善光寺にお参りに行くときは、対になっている北向観音にお参りに行くことになっています。
善光寺の観音様は南を向いていて、お互いが向き合っているということ。
本尊は千手千眼観世音菩薩で北斗星が暗夜の指針となるように、この北向きの、み仏は衆生を現世利益に導く霊験があり、南向きの善光寺と相対し古来両尊を参詣しなければ片詣りになるといわれている。
天長2年(825年平安時代)常楽寺背後の山が激しく鳴動を続けた末、地裂け人畜に被害をあたえたので、これを鎮めるため慈覚大師が大護摩を厳修すると紫雲立ちこめ金色の光と共に観世音菩薩像が現れた。
大師自らこの霊像を彫み遷座供養したと伝えられている。
要するに、片参りにならないように、善光寺と北向観音は一緒に御参りすべしということですかね。
やってきました。
長野県。
別所温泉、北向観音です。
手水舎は温泉です
これには驚きました。
温かくて、硫黄がほのかに香ります。
立派なお寺です。
目が行くものがたくさんある、歴史のあるお寺。
しっかりとお参りしてきました
一段落したのでカメラやレンズの話でも。
この日の撮影も、レンズは
シグマの35mmF1.4Artを使っています。
坂東三十三観音巡礼、レンズは全てこのレンズを使いました。
思った通り、単焦点レンズでもなんとかなりますね
気付いたら今、9本のレンズを使い分けてるのですが、ズームレンズはEF70-200mmF2.8LⅡだけしか持っていないんですよね。
とは言え、実質、主力で使ってるのはそれを入れて4~5本ってところですね。
これまで標準ズームが欲しいなぁ、なんて何度か思ったりはしたのですが。
何故か、ポチッとまではいかない
はじめの頃は、それを買ったらそれしか使わなくなるんじゃないかという心配があったのですが。
今は逆。
買っても多分使わない。
このシグマの35mmは素晴らしいですね~
シグマのレンズは寒色系(青っぽい)って言われますけど、これは暖色系(赤黄色っぽい)。
それとも、赤色の出方に癖があるから、時々AWBだと仕上がりが青っぽくなっちゃうから寒色系って言われるのかも。
50mmArtの方も同じような癖。
ただ、50mmは純正Lにしておけばよかったと後悔しまくり。
誰か取り替えてくれないかなぁ(笑)
この35mmは暗部が粘るタイプではなく、シャドウ域のコントラストが低くメリハリがなく続くタイプ。
それはそれで武器になります。
坂東三十三観音巡礼、前半のカメラは5DMarkⅢでした。
このカメラは、カメラ側のスタンダードがコントラストが強めの設定なので、そのままでもそんなには違和感はありませんでした。
後半は1DXMarkⅡにチェンジ。
これのスタンダードが、見事に5DMarkⅢと味付けが違いまくりで
一言で言うと、のっぺり薄味
オンチップA/Dコンバータの撮像センサーになって、素のダイナミックレンジが一気に向上したので、調整がうまくいかなかったのかとすら思えてしまうくらいに。
それに合わせるこのレンズが元々薄味で、シャドウが締まらないからさらにのっぺりみたいな
どっちみちRAW撮りだし、現像時に調整するから別にいいんですけどね。
このカメラとレンズの組み合わせだと、調整幅が広いこと広いこと。
うれしいやら面倒くさいやら
あ、そら。
マニアックな話はそろそろやめとくよ。
仁王様は門ではなく、敷地の横にいました。
網越しに撮ります。
こういうときは、ライブビューでマニュアルフォーカス。
絞りを開放にして、拡大してピントを合わせて撮ります。
雰囲気のあるお寺でした。
定番の一枚。
7月16日。
まだあじさいが咲いてた長野県。
あらら
あれからもう、一ヶ月近く経っちゃうのか