(写真は鴫立庵)
大磯→二宮→国府津→小田原
JR大磯駅をスタートします。
松並木の残る化粧坂を過ぎると、海側へ向けて
JR東海道線と交差し、初めて海岸に出ました!
冒頭の写真の鴫立庵(しぎたつあん)は、西行が詠んだ
「心なき身にも あはれは知られけり
鴫立つ沢の秋の夕暮れ」
で有名な鴫立沢にあります。
趣のあるたたずまいに引かれて、100円を払って入って
みます。
パンフレットによると、江戸時代から続く俳諧道場で、
現在も俳諧が行われているそうです。
(下の写真は、鴫立庵の前の湘南発祥の地の碑です。)
明治時代に入ると、大磯には、各界名士の別荘が建ち
並びました。
その別荘地帯を散歩してみると、”津波注意:
海抜10メートル”等の真新しい看板があちこちに!
今回の大震災の影響でしょうか。
国道1号(東海道)は、二宮町へ向けて、気の遠くなる
程に真っ直ぐな道です。
大抵の小学校の校庭にある二宮尊徳の銅像で有名なあの
二宮町です。
道標を見ると、小田原まで未だ14キロもあります!
ヒ~ェ! そんなに遠いの!
でも、JR二宮駅を過ぎると、左手に所々海岸が見える
様になったので元気が出て来ました。
ひたすら歩きます。
広大な酒匂川を渡るとまもなく小田原市です。
大磯宿から小田原宿まで約16キロです。
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