もいさん日記

漫画とボステリの写真と。

肥満細胞腫

2016-09-14 17:51:28 | ニッキ
レオンが『肥満細胞腫』という悪性腫瘍のひとつに罹ってしまいました。

オチンの横に2~3cmほどのグリングリンができてしまい、特に痛がってもなかったので、次回検診時についでに医師に相談してみたらそのように告げられたそうです。
処置のほとんどは切除によるものなのですが、不十分な切除だと再発を繰り返すようで、切除範囲が患部から2.5cm外側の円周を切り取らねばならないらしく、レオンの腫瘍が3cmとして切除範囲は直径8cmになります。
オチンを8cmも切り取ることは排尿などに問題を生じさせてしまう可能性もあると。
なんとも手術に踏み切れない箇所にできてしまっているのです。

レオンの外科手術がハイリスクな理由はほかにもあります。

ボストンテリアのような短頭種はマズルの長い犬に比べて鼻の穴が狭く気道の入り口に肉が垂れ下がっていたりするので、気道閉塞を起こしがち。
麻酔を使用すると呼吸困難を起こすリスクが高いのです。

これは獣医さんにお聞きしたことで、レオンが仔犬の時に去勢を考えていましたが、手術に当たり短頭種のこのリスクを教わり、問題ないのなら去勢は見送ることを決断したのでした。
ただ、去勢をしないことで老犬になった時に前立腺肥大という新たな病気を発症させてしまうことになるのですが。
こちらは血尿などを繰り返しましたがその度に薬で治療して回復しています。

さて、以上の事情とレオンはもう11歳の老犬。来月には12歳になっちゃいます。
手術に耐えうる体力があるのかという心配も重なり、今回は投薬での治療に留まりました。

副腎皮質ステロイドや抗ヒスタミン剤など。だったと思う。母から電話で聞いているだけなので、詳しくは分かりませんが。。


でもでも、レオンは元気です。
ちょくちょく画像を送ってきてくれるので、ほっとしてます。


↑※父セッティング。父が送ってくれる写真はなんとも作為的(ププ…)

相変わらず食欲旺盛だし、はしゃぐし、うねうねもするしわがままも言います。

家族はみんな不安な気持ちは表に出さないようにしています。
犬はとても敏感だから、人の不安な気持ちを察知してしまいます。
周りが元気ないことを感じ取ってしまうと、きっと元気をなくしてしまう。
なので、いつも通り、何も変わらず楽しい毎日を送っているのです。

夫がよく言ってくれる言葉。

「大丈夫 大丈夫」

そう。たぶん「大丈夫」。










『おまけ』

母「お金の問題じゃないのはわかっているけど、保険きかないからびっくりした」

と。

もちろんその通り「お金の問題じゃない」ことは前提ですが、切実です。。


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