現場で日々行っている事などを公開しています。
千葉、松戸、柏、市川、流山周辺での塗装歴24年の一級塗装技能士による建築塗装現場日記(繁忙時期は更新できません!)
とてもいい人
大工さんは一生懸命ながはしごと脚立で塗っていました。
刷毛で塗っていました。
雨の中、トタンに水性塗料を雨に濡れて、塗料が流れながら塗っていました。
一生懸命。
とてもいい大工さん、一生懸命、わたしに塗装の事を教えてくれました。
錆びてる所は、一回じゃ錆びが浮いて来るから二回塗らないと茶色が出て来て汚い仕上がりになると教えてくれました。
私はそれは違うよっていいたかったのですが、お客さんに一生懸命説明しているのを見ると、引っ込みがつかないんだなと理解しました。
トタンに水性塗料を塗るのは我々の常識ではもっての他、
洗浄もしないで汚れをそのまま塗料で塗り込んでしまうのももっての他
更に錆も落とさないで塗るのももっての他、
錆びてる所に錆び止めを塗らないのももっての他
雨の中、塗料が溶けて流れているのに塗り続けるのももっての他
塗り残しだらけで、この面は完成しましたとお客さんが確認する前に脚立足場をバラして登れない様にするのももっての他
でも大工さんには悪気は無い。
ただ塗装を知らないだけ。
知ってたらまるっきり悪徳業者。
でも大工さんはいい人。
お客さんも信頼してるし、我々もいやな感じは全くしない。
知らないと言う罪深さを感じた一日でした。
だから自分はもっと知識をつけようと思いました。
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