人間賛歌・もっちゃん4649

「前だけを見ろよ!」と (2007年11月の自分史)


過疎の村に居て、昨日を振り返ると 挨拶をしたのは母とだけ~

買い物に行ったけれど、誰一人 顔見知りの人もなく・・・


人が好きで出会いが好きな 私の人生の全く正反対の一日でした。


連休は奈良の家族のことを思うし、平日なら諦めているのに~

やはり休日はとても虚しく辛いものがあります。


3年前の11月3日、連れ合いに大阪南港のフェリー乗り場まで送り届けてもらったのでした。

愛車に7個の植木鉢を積んでの旅立ちでした。


引越しの荷物は別便できれいさっぱりと送ってしまったけど、

奈良での思い出に乗せられそうなものを選びました。


山茶花・蝋梅・柏葉アジサイ・ハナミズキ・石楠花・花縮砂・椿です。

今も元気に根付いて 奈良の思い出を語り合っています。


こんな大きな思い出の日は 早くさ~っと過ぎてしまってくれと願いますが、

時間の推移とともに記憶が鮮明に思い出されて辛くなりました。


昨夜は奈良の夢を見ていました。

子育て最中の30代の一駒でした。


3人の息子を連れて連れ合いと海釣りに出かける夢でした。


生き生きと命の輝いていた日々でしたからね~(*^^)v

かけがえのない一番楽しかった頃を探し出して神様が選んでくださったにちがいありません。


子どもの喜ぶ顔も もちろんうれしいのですが、連れ合いのしぐさの一つ一つに優しい思いやりと

深い愛の眼差しを感じて行動できている私がそこにいるのを見て、大きく幸せに満ちていたんだと

客観的に感じている自分がそこにいるのです。


取り戻すことの出来ない大切なものを捨ててきたと言う 自責の念を今朝は感じています。


人間として恥ずべき事を選択したのではないと 普段ならさらりとかわせる私ですが、

別れの日の再現は年を追うごとに鮮明となり 脳裏に強く焼きついていたのだと気付かされます。


今は別府港から一路故郷への道を急いでいる頃です。


「前だけを見ろよ!」と繰り返し連れ合いに諭されていたのは

この辛さを避けて通れと言う おまじないの言葉だったのです。


深みにはまってしまって、昨日と今日は休日と重なっているから、

重たくってしんどい時間を過ごしています。


自業自得で自分が選んだ道だけれど 心の痛みは時折疼きます。


後ろを振り向かず前だけを見て進まねば~と言い聞かせて 折れそうな心の建て直しを計りましょう。


今朝ノボタンのリトルエンジェルが3輪私のPCの横で花を開いていました。

蕾が膨らんできたわね~と ずっと毎日見ていたのですが、私の気持ちを励ますかのように

5弁の花びらをパッチリと開いて 先端をピンクに染めてかわいい眺めで慰めてくれています。


ピンクから赤紫に花色を変えて しばらく楽しませてくれる鉢です(*^_^*)


母の部屋のクラリンドウの花数を 母と数えて見たくなりました。


花のことが大きく心を占めてきたからもう大丈夫!

これですっきりと立ち上がれます!


不思議と温かな血流が蘇り 全身を駆け巡り始めた感触を覚えます。


こんなに日記の書き初めと今の終わりの気持ちが 掌を返すように変わるものなのですねえ~


もう暗雲は去っていきましたよ~\(~o~)/


さあ、元気に気持ちが建て変わりましたから 一日を笑顔でスタートしますね~

リトルエンジェルさん、ありがとう(*^_^*)

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の掲示板と画像掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにサロンでお待ちしています(*^_^*)



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