この二日間は穏やかな日が続いています。
当たり前に思っていたけど、失いかけて初めてその値打ちがわかるものなんですねえ。
いつまでもあると思うな親と金!
限りあるものを限りないものと勘違いしてしまう平凡な毎日でしたが、今年に入って
何回も試練を受ける中で やっと今たどり着けた境地です
いつもの落ち着きのある母に戻ってくれました。
新聞を広げてコーヒーを楽しみながらゆっくりと朝食後のくつろぎの時を過ごせています。
3日前に拭き掃除をしていたら
「私もお手伝いをしましょうか?」というので
「お母さんが床に座ったらそれこそ起きあがるのが大変だから結構ですよ~
63歳になったらすべて運動だと思うし 楽しんでやっていますからね♪」と言いました。
すると、「私は今還暦のお祝いをしてもらったところだから、私よりも3つ上なのね~」
と 澄ました顔でいうのです。
30年前にすっかり心がその時に戻っていて、なんでも出来るし動けると信じているのです。
63歳の娘がいるなんて思いもしていません。
変な会話が続いて胸が痛くなっていました。
ずっと同じ部屋にいるので、この2日間は違和感なく現在の話が出来ています。
認知症で変なことをするわね~と思うこともなく、普通の対応ができているのです。
良い思い出と辛い思い出といっぱい残しながらさようならしていくのですねえ。
昨夜はテレビで愛媛県のことが取り上げられていました。
すると、母の実家の住所を思い出したらしく、愛媛県温泉郡興居島村門田と
何回も言い始めました。
温泉郡なんて初めて聞く地名だったし、本当にそういう住所だったのか確かめられないけど、
おそらく正しいのかもしれません。
私の実家も竹田市となったのは中学時代だったし、その前は大分県直入郡松本村だったから
小学校時代の記憶が蘇えった時に私も将来 それに似たことをいうのかも?
ベッドに入っても しばらく1時間くらいはぼそぼそと繰り返し住所をつぶやいていました。
今朝は8時半に起床して身支度を整え、きっちりと人間らしく過ごせています。
変な言い方ですが、人間の尊厳を保ち毅然として生を楽しめているんです
そのために私はここにいるのだ~と使命感の達成の喜びを味わわせてもらっています
大人しくなった母は新聞を読み終えて居眠りを始めました。
ベッドに横になれば~と声をかけると、「今良い気持ちなの~」と答えています。
母の部屋の窓辺にも植木鉢を5鉢置いています。
木立ベゴニアとカランコエが冬越しをしているのです。
床暖の快適な中で母と私の会話を肥料にしながら次々と花を咲かせてご機嫌のようですよ
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