独立とは、自分にて自分の身を支配し、他に依りすがる心なきを言う
権威や格式を嫌い、「これはこうするものだ」という常識を疑い、合理的実用本位で、男尊女卑思想を一喝し、健康に留意をし、散歩が大好きで、奥さんと子どもを「さん」付けで呼び、明るく社交的で、でも親友は1人もいないと言い、教育に情熱を燃やし、慶應義塾を創始し、新聞を発行し、周りの空気は読まず、人におもねることや忖度を嫌い、精神の上で近代日本の礎を築いた無位無官の偉大なる平民。
あたかも一身(いっしん)にして二生(にしょう)を経(ふ)るが如く(文明論之概略)
福澤諭吉「身体健康精神活潑」墨書。諭吉はこの言葉に「からだは元気に、こころは生き生きと
全社会の先導者たらんことを欲す
福澤諭吉は学問を修める過程で、「智徳」とともに「気品」を重視し、社会の先導者にふさわしい人格形成を志しました。福澤が門下生たちにその志を託した「慶應義塾の目的」と呼ばれる一文があります。
「慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」
権威や格式を嫌い、「これはこうするものだ」という常識を疑い、
あたかも一身(いっしん)にして二生(にしょう)を経(ふ)るが
福澤諭吉「身体健康精神活潑」墨書。諭吉はこの言葉に「からだは
全社会の先導者たらんことを欲す
福澤諭吉は学問を修める過程で、「智徳」とともに「気品」を重視
「慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的
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