手作り+読書+α

→読書には漫画を大いに含みます!!

マレフィセント

2015年04月01日 10時46分00秒 | 映画
アンジーは気になるけど映画館で観るほどではないかなー、と思って観てなかったディズニーの『マレフィセント』です。

ディズニーのアニメーション映画『眠れる森の美女』を実写化したものですが、ストーリーは全然違いました。
悪役マレフィセントの過去とオーロラとの交流を取り入れつつ、大筋はだいたい同じかと思ってたのですが。

※以下、ネタバレとなります。

人間の国と妖精の国は隣合っていて、お互いに不可侵であった。
ある日、少女ながら強い力を持つマレフィセントと、後の人間の国王・ステファンが出会い、友情→恋心を育んでいく。
しかしステファンは欲や野心に囚われ、マレフィセントを裏切り、王になるために彼女の翼を奪っていく。
復讐に燃えるマレフィセントは、生まれたステファンの娘に呪いをかける。
「16歳の誕生日に紡錘に刺されて永遠の眠りにつくだろう」
「ただし、真実の愛のキスで目覚める」
王は国中の糸巻きを燃やし、娘を3人の妖精に託して呪いの回避を図ると共に、マレフィセントを倒そうと画策する。
一方のオーロラ姫は子育てに向いてない妖精達に育児放棄されかけるも、マレフィセントとその僕従・カラスのディアバルに助けられてすくすくと成長していく。
そうしてすっかり情の移ったオーロラの16歳の誕生日を目前に、マレフィセントは呪いを解こうとするが…!?


ストーリーはなんだかな、なところが多いです。
メインのなんだかな、の他にも細かいなんだかな、が。個人的にはこちらの方がどうにかしてほしい。
例えば…
人間の国は豊かそうなのに、わざわざ未知の妖精の国に攻めてきたのは何故か。→強欲?
国中の糸巻きを燃やして、繊維業はどうしたのか。→他国と貿易?
16年に及ぶ王の無茶な政策を周りは放置しすぎ。→描かれてないだけで実は内紛も?
土台の設定がしっかりしていれば、多少の強引さは気にしないのですが。
「だってそうしないと話が終わっちゃうんだもん!」が通じますからね。
というわけで、ストーリーはちょっと不満です。
特にラスト。
ディズニーだからハッピーエンドになっちゃうのは仕方ないのですかね?
悲劇で終わる必要はないけど、結局それなの?と言いたくなるラストは残念です。
(公開中のディズニー映画『イントゥーザウッズ』はアンハッピーらしいですが)

映像はよかったです。妖精の国が美しい♪
『ロードオブザリング』『アバター』『オズ』なんかと似てましたが、きれいなものはきれいなので良し!
アンジーもエル・ファニングも美しいし、楽しいシーンではかわいいし!

キャラクターとしては、カラスのディアバルが気に入りました。
人型のときはサム・ライリーというクラシカルな顔立ちの役者さんで、オーランド・ブルームと似た感じです。

アンジーの魅力で成功した感のある『マレフィセント』ですが、次の実写『シンデレラ』はどうなるでしょうかね?
アナ雪の7分ムービーの集客力やいかに!?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿