人間賛歌・もっちゃん4649

ブログに綴った思い出を


青春時代を懐かしくゆっくりと回顧したいと願い
のんびりとスローライフを愉しませていただいています(^^♪

彼の期待に添えるに相応しい生き方が出来たか否かを
自問自答する日々でもありますが 結論はもちろん「イエス!」と
胸を張って言えそうです

急いで終わってしまうよりも ブログに綴った彼との思い出を
辿ってみようと考えました

どうでも良い暇つぶしの内容で 貴重なお時間を頂くのは恐縮ですが
しばらくお付き合いくださいませ_(._.)_

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‘儲けの命’   ( 2007-02-03 の自分史より)
   
早いもので  私たちが結婚して40年めを迎えようとしています

現在の大和は結婚しても マンション住まいや核家族化が進んでいますから
嫁入り荷物も 必要なものだけを送り込んだり あとは持参金となって
表面的には見えにくくなり 良い時代となってきました

当時の大和は家との釣り合いとか 家の格を重んじる
風潮がとても強かったと思います

「あそことは家柄が違う」とか「格がちがう」という言葉は よく姑にきかされました
家を重んじると言う考え方のところには、個人の尊重はありませんからね

結納が済むと 次は荷物がいつ届くかが話題になります
隣組の人を招いて披露するのです

「トラック何台の荷物に 乗用車付きで 毛皮のコートも持ってきはった
だから良い嫁さんだ」とその時決まります

私の場合は大分県と奈良県だから遠いので 家財道具は
こちらで用意すると言うふれこみになっていました

それでも荷物を見てもらう風習はありますので 和箪笥や整理箪笥の中には 
母が嫁入りに持ってきたものや義姉のものを詰めてくれました

悪い嫁にはしたくないという 親心か見栄だと思います

今でも義母は 足袋や腰紐など自分が一生買わないでも過ごせるだけのものを
嫁入りの時に持ってきていた名残として 黄ばんでいるけど新品をもっています

難病をわずらった長男が 「自分の嫁はんは自分が決める
親は自分より先に死ぬものだし 世話をしてもらうのは
自分が決めた人にしてほしいから・・・」と両親を説得しました

「親は子供より先に逝くもの!」と
余命を一度は宣告された息子が 必死に頼む姿は 両親にとって
家の格とか嫁の荷物などは小さな問題であったはずです

結婚しても良いと言ってくれる人が果たしているのか?
人並みな幸せを味わえるものなら 息子の連れてくる人を
嫁に迎えると両親は決めたそうです

私はたとえ3日間で結婚生活が終わっても悔いはないという 
「全身全霊で私と共に生きたい!」と願う 彼の支えになろうと思いました

10年に1度は「もう駄目!これで終わり」という 
病状の悪化がありました

夕食後 私たち夫婦は 毎日右手を堅く握り拳にして 
1・2・3という掛け声とともに手を開き
5秒間に赤みがもどる速さを比べます

再生不良性貧血の再発なら 彼の手のひらに赤みはもどりません
彼の命を見つめながら長い年月が過ぎました

一日一日元気であることが 私は「儲けの命」を
いただいていると思っています

たくさんの使命をもって生かされているのだとさえ 今は感じているのです
潔く格好よい生き方のできる人でした

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癒しの花々をお届けいたしますね(^^♪

茶花です




炉開きです




トランペットエンゼルスです




山茶花です




ウインターコスモスです




復活後のコスモスです




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