もなぴの徒然メモ

本当のことは報道や教育の真逆なのかも…
と思ったら自分で考える縁(よすが)に

◆陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる

2018-03-20 09:38:52 | 日記

▼卑劣な政権攻撃による「亡国」の危機の瀬戸際

三寒四温で、だんだんと春の近づきが感じられるようになってきました。短く刈り込んだベランダのばらの鉢植えからは勢いよく新芽が吹き、地域の氏神様へと続く遊歩道沿いの桜並木の蕾も色づき膨らんでいます。

温暖化というよりは、寒暑の極端化&降雨・降雪量の激増化という気候変化のために、春や秋はとても短くなってあっという間に過ぎ消えてしまいますから、しっかりと味わっておきたいものですね。

国政では、財務省による文書改竄問題が、敗戦利得のマスコミと左翼野党によるいつもの倒閣活動と思われていたものが、国会を形骸化させ実質的に国を牛耳ってきた「官僚支配の闇」に政治が切り込んでいけるかどうかが、実は本質的問題であることが明らかになりました。

今日の参院予算委員会・集中審議での、青山議員、和田議員による質疑の要旨がどこまで正しく報道されるかはわかりませんが、国会のあり方や、《最強官庁・財務省》の奢りに象徴される、国家官僚のあり方を見直す時節が訪れていることは間違いないでしょう。

近代国家としての日本の150年の歴史は、およそ70年の周期で2度のピークがあり、現在は幕末・敗戦の時期に相当する3度目の危機の時代と見ることができます。その谷と山は、歴史や社会の陰と陽ともいえます。

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 【危機①】 欧米の東アジアへの進出と植民地化の危機 →
 【ピーク①】維新~近代化・列強の仲間入り →
 【危機②】 拡大政策・統制経済~敗戦 →
 【ピーク②】復興・高度成長~バブル経済 →
 【危機③】 長期のデフレ不況・民主党政権の3年3ヶ月・東日本大震災以降の火山活動期への移行・東アジアの地政学リスクの激変と増大の継続 ←!いまココ!

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つまり、近代日本は過去2回の大きな国難にあたって辛くもそれをしのぎ、その後に国力を高めたものの、それぞれ絶頂を極めたところで国策を誤り、次の危機へと続く下り坂を経験したわけで、いまがその「3度目の危機」で、底を打たせて反転上昇できるかどうかの瀬戸際にあるといえます。

▼民主主義の弱点を利用した「報道テロ」に終止符を打つ「公正な競争」政策を

リアルタイムでは新聞もテレビ放送もアクセスしませんが、SNSのタイムラインを見ていると、彼らマスメディアの報道姿勢はすっかり「報道テロリズム」そのもので、もはや国益毀損どころか社会転覆を目指しているだけにしか見えません。社会の公器として特権を受けていることを謙虚に顧みて、国政運営を正常化させる議論のような建設的な役割は自分たちの仕事ではない!という狂ったものですね。

これは、私たちの先人達が数千年に亘って繋いできた「日本」という存在を、国や社会や文化や伝統を、否定し破壊し滅ぼす行為に他なりません。このまま放置することはもはや先人への恩を思えば、許されないところに来ています。まさに悪貨が良貨を駆逐しようとしている事態だからです。

隣国である、チャイナ・ロシア・コリアの政治体制を知れば、日本人がいかに公正な社会の実現のために真面目な努力をしてきたか。そのために一見無駄で遠回りにも見える多くの時間とコストをかけてでも、自由と民主主義に基づいた合意形成で、社会の安定と繁栄を実現してきたかが分かります。

その根本にあるのは「相手への思い遣りと信頼」です。この性善説的社会は、それを逆手に取られると、大変に付け込まれやすいという弱点があります。国防に例えるなら、政府見解の「専守防衛」の縛りのようなもので、悪意を持って相手が攻撃を仕掛けてきたら、必ず犠牲を出してからでないと、対抗できないことに気づくようなことです。

日本は、自由と民主主義を堅持する社会ですから、良貨が悪貨を駆逐できる自由で公正な競争環境を整える、放送メディア事業関連の法整備は本当に必要だと思います。この意味でも安倍政権の政策は、強く支持できます。むしろ政権の努力によって獲得した、3割の「目覚めた日本人」という、堅い支持層と連携して必ず実現してほしいと思います。

▼本当の地獄を知っている人が謙虚で慈悲深いこと

録画した、3月19日の集中審議を見ても思ったのですが、大企業や官公庁でも、あるいは巨大宗教団体でも、「巨大組織の頂点」という場所で、人々はどのように振る舞うのかということは、本当に難しい問題ですね。

その意味で、政治権力の場において公正な選挙を行うことが出来る日本の社会は、本当に救いがあると思います。このような時節に、常に全方位の攻撃に辛くも耐える安倍政権の謙虚さと強かさは、第一次政権での惨めな敗北と退陣からの復活ゆえ、と青山繁晴さんが指摘されますが、私もそう思います。

選挙の洗礼と政敵との死闘で「板子(いたこ)一枚下は地獄(漁師とは命懸けで挑戦している意)」を経験してなお、いずれは終わる自らの人生ならば「人々のために捧げよう」と深く静かに肚を据えている人たちが、現在の政権中枢に多くおられることに、あらためて感謝をしたいと思います。

総務省へのご意見送信先のURL
https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html

首相官邸へのご意見送信先のURL
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