**アロマセラピストなちゅらの日記***小さなことからこつこつと

一日一日をていねいに生きよう。
アロマ、にゃんこ、自分らしく生きていくこと。

伝えたいこと

2006年11月15日 | 日々徒然
昨日の朝、いつものようにオットを見送った五分後に電話がかかってきました。

「きたがわさんが交通事故にあって・・・。
でも意識はありますからね・・・」

信号のない十字路を自転車で直進しようとしたときに
左から車が一時停止せずに直進。
オットは除けようとしたけど車は減速せずに直進してきたようです。

たまたま車を止めて電話をしていた方が
はねられて飛ばされた瞬間を見ていて、救急車を呼び、
仰向けに倒れたまま意識が朦朧としているオットに
自宅の電話を聞きだしてくれたのです。
その後救急車がくるまで
手をにぎにぎしてください、とか声をかけて意識をはっきりさせようとしてくれました。
後でお話を伺うと、「やばいな・・・」と思ったそうです。

自転車でかけつけたとき、
救急隊員に全身を太いベルトで固定されたオットを見て、
声にならない悲鳴と嗚咽になり、
電話をしてくださった方が「奥さん、気をしっかりもって。意識はあるからね」と
言ってくれたのが唯一の救いでした。

救急車に乗り込み、オットはいろいろ質問されてることに
ぼつぼつと答えることができ、手足もしびれてるけど
なんとか動かせるようでした。

このままってこともあるのかな・・・とすごく不安でした。

病院の待合室でMRI、CTなどの検査で2時間ほど待たされ、
やっと呼ばれたときに
目を開けているオットを見て安堵しました。
それまでずっと目を開けなかったから。

担当医の方が「骨折もなく、脳震盪をおこされて、
腰を強く打ったのでもともと頚椎につまりがあったので痛みが走っているようです。
でも大丈夫ですよ。今後は整形外科で治療していきましょう」とのこと。

安堵でぼろぼろになりました。

首に鞭打ちの方がよく巻いているベルトをして歩いて帰宅。
痛みはまだあるようで、だるいようですが
ごはんも食べれるし、普通の生活ができています。

うそのようです。強運な男です。

もしあのとき頭を強く打っていたら・・・と思うとぞっとします。
とっさに頭は避けなきゃって思ったようです。

普段受けたがらないクラニオ、アロマ、レイキを強制的に受けさせます。
昨日はさすがに素直に受けていました。

ほんとうは私は昨日友人宅に行くはずが、
友人が風邪を引いたので、
出かけずにおうちにいました。

ほんとうはオットはいつもの時間に出るはずが、
昨日はいつもより少しゆっくりでかけていきました。

そんなたまたまのことがつながって引き合わすのですね。

突然に大切な人の命が消えてしまうかも、という恐怖を初めて味わいました。
ほんとうに突然亡くなった方もいることだと思うと、
生かせていただいていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

いままで言ったことなかったけど
生きててくれてありがとう、
と初めて言いました。

最悪は意識さえあればいいって思いました。
わたしのことさえわかればいいやって。

昨日の日を忘れずに、
お互いに言い残すことがないように
もっと大切に生きなきゃ!
と強く思いました。