【将棋】棋譜並べをしてみよう!

自分が並べた棋譜の記録として書いています。タイトル戦、A級順位戦など取り上げます。

【実戦次の一手 No.4、5】 佐藤和六段vs長岡五段戦より

2019-03-11 07:30:58 | 実戦次の一手

【棋戦情報】

開始日時 2019-03-07 10:00:00
棋戦 順位戦
棋戦詳細 第77期順位戦C級2組11回戦
先手 佐藤和俊 六段
後手 長岡裕也 五段


【実戦次の一手 No.4】


76手目△4五歩とした局面です。
中盤戦、派手な手は必要なく穴熊戦特有の攻め筋です。










▲6四歩と垂らす手がありました。攻めの方針はと金攻めです。
▲6三歩成〜▲5三歩成が決まれば守り駒をドンドン剥がす事が出来ます。と金の遅早という格言もありましたね。


以下本譜の進行で、と金が出来た局面を載せておきます。




【実戦次の一手 No.5】


98手目△4四歩とした局面です。
焦点の歩の手筋ですが、スピードのある手は?









▲4四馬(上図)と駒損を恐れず馬を出ました。
馬で出れば次に▲3三馬と切る手から攻めが続きます。


▲4四香(上図)だとその瞬間、駒当たりにならず攻めが一手遅くなってしまいます。


▲4四馬以下の進行は△3七香成▲同銀△4四金▲同香(上図)と進み、角・金交換を果たしました。(穴熊戦は金の方が価値が高いと言われている+囲いを一枚剥がした。)


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