もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

私の望むのは人の心。

2021-01-09 11:45:00 | 日記
休みの日は
空を見るのが好き。

雲すらないと
部屋から見る空はただ青いだけで
特に何って訳でもないけど

青く広がってる…
それだけで少しホッとします。


私は多分HSPで。
他人の感情にも敏感で。

いつも他人の顔色を伺いながら
他人の目を気にしながら
自分を卑下して生きてる
そんな人間です。


そんな私が
スーパーのレジって仕事を
好きだと言うのが
不思議だと思う人もいるかも
しれません。

仕事なら、仕事と思えば
いつも笑顔でいられるし
他人と気軽に話す事が出来ます。

自然体の自分。なんて
出せない性格だから
作った自分が『当たり前』で
いられるのが良いのかもしれない。
  
笑顔でいれば『明るい人』って 
言われて。
テキパキやれば『出来る人』って
周りが勝手に『私』と言う人間を
作りあげてくれる。

私はただ
その作られた『私』を
仕事の間だけ演じれば済む。


私は本来
明るくも仕事が出来るタイプ
でもない。

子供の頃から
人見知りだしバカで何も出来なくて
親兄弟や他人に至るまで周りから
いつも蔑(さげす)まれてきた。

なのに…

レジの仕事でだけは
いつも褒められる。

今まで人から褒められるなんて
なかったから
褒められるのは嬉しいし
なにより
人に喜んで貰えるのって
気持ちが良い。


HSPは
他人の嫌な感情も読み取るけど
良い感情も読める。

他人の幸せな気持ちは
自分の幸せな気持ちになる。

だから私は
レジの仕事が好き。


今やっているのも
確かにレジの仕事では
あるけれど

今の店のレジは
私の望んでいる『レジの仕事』とは
なんだか違う気がしてなりません。


私もそうだけど
人ってわりと決まった時間に
買い物をしたりしませんか?

午前なら午前。
午後なら午後。
仕事の帰り。とか
 
これまでに経験してきた店は
出勤時間はほぼ決まっていました。
午前なら午前で何時から何時とか。
午後なら午後で何時から何時とか。

でも今の職場は
決まった時間がありません。
午前からだろうと午後からだろうと
毎回バラバラです。


元々人の顔を覚えるのが苦手な私。
同じレジの人でさえ
誰が誰だか区別がつきません。
 
毎回バラバラの時間で来る
お客さんの顔なんて
全くわかりません。


今までの職場なら
『その時間』にいつも来てくれる
お客さんというのがいて

人の区別って言うのは
顔だけじゃないから
顔が覚えられない私でも
雰囲気や声で
同じお客さんだと区別が出来た。

顔馴染みになると
気さくに話しかけてくれる
お客さんというのが
必ず出来る。

頑張れば応援してくれる
お客さんも出来る。

お客さんのそういう思いが
私に力をくれていた。

私がレジの仕事が好きなのは
そんなお客さんに
会えるからでもあったと思う。


先日。
〇〇さん(私の名前)って言うんだ?と、
私のレジで笑顔で通ってくれた
年配のお客さんがいました。

私のレジを笑顔で通る。
それだけでも
私には力をもらえます。

実際、ただそれだけのことが
私にはとても嬉しかった。

でも。私は
その人の顔を覚えられません。

もし。

毎日仕事の出勤時間が同じで
同じ様な時間に来てくれる
お客さんなら
覚えることも出来るかも
しれないのに

こんなに毎日
バラバラの時間の出勤じゃ
私にはどのお客さんの顔も
覚えられそうもない。
 
お客さんだって
きっと私をわからない。

なんだかとても孤独に感じる。


青い空。
青いだけで何も見えない。
何にもないのは
ホッとすると同時に
孤独も感じさせる。


今の店が
どういった意図で
こんなバラバラのシフトに
するのかはわからないけれど

仕事の日は
毎回朝から時間を気にしなきゃ
ならなくて 落ち着かないし

出勤したって
働ける時間はわずか
3時間か3時間半だけ。

誰もわからない。
話せない。
レジのパートの中には
私をよく思ってない人が
少なからずいるのは気付いてる。

仕事仲間からも力をもらえない。
お客さんからも力をもらえない。

私自身の気力が
日々薄くなって行くみたい。

私は本当にこの職場に
いても良いのだろうか?
そう悩む。



私は人が苦手。
でも接客は好き。

それは……
単に私だけの気持ちじゃなくて。

同じレジの仲間や
お客さんの喜ぶ顔が
あってこそなのだと思う。














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