ここ最近。
30数年ぶりに漫画を描き始めまして。
昔。
漫画家になりたいなんて思ってた時期もあったけど。
面白いストーリーとか浮かばないし、絵もそんなに上手くはなくて。
20代の頃。
同人誌にハマって。
聖闘士星矢の漫画とか、頑張って描いてた。
同人誌作っても、そんなには売れなかったけど。
時々もらう感想とかは、凄く嬉しかった。
あの頃の本は。
今見ると、私には凄く不思議で。
『青春』とか『情熱』とか、昭和の熱い思いを思い出します(笑)
世間から見たら、そんなに上手くはないんだろうけど。
私から見たら『凄い頑張ってた』感があって。
よくこんなに描いてたなぁって思う。
今年の4月。
前の旦那さんが亡くなって。
子供たちがご主人の実家に住むことになって。
私の荷物を片した時に出てきた、多くの原稿。
なんだか。亡くなった前の旦那さんが「また描けば?」って言ってくれたみたいで。
描いてる時は、悲しい気持ちが薄れる気がします。
50代後半になって。
同人誌やってた頃から30年以上経っていて。
今の私に何が描けるんだろう?
と思った時。
やっぱり、大好きだった聖闘士星矢の瞬と氷河の話かなって。
久しぶりにGペンと丸ペンとインク買って。アナログで描く漫画。
楽しいです♪
ペンの引っ掛かる、カリカリした音や感触は、きっと今のデジタルの漫画では味わえない快感だと思う。
私、昭和の人間だから。
やっぱりアナログが合うみたい。
下手でも良い。
面白くなくても良い。
今はそう思いながら描いてます。
漫画を描くことは。
私にとっては『自分との会話』みたいなもので。
動くキャラクターたちは、私の生み出す子供たちですから。
自己満足のため。
とは言いつつも。
描いたものって、やっぱり人に見てもらいたかったりもするので。
近々描き上がったら、見て下さると嬉しいです。