こども部屋の住人

未央の人形制作日誌
9月京都『大西常商店さんちでおにんぎょあそび』展 10月神戸ドールミュージアム人形展

お届けしてきました。

2011年05月30日 | 製作日誌

暴風雨の日曜、「こども部屋のゆめ」展で最初に売約が入ったビスクの女の子をお客さまにお届けしてきました。

お渡しするにあたり、多少の手直しと展示小物の付け加えが必要でした。

新しく用意した展示小物は椅子。けっこう重さのあるビスクの人形が横に転げ落ちないように肘掛けのついた椅子を作りました。

塗装はミルクペイントのアイボリーと茶色のオイルステイン。写真では見えないけど座面をステインで塗っています。ミルクペイントはカントリーぽい色調もですが、パッケージが可愛くてちょっとずつ集めたいと思っているシリーズのもの。

やっぱりぴったりの大きさのオリジナルの椅子に座らせると人形がいきいきして見えるように思います。

展示会のとき、大きめの既成の籐椅子に座らせた男の子がそっくりかえってしまっていて、すごくモノっぽく見えてしまっていた。椅子のせいで人形自体が悪く見えてしまっていたのを改めて実感しました。反省。

この青いドレスの子を買ってくださったのはアクセサリーを出品してくれたkanata-nyaさんのお母さま。、今日のお届けはkanata-nyaさんも交えたとても楽しいひとときになることはわかっていたのですが、無事に終了したらものすごーーくほっとした。

お渡しする前に万が一にも破損などがないか、やたらに緊張してしまいます。

でもお母さまから人形用にと着物を譲っていただいたり、kanata-nyaさんと次の展示会のプランを少しだけどお喋りできたりと幸せな一日