「全くそのとおり!
たくさんの人に誕生日を祝福していただける幸せを母に伝えなくっちゃ~~」と思い、朝から電話をかけてみると3番目の妹がきちんと電話口に出てくれました。
母の様子を訊ねると、熱も平熱になっていて対面をとても喜んでくれたそうな~~
母が喜ぶ間はできるだけ帰ってあげようねえ~~と確かめ合いました。
トイレや食事やカラオケなどはしっかり自立できているけど、天真爛漫な母に今はなってしまいました。
欲も苦しさも淋しさもない世界で一人静かに、山を眺め花畑を見ながら毎日を過ごしています。
「竹田は良いよ~~♪
あなたもたまにはおいで~~」
電話の挨拶はいつも同じで、娘を労う声です。
昨夜は妹は久しぶりに娘に戻れた事でしょう~
夜中にトイレに起きるたびに3回は最低布団を掛け直してくれます。
寒くはないんね?と言葉を添えて~
母の温もりをたくさん受けてくるのよ~~
母だけができる最高の贈り物なんだからね!
日曜日ごろから熱が出ていた母でしたが、妹が帰ってからは落ち着いた時間を過していました。
体温もこまめに測って気をつけて見ていてくれました。
次の日の夕方5時半くらいに、ふと静かに寝ている母の様子がおかしいと妹は気付いたそうです。
震えが来ているようで、体温を測ると6度7分。
近くのかかり付けの医者に電話をすると、これから高熱が出るための痙攣や震えかもしれないから高齢だし救急車で医師会病院に連れていった方が良いと言う指示を受けたそうです。
すぐに電話がかかってきました。
保険証や入院させる支度などの打ち合わせをして、妹によろしくとお願いをしました。
ついに来るべき時が来たかな?と思ったのです
千葉と神奈川の妹にも取りあえず知らせておきました。
詳しい事はおいおい分かり次第知らせるからね・・
「病院に着いて検査してもらったけど、血圧も正常だし、肺もきれいだから、2時間くらい様子を見て落ち着いていたら帰っても良いということです。」と妹からのメールがありました。
すぐさま、待っているであろう千葉と神奈川の妹たちに知らせました。
夜の9時半頃に今度は、「家に帰ったから~~」と知らせが届きました。
あ~~やれやれ♪
ほっと一息~♪
今は妹が帰省してくれていて、ほんとうによかったなあ~~♪
救急車が来たので、近所の人も驚き見送りに来て下さったと言います。
母の最期とだれしも直感し、緊迫ムードだったにちがいありません。
連絡を受けた時は頭が一瞬真っ白になりかけたが、落ち着け落ち着けと言い聞かせていました。
次の連絡を待って動こう!と構えていたのでした。
9時半のメールでふうう~っと安堵の胸を撫で下ろしたけれど、先ほどの気持ちを思うと雲泥の差があります。
緊迫の4時間!!
夜間の1人暮らしは限度が来ているとその時痛感したのでした~
コメント一覧
もっちゃんです
tuyosi
最新の画像もっと見る
最近の「悲喜こもごも~」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事