「ロック豪快伝説」 大森康雄著 文藝春秋社 2004年6月発行
これ、結構お気に入りです。
「タモリ倶楽部」の出演をきっかけに、この本ができたようです。
ハードロックスター（アリス・クーパー、トミー・リー、ツェッぺリン、ガンズ、パープル、メタリカ、もちろんオジー）だけでなく40人以上のロックスターの、ショービジネス界のセレブたちのおバカな話をインタビューや資料を元に、楽しく紹介しています。
★エアロスミス「クレージーライフ」
70年代の話が中心に紹介されていますが、「ホテルの部屋から延長コードが付いたままテレビをプールに投げ込んで、きれいに爆発するのを見るのが好きだった。」とか「レコーディング用に借りた大邸宅にジョーが銃を持ち込んで、屋根裏部屋を射撃場にして皆で撃ちまくった。シンバルもショットガンでバラバラにした。」とか。
今では「家族が大事」と言って、奥さんの肖像が描いてあるギターをうれしそうに弾いているジョーからは想像つきません！
★キッス「バンドの蓄財法は俺に聞け！」
ジーン・シモンズはケチだそう。
他のメンバーが大邸宅を購入してお金を費やしている間も、蓄財に励んでいたそう。
酒もタバコもドラッグもやらないけど、女性は大好き♪
変わっていたのは自分とエッチした女性の記録を全て残していたらしい。
過去30年間で証拠写真は4000枚を越えるそう。
著者も本人にインタビューで確認したらしいです。（信じられない）
そう言えば、マーティも「GyaO FUJIYAMA」（ロックフジヤマの後の楽屋トーク番組です）のなかで「ジーンはすぐにキッスの商品に使用許可を出してお金をもうけるから、いろんな商品が出回っていてポールはそれをあまりよく思っていないみたいだよ。」と言ってました。
夏にも日本にひと稼ぎに・・とやってくるんでしょうね～。
お風呂で浮かべて遊ぶ「キッスのダック」です。
口がちゃんとアヒルになってます。
こんなので遊ぶ子どもって・・・！？
本のイラストの似顔絵は微妙です。
でも話はとっても面白いです。
知っていたとしても、何の得にもならない話ばかりですが・・「やっぱりスターは違うね～」とおバカぶりを笑いましょう！？