第13独立部隊

トイのレヴュー及び、アニメ、特撮に関する雑記、感想等

BSブックレヴュー 電波男

2005-04-27 22:01:26 | Weblog
さて、電波男です。
日曜にNHKのBSブックレヴューにて取り上げられていました。
書評氏のコメントに鬼のような勢いで突っ込みたいんですが、自粛。
あくまで、本記事の方では発言の採録しかしません。
判断は閲覧者にお任せします。
電波男よりもこんなモンの書評させられている一般人の何ともいえない、いやいやーんな空気に注目。
コメント欄に何か書いてるかもしれませんが、余り気にしないように。


司会     ;三舩優子
        中江友里
コメンテーター;吉川潮
        大塚ひかり
        武田徹

三舩「まあ凄い本ですね。(苦笑)勢いがあって」
大塚「私は古典文学を専門にしているんですが、久々に古典以外で興奮しました」
三舩「何故この本を?」
大塚「もてるもてない美醜に興味がありまして(中略)」
大塚「電車男と言う本が流行りましたが、あれは全然読む気がしない」
三舩「いまや、オタクという言葉が国際的にも通用しますよね。オックスフォードの辞書にも
   載ってるというぐらいですから。浸透していますけど。
   うーん、何と言うんでしょう(キモオタ氏ねという雰囲気で)ここまで凄かったんだという気が
   とてもしたのですが、物凄く深いものがあって」
大塚「そうですね、最初読んだ時は勢いでもって読まされてしまうんですが、後から
   時間経って読むと、また怖かったりする所がありますよね」
三舩「怖いですよね」
大塚「この人はもてない男ということで、3次元の生身の女はあきらめた、愛のない世界で恋愛が
   できないのであれば、二次元、ゲームとかの世界で真実の愛を見つけようということで
   3次元よりは2次元が上だと宣言している」(全員、アホのこを哀れむような空笑い)
三舩「後ろの写真にも、僕の家族として、パソコンの中のアニメキャラがでてきたり、妹とか奥さんとか」
   (中略)
武田「僕たちって、基本的に1つしかないものを好きになるんですよ。恐らく。
   かけがえのない恋人が好きなんですよ。恋人の写真に対して、思いを寄せますが、
   それは、写真の先の恋人が好きになるんであって、写真は代用品ですね。
   そういう意味で、2次元というのは複製可能な代用品なんですよね。
   そういうものを好きになる、今まで普通好きになる筈のないものを好きになる。
   恋愛感が根底から変わっちゃいますよね」
吉川「非常に面白かった。本屋では絶対手に取らない本を読ませていただきまして。
   著者は強い意志とは覚悟を持ってオタクになってるんですよ。僕は理解者ぶりませんよ。
   全部の部分理解できたとはいえませんよ。
   でも、かなりの部分共感できたと」
三舩「後書きを読むと、あーこういうことがあってこうなったんだ、今に至ると分かるんですね」
   (後略)


ふー、「萌えオタ、キモイ」をNGワードにしてキモオタを語ることの難しさですね。
何か、一般人とオタクって別の次元に生きる生き物なのかと悲しくなりました。



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電波男

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