モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

おじさんが読む「赤毛のアン」(30)歓びに係る

2011年12月19日 | おじさんが読む赤毛のアン
11・12・19 



第30章

「クイーン学院の受験」
(歓びに係る)

マリラは愛のこもった目で
アンをながめていた。

アンがダイアナと遊んでいるあいだに
ミス・ステイシーが訪ねてくる。

クイーン学院受験に備えて実施する補修授業に
アンは参加するかどうか、
ミス・ステイシーが聞きに来た。

勿論マリラは参加させる気だが
このことをアンに伝えるには
チョとテレがある。

25章でマシュウとマリラは
アンの将来について語り合っている。

二人の間では
アンを進学させようと思っている。

レイチェルリンドは
3年前のアンに対する見立てが
大幅に違っていたことを認め、
アンを誇りに思っている。


おじさんはチョッと横道に逸れます。

アンの周囲の人間も
大きく変わってきているのです。

マリラも人から愛されることを知り、
更に愛することも知る。

テレたり戸惑いながらも
マリラは愛情を示す。

この章の中ほどで

「人をよろこばそう、と思うと
どんなことだってできる」と
アンが云っている。

おじさんはこの言葉に
ピンとくるものがあります。

12月15日第26章で
カクトカケールのお話をしました。

養護老人施設に入居する
お年寄りに毎月ハガキを差し上げる
活動をしていました。

毎月7,8通のハガキを書くことが
おじさんは文章が書ける端緒だったのです。

季節の話題の連想から歳時記を買い、
ハガキを書くネタ本として活用していました。

やがて俳句を詠み、短歌を詠むようになり、そして
絵手紙と云う言葉が一般的に知られる前の時代に
簡単な絵も描けるようになったのです。

施設の職員の方が、
「認知症のお年寄りもハガキを手渡すと
一瞬ニコッと笑うんですよ……」

おじさんは
「一瞬でも
お年寄りの方の歓びに係るって
素敵なことだな」と思いました。

お年寄りの方々の歓びに係ることが

絵が描ける、俳句や短歌が詠めるようになった
原動力だと思います。

無財の7施という教えが
仏教にはあります。

笑いかける、話しかける、
そうした行為を云います。

施す、と云うと分かりにくいですが、

「歓びに係る」と言い換えると
理解しやすい。

そしてお年寄りの方々の
「歓びにホンのチョッと関わる」ことで

断っても断りきれないほど
沢山ご褒美をいただいた、と
おじさんは思っているのです。


写真の説明

銀杏の木です、スッと立ち上がった姿が
おじさんは好きです。



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