Moonfish's ちょっとみょうな話

最近は主に家庭菜園やってます。日頃の他愛のない話も含めて怖いお話はあまりないです・・・(^^;;

(TT)・・・泣き入れてもいいですか?

2007年05月21日 21時56分16秒 | オカルト?
今年の春、もちまわりと言うことで地域の自治会(町内会みたいなもの)の組長になりました。初めて・・・というより引っ越しして何年もたってないのにそんな役、やらせるなーーーーーーーーーー!

ぜいぜい・・・

任期は1年です。
仕事内容は、回覧板の配布に始まり、自治会費の集金・地域内の清掃まとめ役みたいなもので・・・
今月の仕事は、第一回自治会費の集金でした。(--;;
他の自治会はいくらか知らないのだけれど(茅ヶ崎は一回 2300円くらいだったような気がする・・・年間 6900円か)、うちの方では一回 2600円、年間7800円です。
集金はもちろんお宅訪問するわけですが、古くから住んでいる方々がほとんどなので自分の受け持ちはすぐに集金が終わりました。

ところが、集まったお金がもっていけないというので届けて欲しい・・・という隣の組長さんからの依頼で、そのお宅に伺った時のことでした。


話が長い人で、健康状態の不安を訴え、二言目には「こんな仕事はできないのに」が口癖で、私的にはちょっとパスしたいような人物なのですがそうもいかず、案の定、その日も捕まってしまいました・・・

あまりにできそうもないを連発するので、
「健康状態が良くないということで、組内で相談して他の方に変わってもらったらいかがですか?」
半分キレてしまいました。
気を付けてはいたんです。自分なりに。


苦情を訴える相手が違いませんか?


しかし相手は、なんとかやってみると言うのでそこそこにおいとましようと玄関から退出しようとしたその時・・・


もうドアの外に出ていた私を追ってくるかのようにその人はゆっくりとドアの隙間を開けて、顔から ”にゅぅ~”・・・という感じで出てきました。

例えるなら、ヘビのくねった感じの動きで・・・

その時見てしまったのです・・・見たというか、感じたというか、写真で言うなら二重露出状態!

その人の顔部分が真っ黒に染まっていました・・・というより、写真の顔を黒マジックでグシャグシャに塗りつぶしたような感じ。
時刻で言うならもう夜です。街灯も点いています。もちろん黒く見えるというのもアリかもしれません・・・

しかし!

その真っ黒い部分の中に、小さく見えるモノが。
だんだん大きくなってきて・・・はっきり見えたのは『ムンクの叫び』に似た顔!
その顔が黒い部分から出てきそうになっていました。
どうしてそう思ったのか、なんて、うまく説明できません。

(憑いていたのかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)

私は心の中で悲鳴を上げていました。


もう、大人の会話などできません。
とにかくここから離れたい、逃げたい、それだけで頭の中はいっぱいです!
しかし、その人はなおも話をしようと、私の先を歩き続けています。
体調のことでどこの病院に行けばいいのかとか、お金がないとか、ご近所の事だとか・・・
普段なんでもない時なら、いくらでもそういう相談にはのりますが・・・

(お願いだから、私を解放してよ!)

我慢にも限界が来て、失礼なヤツと思われても仕方ないような、別れの挨拶もそこそこに、相手に対して
もうこれ以上出てこなくていいから、家に入って休養して!

そう言って、走って家まで逃げ帰りました。
以前からあの人は、霊的になんとなくおかしいとは思っていましたが、ここまでひどいのは今までの経験上ありません!

走って帰った・・・とは言っても、目と鼻の先に住んでいるのです。30秒とかからず玄関にたどり着きます。玄関でひとりぶつぶつと
「気持ち悪い! 気持ち悪い! 最悪ーーーーーーー!」と悪態をついていました。
この日、さらにまずいことに、多少霊感のある友人が泊まりがけで遊びに来ていました。

「どうしたのー?」
部屋の奥から何事があったのかと問い合わせる声が。

「気持ち悪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!」
吐き気がしている訳ではなく、得体の知れないモノに対する嫌悪感というか、
”どうしてくれよう!” という怒りというか、とにかく『もう、いや!(><)』という意思表示なわけで・・・

説明しているうちに、友人も気分がわるくなってきたようで、二の腕にトリハダが 
背中が寒いんですけどぉ・・・



霊障が伝染してしまいました・・・



いや、マジで笑い事ではなく、自分でも ”連れてきてしまったかも” という恐怖が頭の中をよぎりました。

とってもマズイ状態です!


速攻で電話の受話器をつかんで、ダイヤルをプッシュ!

「ごめん! なんとかしてーーーーー!(><)」
相手が声を発する間もなく叫んでいました。

「どうしていつも面倒なものひっつけるの?」
私だって好きでこういう体質になったわけじゃありません。私は被害者の方です


電話の向こうではしばらく静かになっていましたが、おもむろにボソっと。
「いくら”ホイホイ”だからって、あんなのをくっつけることはないでしょうに」
終わったという事でした。


あんなの・・・・あんなの?・・・あんなのぉ~!


「もしかして、しにがみ・・・とか・・・?」
「あたりー!」

という返事でした。

「良かったね。その人、ちょっとは寿命が延びたね。

そう明るく言われても・・・

あんなのとは二度と遭遇したくない!

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(ノД‘) (マルコ。)
2007-05-24 08:02:55
死神って…そんな「叫び」みたいなんだぁ
いやだ~~~~
その人だいじょうぶなのかなあ
もう回覧板は郵便受けに差し込んでシランプリでいいよそんなお宅(ノД‘)
返信する
怖! (たかりん)
2007-05-24 15:20:42
黒フードにドクロじゃないんだ~。死神って憑いててもすぐ死ぬことはないの?

返信する
おはようございますm(_ _)m (もー。)
2007-05-26 08:54:32
その後、その人にあって話もしましたが、ハキハキして声にもハリがありました。元気そうです。

>マルコ。
このことがある前に、足が急に動かなくなってきて体重も減った・・・という話は聞いていたのです。
普通に考えたら、内科的な病気だよね。
大きな病院に行きなさいとは言ったんだけどね。

>たかりん

・・・「神」というより、良くない霊の塊(?)なのかも・・・
姿を見せた(と言っても、私が分かりやすい都合の良い姿形をとったのかも)段階で、私に対してなんらかのちょっかいを出そうとしている意思表示になるので、あるいは乗り換えるつもりだったのかも。


最近知ったのですが、そこそこに”霊感”がある人って、悪い霊にとっては格好のエサです。
その人間に霊感があるから自分の意志を実行させやすいし、ひょっとしたら「神がついた」とかなんとか惑わせて悪い霊のために働かせる・・・

つまりは、今現在取り憑いている人間よりも霊に対して敏感な人間は「乗り換え」されてしまうこともアリです。
取り憑いている人間が死期間近な場合は特に。


エサで思い出した。
霊が取り憑いて具合が悪くなるのは、霊が人間のエネルギー(?)を横取りしちゃうからです。
人間はやせ細って精気がなくなるけど、取り憑いた霊はご馳走にありついて元気にでかく(影響力が大きく)なるそうですよ。
返信する

コメントを投稿