「ヨハネの黙示録」の第8章内の暗号解読のおさらいをしてきましたが、やっと新しい暗号の解読作業に移れます…
みなさん、大変、お待たせしました
…今度は「エイトマン」の同じ作画者の桑田次郎氏による、「キングロボ」と「黄色い手袋X」についての暗号ですね
どちらも、1960年代に発表されたもので、みなさんにはあまりなじみがないと思います…
実は翠さん(=イブ=ミロク) も、子供の頃テレビで「エイトマン」のアニメには夢中になりましたが、上記の2作品 (コミック) は全く知らず、つい最近、ネットで知って絵に惹かれて購入して読んだばかりです
しかし読んでみると自分がなぜその絵に特に惹かれたかがわかった
彼女がふだん交流している魂の兄のアダム=キリストの性格や態度に、ある登場人物達が、非常によく似ていたからです
なぜ黙示録の暗号作品群に、アダムがこの2作品を入れたかと言いますと、まさに彼の人物像、人柄を表すのに、うってつけのキャラクター達があったからです…
我々仲間がどんなに口を酸っぱくしてアダムの霊はこういう性格だとか、見かけだとか言っても、霊の見えないみなさんには、わかりにくい
その点、絵は便利なもので、上手な絵なら、ひと目でその人の感じを大体表すことができます
(他には例えば、「機動戦士ガンダム (初作)」のシャア・アズナブル大佐や「花咲ける青少年」のファン・リーレン青年などが、特にアダムの見かけや性格と酷似しています)
それで桑田氏の絵の場合も、みなさんには大いに参考になると、アダムは考えたのでしょう
…ではまず、「キングロボ」の方のストーリーの解説から、始めます
キング星から来た宇宙船が地球に不時着したが、その時のがけ崩れで一台の車が壊れ、中にいた夫婦が死んだ
生き残った男の赤ん坊を、無形でガス体の宇宙人が助け、人里離れた建物で育てることにする
宇宙人は2体のロボットを作った
片方は人間の青年そっくり、もう片方は攻撃機能を備えたロボットだった
宇宙人は青年ロボットの頭に入り、(無形の幽体が口から入るような感じ、) 天文学者と名乗って人のように行動できるし、攻撃ロボット(=キングロボ) の頭に入れば意志を持って操作でき、話もできた
(同時に2つには入れない
使わない片方は、寝かせておく)
そして赤ん坊は成長して14才の少年になり、仲の良い兄と、兄が作ったキングロボと共に3人で暮らしていると信じていた…
だがある日、少年は兄も青年のロボットで、ガス体の宇宙人が入って演じていたのだと知り、ショックを受ける…2人は話し合い、これからも仲良くしていこう、となった
兄は知り合いの警部や弟らと共に、悪の科学者や悪人、侵略的宇宙人などと、時にはキングロボにも乗り移り、戦って勝つ
キングロボは空を飛べるが、仕組みはシュールで、両腕を切り離して小型ロケットに変形して飛ばしたり、両足先をドリルに変形し、岩盤を掘り進めたりでき、また足だけを切り離して飛ばすことも可能だった…
今で言う変形合体ロボットの元祖だ
だが姿は人間的なので、両腕両足を切り離して飛ばすと、見ていてドキッとするかもしれない…
しかしキングロボの時の態度は戦いでは冷静沈着で感情を押さえ気味にしていて頼もしく、また周りに道義的に優しい配慮をする面もある
そのようなストーリーで、兄がキングロボを演じている時、アダムの冷静で優しさを秘めた態度と似ている
アダムも気のもやの幽体だから、姿は変幻自在で、一時的に自分の姿の一部を取り外すとか、何とも思っていない
(又融合、復元できるので)
彼は妹でイブ=ミロクの翠さんにも、サタン達のお祓いで非常に手こずる時は、自分の全身全霊をかけて彼らのために祈り、自分の幽体が、もしサタンの出す強い極低波動を受けて粉々になってもいい位の覚悟を持て、と教えた
彼は翠さんに自分の霧状の幽体を粉にして、また融合複元する技を教えておいたので、翠さんはしっかりした信念を持って、お祓いができた
実際はサタンを相手に自分の幽体を粉にまでする場面はなかったが、復元行動は魂の錬金術を修め、自分の幽体の存在への完璧な信頼があってこそ、できることである
もし、少しでも自分の存在に対して不安感があると、粉になった後、ためらって完璧な復元ができなくなる
(幽体を作っている気のもやの微粒子が全部くっつき合わず、取りこぼしができる)
だから、これはアダム=キリストとイブ=ミロクにしかできない、高度な技なのである
このように、ひとくちにサタンのお祓いと言っても、どんなに厳しい精神訓練を翠さんがアダムから受けて精進し、達成したか、少しはみなさんにもわかっていただけると幸いである
…なお、物語の中で兄は無形のガス体で外に出ている時は自在に変形して、幻の兄や他の人間の姿になることもできるので、時には敵の悪人にさえ変身して、手下達をあざむくこともできる
…このあたり、アダムが幽体で他の創作した神仏や何にでも変身でき、時折偽の大サタンのベルゼブルにも化けて、サタン達を欺いてきたことと、よく似ていると、私は思うのです……
