今日はリンゴ1個だけなので江古田snowdropbookさんで買ってきた本。
辻まことって作家、絵描き?登山家か?好きな人なんですが、アナーキストの父辻潤と母伊藤野枝の息子として生まれ、そんなガッチガチの両親だもん普通だったらグレるかバグるかするでしょ?
そんな彼が戦場に持っていった唯一の詩集が尾形亀之助でした。
両親とは真逆の全く政治的ではない、正反対の詩人です。
辻まことと来れば串田孫一。どちらも山男で随筆家で、串田孫一は博物学者でハープ奏者で画家でもありました。
自衛隊のパレードに石を投げてたという、ちょっと意外な一面も。
そうなんです、二人は半分政治的で半分政治的ではないというバランスで生きた人。
尾形亀之助の全く政治的ではない人とは違うけど、どっちの生き方も好きなんです。
戦後草野心平が尾形の詩集を探してるところにそれを持ってた辻まことが偶然出くわすなんて、ドラマみたいね。
そういえば4月に草野心平の故郷のいわき市にクラフト出展で行きますよ〜(^o^)/
開店まだ一年という古本屋さんのsnowdropbookさんで見つけた、なんだか懐かしい4冊でした。