人間賛歌・もっちゃん4649

中間報告の話の糸口に


秋晴れの素晴らしい日をいただいています

 これからの日々の 生きる糧にしたいものだと
連れ合いの青春の形見の抜粋を
大学ノート一冊にまとめ上げました

五十肩で 右腕に痛みが残っているので
かなり長期に渉ると計画していましたが
やり始めたら止まらない質ですし
3日前に完了しました

季節はどんどん駆け足で過ぎていきます
前庭の住人達もアップを心待ちにしていましたので
中間報告を兼ねて久しぶりにPCに向かいました

ログインしてアクセス解析を覗くと
2007年2月2日の自分史が 昨日愛読者さんに
ピックアップされているのに気付き 神様の先回りだと
感じました

都合よく物事が運ぶのは全て 神のお計らいだと感じる私ですから
読み直してみると まさにこれがピッタリだと思いました

中間報告なんて何からお話しすればいいのか
何もまとまっていませんでしたから
渡りに船だと感じました

中間報告の話の糸口にさせていただきますね

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‘夫との出会い’(2007年2月2日の自分史から)


現在は二つの会社を持ち、元気に活躍してくれています
一つはず~と勤めてきた会社で、あと一つは新しくリサイクル法が出来た年に
株式会社を立ち上げたものです

今は大和から豊後の実家に来て遠く離れていますが、二つの会社を検索するとHPが出て来るので
会社案内を見ながら着実に伸びていると安堵している私です

儲けることが狙いではなく、少しでも世の中に役立つことをしたいと男のロマンを追いかけているようです
退職金の一部を資金にしたようですから、これからのライフワークになることでしょう

家で落ち着いて余生を楽しむ趣味はなく、仕事が趣味だと言っていますからね
実家の養子にした次男が、父の役に立ちたいと営業マンとして働いていますので、
私も力を入れて応援しているところです

連れ合いは大学2年の夏に再生不良性貧血という難病に罹り入院しました
1万人に一人助かれば良いという難病で、後3ヶ月の命という宣告を
家族は受けていたようです
「元気になって学校へ行きたい」という気力で彼は助かったと言います
1月から大学に戻ってきましたが、前期の試験を受けていないから、
2回生に留年になる可能性が高いということが見通され、
教授のところを廻りレポートの提出で認めてもらうことができ、私と同年に卒業できました

薬は一生飲み続けなさい
徹夜は駄目です
という条件付きの人生で、人を幸せにはできないと思った彼は、
3回生になった時に薬を手放しました

命を懸けたのです
生きられないのならそれでよしと
薬局で袋にいっぱい受け取ったものを出口のゴミ箱に放り込んで帰ってきます
運を天に任せたのです
強く壮絶な決意だと思いました

私は調布市に教職で勤め、彼は大阪の商社に就職しました
他人より五分早く出社し、他人より五分遅く退社するというポリシーを今も実行し続けていますが、
自分の限界を試していたのではないかと思います

2年過ぎてプロポーズを受けました
4人姉妹の長女で跡取り娘という自覚もあり、周りもそう信じていたことだったので
簡単にはいきませんでした

彼の病気との闘いの原点に私の存在があったと熱く聞かされ、
説得する迫力のなんと強かったことか!
彼の押しの人生はこのときすでに顕著に出ていました

「余命3ヶ月という宣告を受けた男に娘を嫁がせる、まして
跡取りと託している子を・・・」と思う反面、
「親は養育責任者で、神様からこの子を育ててみよと授かっただけだ
あとは神様のなさることだ~」
という考えの交錯する父だったことでしょう

この子の幸せのために天に貯金をしてやらねばと結納金の献金に
その思いは強くつながっていったのでしょう

子どもの幸せを願う真の姿だったのです
無欲に徹して居る姿は実は最高の幸せを神に請う姿だったのです
傍で見ていた母はそれに気付いていたのかもしれません
両親は自分たちに出来る最大の信ずるやり方で人並みの幸せを掴ませてやろうと
祈ってくれたのかも知れません

今になって親心がしみじみと分かり始めた私です

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2号山茶花です




4号山茶花です




3号山茶花です




1号山茶花です




トランペットエンゼルスです




自生の小菊です



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