトですか?(笑)
クローズは、今日こそプリキュア達を絶望に陥れると気合いを入れますが、ゼツボーグがカットを入れます。
その直後、パーティーホールの電気が消えました。
生徒達は皆、パーティーホールを出ます。電気が消えたのは、パーティーホールだけのようです。電気をつけるには、倉庫にある配電盤をチェックするしかない、とナオトは言います。
倉庫と聞いて、他の生徒達は、学園の七不思議の場所だと言います。お化けが出るとか。
みなみは、シュウとナオトと一緒に倉庫へ向かいます。
倉庫に向かう途中、シュウとナオトは、きっと誰かのイタズラだとか、お化けなんていない、と話しますが、みなみは、今日のパーティは皆が楽しみにしていたのだから、ムダなおしゃべりはやめるよう、注意します。
今回のアイキャッチのパフ
~ Bパート ~
少しして、倉庫に到着。やはり、配電盤のホールの電源がオフになっていたようです。
ですが、その直後、背後にお化けが現れました。
シュウとナオトは、誰かのイタズラだと言って、捕まえようとしますが、柱に激突して、気絶してしまいます。
これは、ゼツボーグの仕業。その後、ゼツボーグは、みなみにもお化けを近付けさせます。
すると、みなみは怖がります。この事態に、クローズは驚きます。
一方、はるか達は、みなみ達がなかなか戻ってこない事に心配します。
せいらは、自分も行った方が良かった、と言います。というのは、小学生の時に、肝試しで、せいらが脅かし過ぎて、みなみを泣かせてしまったため。
それ以来、みなみは、お化けが苦手になっちゃったようです。
ですが、怖がってばかりはいられません。みなみは変身します。
しかし、プリキュアに変身したところで、お化けが苦手なのは変わらず。ゼツボーグは、お化けを出して、マーメイドをひるませます。
少しして、はるかときららが助けに来ました。2人も変身します。ここで攻撃をやめるあたり、やはり、今回のゼツボーグは、ちゃんと空気を読める、いいヤツですね。(笑)
その後、ゼツボーグの相手はトゥインクルが引き受け、フローラはマーメイドをフォローします。
「情けないところを見られてしまったわね。みんなのために戦わなきゃいけない。でも、仕方がないじゃない。怖いものは、怖いのよ・・・。」
その直後、トゥインクルは、メガホンに閉じ込められてしまいます。すぐさま、ゼツボーグは大量のオバケをマーメイドに近付けます。
おびえるマーメイドに、フローラは手を重ねます。
「私、小さい頃、夜が怖い時とか寂しい時とか、いつもお母さんにこうしてもらっていたんです。今日は私、学園のプリンセスを守るナイトになります!」
「フローラ・・・。」
「行きましょう!」
「ええ!」
その後、2人は力を合わせて戦い、ゼツボーグを追い詰めます。そして、最後は、マーメイドがマーメイドリップルで、ゼツボーグを浄化します。
クローズ撤退後、マーメイドは、絶望の檻に閉じ込められた映画部部員を救出。マーメイドは、自分をこんなに怖がらせたのだから、この生徒のホラー映画監督になりたい夢はきっと叶う、と言います。
そして、ダンスタイムが再開されました。
「はい!」
こうして、ノーブルパーティーは幕を閉じました。
今回は、これで終了です。
次回:「どこどこ? 新たなドレスアップキー!」
カナタははるか達に、プリセスパッドを通じて、ドレスアップキーの居場所を伝えます。
カナタが言うには、ノーブル学園の中の「夢あふれる場所」にあるらしいですが、それは一体どこなのか?
はるか達は、寮母の白金なら何か知っていると思い、ある日、どこかへ出かける白金の後を追跡します。果たして、はるか達は、新たなドレスアップキーを見つけられるのか?
次回予告&劇場告知後の提供画像
【まとめ】
みなみのキャラ掘り下げを通じて、はるかとみなみの友情が深まった話でした。
みなみは、勉強もスポーツも優秀な生徒会長。「学園のプリンセス」として生徒から慕われており、まさしく、「高嶺の花」のような存在です。
ですが、今回、お化けが苦手な事が明らかとなりました。みなみは長所ばかりで、近付きがたい雰囲気もあっただけに、苦手なものがある事が判明したのは、親近感を持ちやすくなって良かったように思いますね。
そして、今回は、その苦手なものを通じて、「いくらしっかり者でも、1人で気負い過ぎず、時には誰かに頼る事も必要」な事がテーマだったように思います。
1話でも語られていましたが、みなみは、大企業のご令嬢。父や兄も、沢山立派な仕事をしているようで、それだけに、みなみも、幼い頃から多くの習い事をやるよう言われ、今のようなしっかり者になったのでしょう。そして、いつしか、「学園のプリンセス」と呼ばれるようになり、多くの生徒達から尊敬を浴びるようになったのでしょうね。
しかし、それだけ尊敬されると、弱みを出すのって難しいですよね。
家柄を考えれば、おそらく、簡単に弱みを出さずに常にしっかりしているよう言われているのだと思いますが、みなみだって、人間。変に気負い過ぎると倒れちゃって、取り返しのつかない事にもなりかねませんし、同い年の女の子達みたく、精一杯遊びたいと思う時だってあるでしょう。
だからこそ、簡単に弱音を吐けるパートナーって、重要だと思うんですよね。せいらやあやかは、そう思わせる子達ではありますが、生徒会での立ち位置を考えれば、多少の距離感はあった感じでしょう。
ここまで、見た感じでは、はるかが、そのパートナーとして最も適している感じですね。先輩後輩の間柄であり、、怖いもの知らずの勢いみたいなものはあるでしょうけど、しっかり者のみなみが今回のように誰かを頼りにして、たまに甘えるのは、やはり、良い事ですよね。
そして、相変わらず変な方向に話を飛躍していると思いますが、「1人で気負い過ぎず、時には誰かに頼る事も必要」というのは、メイン視聴層である女児達のお母さん方に特に向けられているように思いました。
みなみって、「お母さん」なイメージが強いですよね。前話では、寝る間を惜しんでドレス作りと勉強の両立に励むはるかを、余計な手や口を出さずに、はるかの事を信じて温かく見守っていましたし。
今回についても、Aパートで、はるかが、みなみの役に立ちたいと言った時は、お子さんがお母さんの家事の手伝いをしたい、というようにも解釈できますし、バトルシーンでも、手を重ねたところでは、「お母さん」というフレーズが出ていましたので、ますます、みなみが「お母さん」のように思いました。
そんな「お母さん」が今回、誰かに甘える事で気が楽になっただけに、現実のお母さん方々にも、それを当てはめて考えちゃいますね。
多くの家庭では、お父さんよりもお母さんの方が、お子さんと付き合う時間は長いでしょう。それに、育児は一筋縄ではいかないとなると、お母さん達は、我が子のために自分がしっかりしなければ、と思いがちになっちゃうでしょう。
それがいき過ぎると、精神的に追い詰められて、苦しくなり、下手をすれば、「オールスターズ・ニューステージ3」のようなマアムのようになってしまうおそれだってあるでしょうね。
だからこそ、お母さん方々も、時には、お子さん達に甘える事が大事になるのでしょう。もしくは、同じ体験をしているお母さん方、いわゆる「ママ友」に頼るのもアリでしょうね。
そういう風に、現実のお母さん方々も、今回のみなみのように、「1人で気負い過ぎず、時には誰かに頼る事も必要」なんだろうな、と思いました。
という事で、今回は、長所ばかりのみなみが、はるかを頼った事で成長した話でしたが、今後も、はるかやきららとの友情を通じて、成長するところがあるでしょう。これからも、それを楽しみに見ていきたいですね。
今回の感想は、これで以上です。
最後に、先日、「映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」の感想を書きました。興味がある方は、こちらからどうぞ。ただし、ネタバレには、注意して下さい。
今回も、コメント、ありがとうございます!
>早くもクローズが最終通告され退場の危機に曝されています
鷲尾プロデューサーの頃のプリキュアシリーズですと、4月までに退場した敵がいる作品って多いんですよね。ですので、この時点でクローズが退場の危機に迫られているのは、その頃に回帰しようとしているのかな、と思いました。
私は、このあたりでクローズを退場させるのは、悪くないと思います。前作「ハピネスチャージ」のように、1回も強化させずにダラダラと40話以上も生き延びさせるよりは、よっぽどマシですね。
今回の失敗で、強化させるのも不自然でしょう。クローズが退場する代わりに、新たな強敵が出てくる方が盛り上がりそうな気がしますね。
>ノーブル学園のパーティはとても豪華でしかも中学生だけであれだけのパーティを披露するのは凄いこと
本当にすごいですよね。しかも、あれが年1回あるっていうんですから、うらやましいです。
中学生で寮生活ってだけでもスケールが大きいのに、あんな豪華なパーティーまであるとか、前作と比べると、今作の学校生活は別次元ですよね。今後も、私達を驚かせるような学園生活風景がまだまだ出てきそうで、楽しみです。
コメント本題ですが、早くもクローズが最終通告され退場の危機に曝されています。10話にも満たないこの時期で退場というのは幾らなんでも早すぎるものでシャットやロックも任務失敗続きなら退場も十分あり得るもので異例の速さで三銃士崩壊の可能性もあります。これらは敵の主役でGOプリの敵の基幹を担う重要な人物なのでもっとしっかり頑張って欲しいものです(敵が弱すぎてもストーリーがつまらなくなるという欠点もあるので)。
一方、ノーブル学園のパーティはとても豪華でしかも中学生だけであれだけのパーティを披露するのは凄いことで大人でもこの規模はなかなか難しいもので現実社会ではあまり目にかかれそうにないです。軒並み料理やコンサートも大規模な結婚式の披露宴並みです。
みなみは学園の令嬢に相応しい学力や戦闘力などどれも高スペックですがお化けが弱点なのは意外でした。
きらら、はるかはいずれも頑張れば相当なレベルまでスペックを伸ばせるタイプのようで、このようなパーティも経験してもっと大きく成長して欲しいものです。