もとまつりまちづくりラボ

もとまつりまちづくりラボは、地域コミュニティの再生を掲げ、福島県南相馬市原町区で様々な活動を実践するまちづくり団体です。

ありがとうございました!

2011年08月20日 | かえっこ



3月の震災の後、相双地域ではじめてとなる「なつやすみ もとまつりかえっこバザール」が8月7日、南相馬市鹿島区の万葉ふれあいセンターで開催されました。
日常生活に様々な制約を課され、遊び場の確保もままならない子どもたちも、この日はたくさんのおもちゃと楽しいワークショップにふれて、とても満足している様子でした。
旧暦で七夕にあたるこの日、会場には笹竹が運ばれ、子どもと大人がそれぞれの願いを綴った五色の短冊を飾り、皆のしあわせを星に祈りました。

今回のかえっこで特筆すべきは、南相馬市で活動をしている復興ボランティアの皆さんにも運営スタッフとしてご参加いただいたこと、各地から子どもたちにたくさんの援助が寄せられたことです。その真摯で温かな思いに接し、私たちは大いに勇気づけられました。
地域の存続が危ぶまれる状況にあるなか、「かえっこ」の開催が地域に関わるひとりひとりに新たなつながりをもたらし、復興を支える力となることを私たちは願っています。

(写真は、ウタウンジャーイエローによるワークショップ、「ギターを弾くんじゃー」です。はじめてのギターにわくわく、ドキドキ☆)

写真で見る「なつやすみ もとまつりかえっこバザール」

2011年08月12日 | かえっこ

この日のために、遠方から寄せられたおもちゃもたくさん。
皆様ありがとうございました。


七夕飾りには子どもたちの願いや大人の復興への思いを託して。


卓上サイズの笹飾りは持ち帰り用に。


割り箸を使ったゴム鉄砲。
ボランティアのおにいさんやおとうさんも張り切って手ほどき!


相双ふるさと応援隊の紙芝居。
ゆったり、のびのび楽しめるのも畳の上だからこそ。
もとまつりのまちの畳屋さんの協力です。


紙芝居を見た子どもにはかき氷をプレゼントしました。


定番のぬり絵に新作登場!
ウサコがかえるの赤ちゃんを抱っこする「ウサコとかえるちゃん」。
ちょっとむずかしい絵柄です。


身近にある折り紙と割り箸と針金を材料に用いたかざぐるま。
上手にできれば少しの風でも面白いほどよく回ります。


相双地方振興局県民環境部の皆さんによる「環境カルタ」と「放射線クイズ」。
正しい知識をみんなと一緒に学びました。


柔らかく弾むシャボン玉。
回数を競ったお手玉の最高記録は61回!
大人も夢中になる楽しさでした。


食育ワークショップは東北農政局福島農政事務所の協力で。
バランスのとれた食事をめざす楽しいゲームもありました。


お待ちかねのオークション☆


アンケートのコーナーでは優しいおばあちゃんとお話をしながら質問に答えました。

なつやすみ もとまつりかえっこバザール

2011年08月07日 | かえっこ



夏休みは、もとまつりかえっこバザール!

七夕飾りやかざぐるまや割り箸ゴム鉄砲などの作って持ち帰れるワークショップのほか、シャボン玉でお手玉、環境かるた、紙芝居など楽しい企画が揃いました。
おもちゃがなくても、お手伝いをしたり、ワークショップに参加することでポイントがもらえます。

万葉ふれあいセンターにみんな集まれ~☆
カエルキャンディーのプレゼントもあるよ!

日時:2011年8月7日(日曜日)13時~16時
会場:万葉ふれあいセンター(鹿島農村環境改善センター)
   福島県南相馬市鹿島区寺内字迎田22番地
参加費:無料(申込不要)


震災と原発事故のため、福島県は今とても厳しい状況です。
私たちが暮らす南相馬市は、たくさんの子どもたちが避難していますが、お盆を前に一時帰宅する子どもや、さまざまな事情でここに残る子どももいます。
辛い中で懸命にがんばっている子どもたちのために、なんとしても楽しいかえっこを!と、開催に向け、大人もがんばりました。
応援いただけると幸いです。




主催:もとまつりまちづくりラボ
後援:福島県 南相馬市 南相馬市教育委員会
協賛:駒場内科医院 たなべクリニック 若杉裕二法律事務所
協力:相双ふるさと応援隊 本町・三島町地区福祉委員会

もとまつりかえっこバザールは、平成23年度福島県地域づくり総合支援事業の補助を受けて実施します。