ストレートに、スカイツリーだけ。
この日はとても天気が良かった。
青い空に、突き抜けるようにそびえ立つスカイツリーは、やはり高かった。
スカイツリーとアサヒビール本社とその横にある、あの有名なオブジェ、あれは「聖火台の炎」だそうです。
設計者はフランス人のフィリップ・スタルクと言うデザイナーだそうです。
撮影をしてる私の横を何人もの人が通って行きましたが、聞こえてくる話し声は皆、一様に、「〇〇〇にしか見えないよね。」と言う事でした。
私には、孫悟空のきんとん雲のように見えます。
でも、言われれば確かに、〇〇〇です。
ターゲット。
「ただ、そこに人がいたから、物語を作ってみた。」
この男は、何を見つめ、何をしようとしているのか。
手前の植物が、この男の心理をよりリアルに想像させる役目を果たしている。
あなたの想像力が試される。
普段、こう言う風に物を見ることはしないだろう。
何か気になる物が向こうにあっても、人間の脳は手前のあらゆる物を視覚の映像から消し去って、
必要なものだけを記憶に残してしまう事が多い。
写真は素直だ。
目の前にある物は、ほぼ正確に写し取るのだから。
