手作り+読書+α

→読書には漫画を大いに含みます!!

ベンヤミン院長の古文書

2016年03月31日 23時24分21秒 | 
金澤マリコ・著

ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作だそうです。
沼津高専の世界史の講師をやってらしたとかで、地元イチオシだったため読んでみました。


かつて世界一の蔵書を誇ったというアレクサンドリア図書館は、7世紀にイスラムの侵攻によってその全てを失ったはずだった。
しかし本当は、聖マルコのお告げに従ってベンヤミン院長が密かに隠したのだという。
そして隠し場所を示す暗号は、コプト教の3人の「守護者」によって代々受け継がれてきた。
ベンヤミン院長の遺した文書によると、3つの「徴」が現れたとき、その封印を解いて世に再び取り戻すべし、とのこと。
3人の守護者は新ローマ教皇と共に、秘密のプロジェクトとして暗号の解読にあたった。
そこへヴァチカンの敵対勢力や新興宗教が妨害工作をかけてきて…!?


ひとことで言うなら「世界史の本」です。
そこへキリスト教とその周辺および暗号解読が絡んでいます。
面白いけど難しい!
世界史プラス地理も分からないと、どこで何の話をしてるのか分からなくなってしまいそうです。
まあだいたい今この辺かな~?でも読めますけどね。

更に言うなら「インディ・ジョーンズ、アクション抜き」
インディ3作目の聖杯の話と似てます。1番の見所はショーン・コネリー演ずるパパと、それに翻弄されるインディとの絡みなのですが。

若者も出てはくるのですが、メインで動いているのが50才以上のおじさん(教皇はじめお偉いさんばかりだけど)達なのも、ちょっととっつきにくいですかね。
女性の作者さんだけあって、服装の描写は細かくて自然です。


このあとは特にネタバレ含みます、注意!


読了後の叫び一覧です。
①冒頭のベンヤミン院長の文書の、古代的・宗教的な気取った文が、なんだか出来損なっていて残念。
②ユーセフ青年の腕時計は関係ないの?伏線じゃなかったの?
③宗教家モーゲンソーって必要だった?(彼については突っ込み所満載過ぎて、存在を是非した方が早い)
④ビッフィ枢機卿の目的は何だったのさ?

「ま、そもそも…」と言い出したら話が始まらないので、そもそもなぜ隠された蔵書の存在を確信できて尚且それがまだ隠されたままだと信じ込めたのか、とか、そもそもベンヤミンはなぜ3つの徴が現れたときと限定したのか(しかも失敗すると災いがあるというオマケ付き!)、とか、そもそもその判断しづらい徴はベンヤミンの預言なのか、とかはナシにしましょうか。

日本では埋蔵金の類いはマユツバなイメージですが、ポンペイが丸ごと埋まってたこととかを考えるといけなくもないのですかね。
海底ならまだしも、と思ってしまいますが。

そしてあっさり見つかるお宝。
何だかよく分からない幕切れ。
最後、終わりが見えてきたから一気に畳んだ感があります。
それまでとても丁寧に、それ必要?と言いたくなるような歴史的雑学をうまーく盛り込んできていたのに。

そんなわけでラストがちょっと残念だったのと、「そもそも…」を抜きにすれば、意外と読みやすくて面白い小説でした。

悟浄出立

2016年03月28日 22時14分45秒 | 
万城目学・著

表題作を含む5つの短編から成る、中国を舞台にしたの歴史小説。
『悟浄出立』だけは『西遊記』に題材を得ているので、時代小説とまとめていいかどうかは不明ですが。
帯に、なぜか「主役」になれない人へ、とあります。
うーん、なれないんじゃなくて別になりたくない人なんだけどな~。
…とかちょっとつっかかってみました。


ネタバレがありますのでご注意を。


『悟浄出立』
西遊記の沙悟浄を主人公に、傍観者脱却を図ります。
今語られる猪八戒の意外な過去…というかあまり西遊記知らない…。
仏の手の上で弄ばれる孫悟空とか、金角銀角とか、『ドラゴンボール』に飛び火しているイメージとかしかなかったのですが、詳しくなくても問題ないです。
八戒の言が奥深くて面白いです。
前向きになれる素敵な話でした。

『趙雲西航』
三国志より、劉備配下の趙雲が主人公となった、故郷にまつわる話。
成都攻略を前にした劉備に呼ばれた援軍が船団を組んで長江を遡っている。
大将は張飛なので、趙雲は副将くらいでしょうか?軍師の諸葛亮も一緒です。
特別事件は起きず、趙雲が胸の中のもやもやについて考えていきます。
50歳の老武将(当時だと。なにせ日本は邪馬台国の時代。人生五十年の信長より1500年以上も昔)が冷静に自分を見つめ直しています。
いくつであっても自己を省みるのは大事なのだな、と思いました。プラス客観視。
あと、そろそろ三国志読もう、とも。
なんだかんだ読んでないので。長くてややこしそうだと思うとなかなか手が出ず…。

『虞姫寂静』
今度は項羽と劉邦の時代に遡ります。
秦を滅ぼした項羽の寵姫・虞(ぐ)が主人公です。
高校の漢文でやりました。「虞や虞や、汝をいかんせん」
物語は「四面楚歌」の場面から始まります。
前の2つと打って変わって内容はドラマチックで情景が目に浮かぶよう。
一言で表すなら女のプライドでしょうか。
男に対する、自分達ばかりが主役だと思うなよ!?という気概と、愛する人に対しての、自我をかけたプライドが感じられました。
項羽と虞美人のエピソードから成る映画『さらばわが愛/覇王別姫』を見なくては!という気分になります。更に言うと本物の京劇の方も見たい!

『法家孤憤』
また少し時代を遡って、秦の始皇帝暗殺未遂事件です。
刺客の荊軻と同じケイカの名を持つ、始皇帝に仕える側の京科(さすがに実在の人物ではないでしょう)が、法治国家について考える話です。
法家の思想:まず法ありき、に目からウロコだった京科や、暗殺未遂現場での法の機能を自嘲する高官の視点が興味深いです。
『始皇帝暗殺』は高校時代に映画も見て本も読みましたが、あまりよく分かりませんでした。
同じく授業でやったのですが、その暗殺未遂事件の顛末を書いた『史記』の文章がそもそもよく分からない(内容が盛り上がりに欠けるというかお粗末なんだけど、たぶん史記が悪いわけではない)せいで、一番の見所のはずの暗殺の立ち回りが残念な出来になっているみたいです。なんでそこは忠実に再現したのでしょうね…。あと、姫の狙いが正しく理解できなかった。策を弄したら思わぬところで自分がつっかかったようでした。

『父司馬遷』
前述の『史記』を書いた歴史家・司馬遷の娘が主人公です。
書物と男兄弟しか眼中にない父に寂しさや憤りを感じながらも、屈辱的な刑に甘んじてまで生きることを選んだくせにウジウジしている父に喝を入れる話。
この話で、歴史書の大切さと脇役達の大切さを示すと同時に、この本に収録された5つの連作をひとまとめにする芯を筆者は示しています。たぶん。


というわけで、いつになく真面目な作品です。
よかったのだけど、軽妙な万城目節がもっとほしかった!というのが正直な感想です。

外付けポケット新作

2016年03月26日 23時37分43秒 | 手作り
ポケットのないスカートやパンツの縁にクリップでくっつけるアレです。

上は姫ので、自分で布を選びました。
内側の水色の布は私が決めちゃいましたが。ふたの縁にちらっと見えててかわいいです。
爽やかで大人っぽくなりました。

下の2つは頼まれものです。
去年姫に作ったポケットを見てお願いされたので、そのときと同じディズニープリンセスの布を使いました。
本体は同じ布がなかったため、姫と相談しながら合いそうな布を探しました。
ラプンツェルの方は水色の細かいチェック、シンデレラの方は紺地に白の水玉模様(姫曰く「舞踏会に夜行くから!」)となりました。
内側は姫のと同じ無地の水色です。
どちらもかわいくできました♪


セーラームーンのマスク

2016年03月22日 15時37分30秒 | 手作り
「最近セーラームーンが大好きでしょうがない」と言う姫のために。

クリーム色のシーチングかな?に、オレンジ色の布用のマーカーで手描きしました。
まず紙に鉛筆で下描きして、それから布を上に置いて描いたのですが、やっぱりちょっと誤差が生じてしまいました。
もう少し顔の下半分が長いと大人っぽくて良かったのですが。
下絵は原作の絵を真似しています。

口に当たる方には水色のダブルガーゼを使用しました。

姫にはちょっと大きそうです(^^;

ワーゲンのオープン記念

2016年03月20日 21時48分40秒 | 日記
清水町にフォルクスワーゲンの新店舗がオープンして、開店記念イベントをやっていたので行ってきました。

買わなそうなのが分かるのでしょう、セールスのために寄ってくることなく、自由に見物させてくれました。
カラーが落ち着いていて、でも珍しい色合いの車が多くて楽しかったです。

ネイル・バスソルト作りなどありましたが、特に楽しかったのが立体ぬりえです。
素焼きのビートルとか動物にポスカで色を塗るのですが、大人もやってよろしいと許可が下りたため、4人でせっせと塗ってきました。

恐竜は姫の作品です。
頭頂部にワーゲンのマークが入ってます。

クレープもいただけちゃいまして、これがまた今まで食べた中で一番おいしかったのです!
お店はかわいいピンクのワーゲンバスでした♪

カエルみたいでかわいいvv
スモーキーなパステルピンクで、以前CMで使った特別な1台なのだとか。
レトロなので運転は快適じゃないかもしれませんが、憧れます。

同じくこちらも。

メンテナンスして乗り続けるのは大変そうです。
愛の為せるわざってやつですね。

大河ファンタジー精霊の守り人

2016年03月19日 23時06分00秒 | 日記
NHKの大河ドラマならぬ大河ファンタジー『精霊の守り人』が始まりました!
上橋菜穂子さん原作の守り人シリーズを全てドラマ化するようです。
オフィシャルサイトにはその辺の情報がなく、代わりに、ラルンガという怪物に喰われるまで追いかけられる恐ろしい双六ゲームがあります。(すぐ喰われました…)
全22話を3年かけて放送するとかで、今日始まったお話は原作の『精霊の守り人』と『流れ行く者』にあたる部分で、4話で一旦終了するようです。

主人公の女用心棒「短槍使いのバルサ」を演じるのは綾瀬はるかさん。
原作者上橋さんが、バルサに必要なのはとにかく身体能力!と仰ったとかで、抜擢されたみたいです。
声が高くて明るい人なので、バルサに見えるか心配でしたが、そこはさすが女優さん。
もう少し貫禄というか威圧感がほしかったですが、槍使いは素晴らしかったです。
事前の紹介番組も見たのですが、槍での殺陣は相当キツイようです。
しかも1日中殺陣の撮影という日が何日も続いたとか。
もうすごいとしか言えません…。

すごいと言えば、呪術師の老婆トロガイを高島礼子さんが演じているのですが、特殊メイクがすごすぎて、全然誰だか分かりません。
言われてみるとそうかも…というレベルです。
力入ってます。

ただ、水に映るトロガイが鮮明すぎるとか、火に照らされた顔にゆらぎが映ってないとかの、もう一息頑張ってるほしかったな!というところもあります。


※ネタバレ回避したい方はここまで


1話目は、水妖に憑かれたらしくて暗殺されかけてる皇子チャグムの用心棒を引き受け、都から一緒に逃げ出すところまでです。
大筋はいいとしても、ストーリーはけっこう変わっています。
映像化するし短くまとめなくてはならないので、変更は仕方のないことですが、「ああ…せっかくのこの人の見せ場が…」みたいな残念な改変もありました。
代わりに(?)入浴シーンのサービスカットがあったり、色仕掛け的駆け引きシーンがあったり。
二ノ妃と聖道師の関係は何なのですかね?
色仕掛けに見せかけた脅迫なんだか、実際にそういう関係なんだか…??
原作ではかなり好印象な方なのですが、ドラマではビミョーです。

あとは今後に期待、ですかね。


この1週間で原作を一気にまとめ読みしたのですが、改めてこのシリーズのすごさを感じました。
舞台こそ架空の世界ですが、土台がしっかりしていて、違和感なく物語に潜れます。
生活・政治や宗教・戦闘に至るまで、現実味に溢れているので、ファンタジーというか時代小説のようです。
時代小説はノンフィクションではなく史実と虚構が入り交じったものなので。
とにかく原作は是非とも読むべきです!
アニメも良かったですよ。
はあ、しかし直前に復習したのは失敗でした。
ストーリーの差異が、良し悪しとは関係なく気になります。
ってことを以前にも書きましたね…(-_-;)

関西旅行その4.5

2016年03月18日 15時19分53秒 | 旅行
おしまいじゃなかった。忘れてました。

祇園散策時、六道珍皇寺にも行ったのでした。
冬の特別公開で、「冥土通いの井戸」が見られるとのことだったので。
平安貴族の小野篁が夜な夜な地獄へと通っていたという井戸で、近年「黄泉返りの井戸」という帰り道専用の井戸も発見され、両方を見学できました。
特に何のヘンテツもない井戸です。
森見登美彦『有頂天家族』に、狸なのに蛙に化けたままその井戸で暮らす次男坊がいるのですが、ふむこんな所か、と。
近くから写真を撮るのが禁止されていたので、残念ながら写真はありません。
なんだか色々と嫌なところでした、六道珍皇寺。


同じく森見作品『聖なる怠け者の冒険』に出てくる「八兵衛明神」も見つけました。

主人公のぽんぽこ仮面は、こちらの神社のお使いなんだそうです。
四条河原町のオーパの裏、モーニングをいただいた「回廊」のすぐ近くにあります。

なんだか素敵な柳小路という路地にあって(以前はこうではなかったはず)、目当ての「nanaco+」というアクセサリー屋さんもそこにありました。
本物の飴を樹脂コーティングしてあるそうで、姫へのお土産を約束していたので。
ガラス戸の外からでも商品の写真を撮ってはいけない、とのことだったため、やはり写真なし。
小さな店内にはストラップ・髪ゴム・ピアスなどが並んでとてもかわいかったです。
が、1つずつ手に取ってみると、オモチャっぽい…。
この値段でこのオモチャ感はちょっとな~と思いながら、姫への献上品を物色いたしました。

それから小さな友人への卒業祝いも。

本物の飴を使っているだけあって、模様の出方や大きさが全然違うので、欲しい方はご自分で出掛けて行って厳選されることをおすすめします。

この界隈はSOU・SOUがたくさんお店を出しています。
カテゴリー毎に店舗を分けていて、その小さなお店が密集しているのです。
カフェもあるようなので、次はゆっくり見て回りたいと思っています。

今度こそ、おしまい。

関西旅行その8

2016年03月17日 23時11分07秒 | 旅行
黒門近くにある玄宮園へ移動します。

ちょうどお手入れ期間だったため、池の水位が低くなってました。
池にかかる橋が素敵らしいので見れなくて残念でしたが、代わりにこんな面白いものも。

誰の足跡でしょうね?けっこう大きいです。

それから開国記念館にも行きました。
ここにも赤揃え。

下にある火縄銃のレプリカを持たせてもらえました。
半分くらいの重さらしいのですが、ずっしりきます。これを持って狙い撃ちするにはどれだけの体力と集中力が要ることやら…。

レゴの彦根城がありました♪


開国と名の付いている通り、奥には井伊直弼に関する展示がありました。
幕末の大老・井伊直弼は、日米修好通商条約を強引に締結し、安政の大獄で厳しい取り締まりをし、最終的に桜田門外の変で暗殺されてしまった人です。
あんまり良いイメージではないこの人の汚名を漱ごうという、彦根の人々の長きにわたる努力の過程が展示されています。
「埋木舎」で部屋住みとしてこのまま埋もれていく運命なのか…と半ば諦めつつも多彩な才能を発揮していたという話とかを聞くと、肩入れしたくなってきます。

そんな直弼の先祖、井伊直政は、来年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主人公・井伊直虎の養子なのだそうです。
が、そんなことどこにも書いてませんでした。
私も帰ってきてから知りました。
まだそんなに話題じゃないのですかね?


天気が心配だった最終観光も無事終わり、あとは家に帰るだけ。
さすがは雨女、駅から家へと自転車を走らせていると、しっかり雨が降ってきましたとさ。
おしまい。

関西旅行その7

2016年03月16日 13時16分45秒 | 旅行
彦根城でひこにゃんを堪能したあと、梅林を抜けてぐるりと回って黒門へと戻りました。
うーん、自転車を借りたのは失敗だったかも…。
今度はお堀をぐるりと回って京橋の方へ。
途中でスミス記念堂なる建物を発見。

門扉の彫刻が洋風で素敵でした。


強風の中、「夢京橋キャッスルロード」という江戸時代の町並みを再現した通りに辿り着きました。
白壁に黒格子の建物がずっと並んでいるのは風情があっていい感じです。
お目当てはうどん屋「ちゃかぽん」です。
初代彦根城主、井伊直政の赤揃えにあやかって、赤い甲冑がお出迎えしてくれました。

赤鬼うどん二代目を注文。
近江牛が数枚のっていて、お出汁をかけてしゃぶしゃぶにせよとのこと。
before

after

これ、すごくおいしかったです!
近江牛はやわらかいし、お出汁は味噌風味(かな?)で旨味満載。
満足です。

その後、キャッスルロードの突き当たりにある「四番町スクエア」でひこにゃんグッズとお土産を物色。
ここはちょっとさびれた感がありました。
人が少なくて薄暗かったからですかね?
ひこにゃんソングが流れる中、ビミョーな品揃えのグッズからいくつか厳選してきました。

なぜ燃えてるのか不明なクリアファイル・布巾みたいなタオル(他のはもっとなんだかな…でした)・ひこにゃんの金太郎飴・ストラップ・マグネットのセット・はんこ

オマケとして、ひこにゃんの住民票をいただきました。

ついでにお土産紹介

お土産としては100円の缶バッジのガチャガチャ(写真右下2つ)、300円のスタンプのガチャガチャ(右上)の方が良い感じです。
ただ、意外とガチャガチャが設置されてなくて、小銭のあるときにやった城内のものだけしか持ち帰ってこれませんでした。
あとは「埋れ木」という有名なお菓子(おいしかったです)・千成亭の近江牛レトルトカレー(高いけどおいしいらしい)・虎てつのどら焼き

同じく虎てつの「ひこどら」

虎てつ店舗の裏にある「サンバーガー」で大きなハンバーガーをおやつにしました。
クレープもあって、そちらも気になりましたが…。

あとは、駅前のスーパーで見つけたご当地チップス


とりあえず、ひこにゃんグッズは改善するべきだと思います。