神戸市須磨区 もとし歯科クリニック ブログ7

歯を抜かない矯正を行っています
TEL 078-794-4182

矯正治療を必要とするお子様の保護者様へ

2016-08-22 | Weblog


子供さんの歯並びが気になるお父様、お母様へ

「どうもわが子の歯並びが悪いようだ。矯正したほうがいいのか、時期的なことはどうか、大変ではないのか、費用も気になる。」
こういう親御様は少なからずおられると思います。
まず、歯並びや矯正について是非知っておいて欲しい基本的な知識について述べたいと思います。

乳歯は何本あるかご存知ですか?
即答できた方は次の項をとばしてください。

乳歯は全部で20本あります。乳前歯が8本、乳犬歯が4本、乳臼歯が8本あります。最近癒合歯や癒着歯で2本が1本になっている場合も多く見受けられますが、癒合歯の後継永久歯はちゃんと2本あることが多いので生え変わりがスムーズにいかないことがあります。

「乳歯は生え変わるから早く抜いたほうがいい」と思っている

これ間違いです。乳歯こそ非常に大切です。乳歯があることによって血流が保たれ噛むことによって顎は刺激され、骨が発育していくのです。永久歯が近づいて自然に抜けるのが理想です。乳歯の早期抜歯は、顎骨の成長を妨げ、隣の歯の傾倒を招きます。

「乳歯の生え変わりの永久歯は全部大きくなる」と思っている

これも間違いです。全部大きくなったら並びきらないですよね。乳前歯と乳犬歯は大きくなりますが、乳臼歯の生え変わりは小臼歯といって、かなり小さくなります。6歳臼歯は生え変わりではありません。乳歯さえ抜かなければ、永久歯の萌出スペースは確保できるものです。

「悪い歯並びは見た目だけの問題だから気にしなければ放っておいていい」と思う

やはり間違いでしょう。歯並びが悪いとよく噛むことができないので顎骨の成長が妨げられ、脳の発育にも悪影響です。歯磨きがしにくいので、むし歯や歯周病になりやすい、出っ歯の場合、口呼吸を助長しやすい、歯の寿命が短くなる、など様々な弊害を引き起こします。







もとし歯科クリニックHomePage
院長ブログ
ブログ2
トピックス
ブログ5
ブログ6
トップに戻る

医療法人社団元志会 もとし歯科クリニック

神戸市須磨区北落合1-1-4-2F
TEL 078-794-4182