もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

ブレイム

2020-04-18 11:34:00 | 日記
映画「感染列島」を観た方は
ご存知だと思いますが
ブレイム 神の責め苦
だそうです。

責め苦とは
『責めさいなまれる苦しみ』

だとしたら
今のこの世界の状態は
神様から与えられた試練?
あるいは 罰
なのでしょうか?


映画の中では
今、世界中で起きている様な
出来事が展開されて行きます。

誰かを助けたい。
愛する人を守りたい。

抱く思いは同じなのに
追い詰められるいく中で
互いを責め合い。
憎しみ合ったり。

人は追い詰められると
本当にそうなるものだと
今ならわかる。


映画の中で私が
まさに『責め苦』と思えたのは
養鶏場の主が自殺をした場面
でした。

人々が感染したのは
未知のウイルスだったのに
たまたま同時期に発生した
鶏インフルエンザのために
感染源だと疑われます。

主は周りの人達に責め立てられ
娘はいじめに合い

全ては私のせいです!
許して下さい!
責められながらも頭を下げ
自ら命を絶った主。

彼を殺したのは
ウイルスなんかじゃなくて
人間の心だった。

ウイルスは怖い。
死ぬのは怖い。

怖いから誰かのせいにして
逃げ出したいと思う。

今の日本も
本当にそうじゃないのかな?

国が悪い。
都が悪い。
自粛しない奴等が悪い。

誰かのせいにすること
誰かを責めることで
ウイルスが消えることはないのに…

今やるのは
責めることじゃないよね?

医療現場で
医療従事者たちが
命をかけて頑張っているなら

感染してない人は
感染しないようにしなきゃだよね。


マスクをするのって苦しいよね。
外に出れないのも苦しいよね。

でも
なにより今苦しいのは
医療現場の人たちや
感染されてる人たちの方
じゃないのかな。

頑張ろう。
あと少し。

もう少し。


↑亡くなった看護師の代わりに
彼女の娘へ最期のメールを
送るシーンです。

ガラケーの時代に作られた
映画なのに
スマホの今に同じことが起こる。

映画だから大袈裟なシーンもあるけど
これがただのフィクションというには
あまりにも想像しやすい
世界の未来(現実)がそこにある。


これがブレイム
神の責め苦だったしても
負けちゃいけない
負けるはずがない

だって神様は……
乗り越えられない試練を
人には与えないものなのだから。
















最新の画像もっと見る