昨年は例年になく株式等の譲渡益が少なかった。特筆すべき情報はないが、2021年の節税売は控えめにしたという記事に記載した2018年以降のメイン口座での一般口座分の譲渡益、特定口座分の譲渡益、譲渡益に対する所得税・住民税、国民健康保険料の所得割のグラフを更新した。
2022年末の資産運用状況の記事に昨年の売買について以下のように書いた。
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昨年の主な売買は過去のブログ記事に適宜書いているが、売却益が一番大きかったのがセプテーニHDで約18万円、次にNISA保有分のKDDIで約17万円(売却について未記載)となっていて、金額的に大きなものはなかった。下げていた銘柄の株価が1,000円を回復したので記念に一部売却した等の細々したものは割とあったが、トータルでの売却益(実現益)は例年になく少なかった。無駄に税金を払わないという意味では、それでよかったと思っている。
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NISA分は非課税なので上のグラフには入っておらず、対象となった一般口座と特定口座の譲渡益は以下の通りで合わせて22.7万円しかない。
若干の節税売りもしたが、2020年のように節税売に熱中してしまった訳ではない。割高と思う水準まで買われたので売却したとか、長年の目標値に到達して一部売却したとか、TOBで大きな益出しを余儀なくされたというようなことがなかっただけだ。また、大きく資金捻出して新たに資金投入したという銘柄もなかった。
2022年以降のTOPIXのチャートを見てみると下記の通りで、概ね横ばいというかボックス相場で推移している。もちろん個別に大きく上げた銘柄、下げた銘柄はあったが、全般的には低調で、私にとってもそうだった。
出所:Yahooファイナンス
結果的に、株式等の譲渡益に関わる税金、国民健康保険料はかなり少なくなった。しかしながら、昨年から特別支給の老齢厚生年金を受給し始めたので、トータルの税負担は昨年より増える見込みとなっている。