特定非営利活動法人精神医療サポートセンター

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精神科の看護師と医師がTVで議論する

2009年11月06日 | 看護論的経営論


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昨今、看護師の位置づけであるとか、看護師の裁量権に関してNP(ナースプラクティショナー)が話題になっていたりするが、この議論は公にはどれも有識者の中でばかり議論して報道されている。

しかし、新聞や雑誌を見ている一般の看護師は自身の意見がありながらも表現することができず、どうも歯痒いのではないだろうか。

議論を成熟させ、かつ世間の看護師がすっきりするために一番手っ取り早いのは、これらの問題に対して現場の看護師が医師達と堂々と議論することが何よりもわかりやすい。

現場では医師→看護師間のパターナリズムが根強く意見しにくい現状がある。病院や科によっては医師よりも看護師のほうがエラそうにしている向きもあるが、それはそれで問題であるということを含めて議論すべきなのだと思う。

このような議論に対して一気に注目を集める方法が、看護師と医師が現場の事についてメディアを使って議論するということである。


これは決して非現実的なものではないし、メディアも視聴者も興味のあるところであろう。

普段は、有識者、あるいはそうでない医療従事者一人だけの意見を聞きTVで放送したり記事にしたりすることが多い。
そうではなく、多くの医師・看護師、他のコメディカルがまとまって議論しあう場所を提供し放送すればどれだけのものになるのかと想像するだけでも面白い。
また、われわれ医療従事者がおもしろいと思うだけではなく、医療の現状をし知らないすべての人たちへのメッセージ性も強く、そういう視点からもこれはかならず実現すべきことであると考えている。

有識者に対して現場の看護師などを混ぜるなどの設定もいいだろう。現場の看護師が論破されてもいい。そういう現状も見てもらうべきである。

朝まで生テレビにこだわるわけではないが、それに近い形でタブーを捨てて堂々と議論できる環境を整えるべきだ。



今のメディアの現状や一般の方の見方は、精神科医療に関して良くも悪くもバイアスがかかりすぎている。本当の医療の現状・格差を知ってもらうためにあらゆる立場の人間が議論しあう必要がある。そのためにも、まずは現場の精神科の看護師が入って現状を含めた議論をすべきであるし、メディアはそれを採用しなければならない。それが精神科医療を変えるためのメディアの役割であろう。

















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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがりの人)
2009-11-14 21:47:19
タブーのタブー!
(^^)
見るなの禁止だね。
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是非やっていただきたい (仮福真琴)
2009-11-21 22:35:40
越智さん こんばんは。
いつも、越智さんのブログを拝見し、よくぞ、書いてくださったと感謝しております。
私は、当事者でもあり当事者の親でもあります。
カルテを開示してみると、看護師さん達の看護日誌は綺麗な字で、丁寧に客観的に事実を書いています。
それに比べ、精神科医のカルテは、外来も入院中も、どこの病院も、どの精神科医もいいかげんで、字も汚く、雑です。そして、自分の都合の悪い事はかきません!!!
精神医療の荒廃がそのまま現れているように感じました。
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Unknown (もっさん)
2009-11-22 12:34:50
>通りすがりの人
ほんとうは、あたりまえに実施されていていいはずなんですけどね。

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Unknown (もっさん)
2009-11-22 12:35:47
>仮福真琴さん
そう遠くない将来実現させますよ^^

返信する

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