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また、当NPO法人のHPはこちら(医療相談等々)
いつも言われていることだが、抗精神病薬の処方は今だに混合処方が主流。
ようやく単剤処方を主流とする医師も増えてきているが、まだまだその数は少ない。
一つに、医師の勉強不足というものがある。明らかに勉強不足。
我々看護師より薬理作用を知らない精神科医も少なくない。
なぜ学ばないのだろうか。
根拠のない混合処方をし、過鎮静で薬が効いたとでも思うのだろうか。
もうひとつは、長期入院患者の過鎮静を「安定している」と解釈し昔の混合処方から単剤へ変更することを恐れているということ。
これは、CPに換算して優に2000mgを超えており、抗パ剤(抗パーキンソン薬:抗精神病薬の副作用をとめる役割を持つが、同時に幻覚妄想を発症させるという副作用のでることがある)を併用しているような患者などであれば、その量を長期投与しているほうがよっぽどリスクが高く、副作用などから人間性などが失われてしまうことも少なくないだろう。
何のために入院しているのか、過鎮静でおとなしくすることが治療というのだろうか。精神科医の一部はもう少し学ぶべきではないだろうか。懲罰的な処方、根拠のない抗精神病薬の混合処方、抗パ剤の乱用・・・
せっかく出た新薬を、他の定型、あるいは非定形抗精神病薬と併用し・・・何がしたいのか理解ができない。
いつか話をしたことがあるが、医師によって処方内容が極端に違うこと。これは、それぞれの精神科医の処方についてのエビデンスがあったとしても、それはただの
※経験則によるもの
ということの証明にすぎず、なにも肯定できるものではない。
経験則をベースとした抗精神病薬の処方はかなり危険である。リスパダールを平気で12mg処方し、セレネースを18mg、ジプレキサを20mg、コントミンを・・・・と本当にそうなのかと言いたくなるような量をひとりの患者に処方している現状がいまだにある。それは、1つの病院に限らず、である。
逆に薬剤の単剤化の推進に成功している病院もあることから、精神科医のこの格差は何なのだろうかと日々疑問に思う。
この問題を論文にまとめた研究者はいないのだろうか。
人の命を真剣に考えて治療にかかっているなら、少しはその辺を配慮し学ぶべきではないだろうか。
ちなみに、抗精神病薬の処方に関して、100%単剤でなければならないというわけではない。
ただし、非定型抗精神病薬を単剤で、順番にその効果を試して行けば多剤併用になることはほとんどない。であるにもかかわらず、医師も看護師も我慢できず、入院から1週間程度で多剤併用に踏み切ったりする。このような現状は何としてでも変えていかねばならない。
抗精神病薬の処方量に関しては、未だにそのような医師が多いことから、単剤における有効性を示すデータを増やし、過剰処方、混合処方に関して(もちろん、抗パ剤においても、である。
)ある程度“規制”をかけていくような仕組みを作らなければならないのかもしれない。
※治療とは何なのか、命とは何なのか、人間とは何なのか
看護や医療に答えはないのかもしれない。
しかし、一人の医療従事者が、
※何も考えず臨床に望むのと、これらのことを考えながら患者と関わるのとでは全く違ったものになる
ということだけは間違いない。
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※NPO法人 泉州精神看護研究会への寄付金・募金をお願いしております。以下の振込先ですが、お振込みの際は必ずmail@seishinkango.jp宛てにご連絡ください。募金に関しては、使途を明確にし医療の発展に役立てたいと思います。
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振込先:三菱東京UFJ銀行 岸和田支店(店番780)
普通口座 3624711
口座名義 特定非営利活動法人 泉州精神看護研究会
---------------------------------------------
※NPO法人 泉州精神看護研究会の会員を募集中です。ご興味のある方は、NPO法人泉州精神看護研究会ホームページの入会フォームから申し込みください。入会にあたり、特に地域を限定されるものはありませんので、遠方の方でも遠慮なくご連絡ください。
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※拙著「精神科看護師、謀反」をご入用の方は、mail@seishinkango.jpまでメールをお送りください。送料は、当方負担で無料送付(本代別途)させていただきます。
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我々看護師より薬理作用を知らない精神科医も少なくない。
なぜ学ばないのだろうか。
根拠のない混合処方をし、過鎮静で薬が効いたとでも思うのだろうか。
もうひとつは、長期入院患者の過鎮静を「安定している」と解釈し昔の混合処方から単剤へ変更することを恐れているということ。
これは、CPに換算して優に2000mgを超えており、抗パ剤(抗パーキンソン薬:抗精神病薬の副作用をとめる役割を持つが、同時に幻覚妄想を発症させるという副作用のでることがある)を併用しているような患者などであれば、その量を長期投与しているほうがよっぽどリスクが高く、副作用などから人間性などが失われてしまうことも少なくないだろう。
何のために入院しているのか、過鎮静でおとなしくすることが治療というのだろうか。精神科医の一部はもう少し学ぶべきではないだろうか。懲罰的な処方、根拠のない抗精神病薬の混合処方、抗パ剤の乱用・・・
せっかく出た新薬を、他の定型、あるいは非定形抗精神病薬と併用し・・・何がしたいのか理解ができない。
いつか話をしたことがあるが、医師によって処方内容が極端に違うこと。これは、それぞれの精神科医の処方についてのエビデンスがあったとしても、それはただの
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ということの証明にすぎず、なにも肯定できるものではない。
経験則をベースとした抗精神病薬の処方はかなり危険である。リスパダールを平気で12mg処方し、セレネースを18mg、ジプレキサを20mg、コントミンを・・・・と本当にそうなのかと言いたくなるような量をひとりの患者に処方している現状がいまだにある。それは、1つの病院に限らず、である。
逆に薬剤の単剤化の推進に成功している病院もあることから、精神科医のこの格差は何なのだろうかと日々疑問に思う。
この問題を論文にまとめた研究者はいないのだろうか。
人の命を真剣に考えて治療にかかっているなら、少しはその辺を配慮し学ぶべきではないだろうか。
ちなみに、抗精神病薬の処方に関して、100%単剤でなければならないというわけではない。
ただし、非定型抗精神病薬を単剤で、順番にその効果を試して行けば多剤併用になることはほとんどない。であるにもかかわらず、医師も看護師も我慢できず、入院から1週間程度で多剤併用に踏み切ったりする。このような現状は何としてでも変えていかねばならない。
抗精神病薬の処方量に関しては、未だにそのような医師が多いことから、単剤における有効性を示すデータを増やし、過剰処方、混合処方に関して(もちろん、抗パ剤においても、である。
)ある程度“規制”をかけていくような仕組みを作らなければならないのかもしれない。
※治療とは何なのか、命とは何なのか、人間とは何なのか
看護や医療に答えはないのかもしれない。
しかし、一人の医療従事者が、
※何も考えず臨床に望むのと、これらのことを考えながら患者と関わるのとでは全く違ったものになる
ということだけは間違いない。
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普通口座 3624711
口座名義 特定非営利活動法人 泉州精神看護研究会
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の聞いたドラです。また中々医者・支援センター・当事者にも言えない事もあり、夜忙しい所を聞いて貰いました。ありがとうございます。
もっさんは相手の声色や言葉の雰囲気で、ほんのささいなやりとりで自分に的確な助言をしたり、一緒に悩んでくれました。もっさんを見てると、毒舌のあの先生が頭をよぎりました。
さて、2年前、自分はデプロメール、ドグマチール、セパゾン、ソラナックス、リタリンを飲んでいました。体が何となくだるい感じでした。眠りも浅い感じです。なかなかすっきりしませんでした。
その頃インターネットを始めた頃で、偶然毒舌セカンドオピニオンに入りました。笠先生という過激な厳しい評判の先生でした。びくびくして電話をしました。でも電話口では全く違いましたね。声色からメールの内容から丁寧に聞き取ってくれたのです。
「診断名は神経症性うつ病。リタリンは×。抗精神薬が作用していないので×、ルボックス250mg~300mgくらい処方してもらって」との事でした。主治医の処方がよくなかったのです。主治医の指示のまま、飲んでましたね。
ルボックス・ソラナックス・レスリンとなり、以前より活動的になりました。たった5~6回だけの電話・数回のメールで病態を見抜いてしまうので、こんな精神科医もいるのだなと思いました。
患者に向き合って勉強してるのは医療従事者なら多かれ少なかれそうです。ただ相手の事を受け止めて的確な指示を出せる人は、意外に少ないのです。薬の事も。
私の母に起きています。
私もあまり知識がありませんが
独断でお薬を半分に切ったりして
減らしてきました。
これ以上減らしたら不安定になる
という所まできましたが
これ以上減らすことは無理なんでしょうか…
後日メール相談か、電話相談を
させて頂きたいと存じます。
お忙しいかと存じますが
そのときはよろしくお願い致しますm(_ _)m
現状が最良かどうかはわかりませんが、多剤併用の時よりは落ち着いているということですから、やはり多剤併用はすすめられたものではありませんよね・・・。
いえいえ、輩じゃありません。
看護師こそそういう視点で物事を見るというのは必要じゃないですかね。
本当にそう思います。現状の看護師は、目の前の事象ばかりに気を取られてるから、偏った見方になるのではないでしょうか。
そういう事実がありながらも、多剤併用を第一選択とし肯定している者は多いですよね。
どうにかして変えていかないと。
いやいや^^
むしろ、saruさんがこっちへ来てくださいよ。本当に。
です。当初は副作用に悩まされて、このままでは
廃人同然になってしまう怖さを感じました。
その後、担当医が変わり今の単剤で落ち着いている
状況です。
そして、おつかれさま。
確かに、無知な医者は多いですね。
「医師」という職種で考え、他人の命より我が身の保守・安定した収入(所詮、雇われだから…という低次元の話)を優先させることは、今の時代当然ですね。
越智さんのように考え行動する医師、または看護師も集団の中では一握りではないでしょうか。
ただ、医師は潰し(天職)が利かない職種ですからね。もっと勉強熱心に、そして生命や人生に真剣に向き合うべきだと思いますが。でなければ、プロフェッショナルとは呼べませんね。
ただ、勉強熱心な医師は、ほとんど職場に居ませんよ。やれ学会だの、研究だのなんやかんやと。
そして、献身的な医師は、少数派ですね。
他所でバイトしている医師ならともかく、ほとんどの医師が定時で帰りますから。
その辺りで考えれば、まだ開業医のがマジメですね。
「雇われ」は、所詮、雇われ(=無責任)という意識が強いです。
私の場合、職業としての「ナース」です。天職であるとは思っておりませんし、どちらかといえば不真面目な部類です。なので、客観視的な見方です。そして、現場サイドがどうのではなく、経営者的な視野で洞察しています。
ブログへコメントされている方、常にROMされている方、越智さんに共感されNPOへ参加されている方に対して失礼なコメントをする場合がありますが、他方面からの見解としてご理解していただければ幸です。
こーゆー輩も居てるんや…の程度で勘弁してくださいね。
大変さも わかりますが 怒りも あります。
一体 どうしたら 個々の患者に 見合った薬の
処方が あるのか・・ただ 精神病ということでの
鎮静化・・それに よって 思わぬ副作用に
悩まされ さらに それを 抑えるための薬・・
こんな連鎖で 一体 先には 何が・・
薬は 一時の症状を 抑える作用・・その後は
各々に 見合った処方・・大切だと 思います。
精神病という事で 鎮静化あるのみの処方なら
少しばかり 勉強した我々 素人でも 出来ます。
でも 患者さんの人生・・残された機能を
いかに 生かすか・・それを 考えると
多剤多量処方・・有り得ないと 思います。
入院病棟で 看護されている方々は 当然
医師よりも 長時間 患者に 付き添いされて
疑問は 多々 あろうかと・・いつまでも 見て
見ぬふりでは 何も 変わらない気がします。
かって 娘は ルーラン48mg その次には
リス12mg・・家族は そこから
何かが おかしい精神医療事情と 感じ
学ばせて頂きました。
学ばせて頂いたお陰で 娘にとって 必要な
抗精神薬の量・・リスでは 3~4mg ジプでは
7.5~10mg・・後は 様子次第で
微量な匙加減・・抗パ剤なしです。
長年 多量多剤を 続けると いつかは
慢性患者になり 食っちゃ寝の人生になると・・
家族としては 回復できる機能が あるなら
それを 大切に・・薬で 壊してほしくない・・
願いは それだけです。
その通りですね。患者さんのQOL,医療費の削減を考えると、医師、看護師、コメディカルの質の底上げが必要ですね!
どうですか?うちの病院で一緒に働きませんか^^
遠いけど。。。