最上川が町にやってきた

徒然なるままに綴る

病院と診療所の違い

2018-05-07 10:38:25 | 日記
頭痛や腹痛、風邪の症状などがあるときに医者に診てもらうため「病院へ行く」と言いますが、実際に行ったのは病院でないかもしれません

どういうことかと言うと、病院ではなく病院以外の医療機関に行ったにもかかわらず「病院」と言っている場合も多いのです。

病院とは、疾患の治療をおこない、かつ多くの患者を収容する施設を備えている医療機関のことをいうのであり、その要件を満たさず単に治療するだけの医療機関は病院とはいいません。

日本では、医療法という法律で定めがあり、入院患者20人以上を収容できる施設のないものや、入院患者の収容施設があっても19人以下であれば病院ではなく「診療所」となるのです。

ちょっとした風邪や具合の悪いところがあっても症状が軽いときには、○○内科や○○小児科などの診療所にかかることの方が多いのではないでしょうか。

診療所は開業医が経営していて、○○医院という看板を出している場合もありますが、医院というのは診療所と同じ意味でしょう

むかしは病院のなかでも総合病院というのがあり、入院患者100人以上の収容施設と内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科のある病院だけが総合病院とされましたが、今では病院というひとくくりになっています。


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