最近はこの組み合わせがお気に入りです。
Fを使っていて気付いたのですが、あまり語られていない欠点として、重量バランスが悪いように感じます。
ストラップ取付金具がボディの真横に付いている為、普通に首からストラップで吊ると、レンズを付けていない時が一番重量バランスが良い。
ビジュアル的なマッチングで言えば、同時代のオートニッコール43-86あたりがイイ感じなのですが、レンズの重さで前におじぎしちゃうんですよね。50mm F1.4でも同様。どうしても、歩いている時に下向きになってしまいます。
これがF3だと、ストラップ金具が前側に付いているので、標準レンズを付けた時に最良のバランスになるんです。多分、ニコン的にもその辺は計算しての設計なんではないかと思うんですが。
まぁ、撮る時だけバッグから出すとか、左手をレンズに添えるとかして歩けばいいんでしょうが、「撮るぞ!」って本気モードならまだしも、お散歩気分でマッタリ撮りたい時には、首から提げてリラックスしたいところ。そこで、軽くてコンパクトなレンズの出番な訳です。
Ai45mm F2.8P
3群4枚というテッサータイプのシンプルな光学系に、円形絞り、電子接点付のPタイプの為、AF一眼レフや、デジタル一眼レフでも露出計が連動し、薄く軽いパンケーキタイプなので、何と言ってもかさばらない。描写も悪くない。
正直、中野のフジヤカメラさんでこのレンズがディスコンになったと知った時には、自分の目を疑いました。
俺はこのレンズを、Fマウントならではのレンズだと思っていたので。
初代Fから、最新のデジタル一眼レフD2Xや、発売予定のD200まで、ニコンは頑としてレンズマウントを変えませんでした。
キヤノンがFDマウントを捨て、EOSマウントへの変更をする事で、大口径化と望遠化を有利にしていくのを横目に、今まで築き上げてきたレンズ資源を、ひいてはそれを愛用してきたユーザーを守るという、まるで頑固ジジイのようなニコン気質は、まさにこんなレンズの中にこそ宿っていると思います。
どちらが正しいとか、どちらが良いとかではなく、その大英断の末に、ライトユーザーに使いやすいカメラを作る柔軟さや、より大口径で明るいレンズを必要とする新しいニーズに答えられるシステムに移行したキヤノンと、レンズマウントを変えず、ユーザーが安心して既存の資産を流用できるニコン、という、考え方の違いですが、俺が最初のカメラにFM10を選んだのは、まさしくこの「ニコンFマウント」のカメラだからです。
最新デジタル一眼レフでビンテージレンズ(要Ai改造ですが)が使えたり、40年以上前の初代Fで最新レンズが使える楽しさこそ、ニコンシステムの醍醐味だと俺は思っています。
そういう観点から見ると、このレンズのディスコンは、残念というより、ニコンに対する疑念を抱いてしまう出来事でしたね。最近はAFレンズだと、絞り輪のないGタイプレンズが主流になりつつあり、個人的には「まさか」と思いたいのですが、どうしても不安になってしまいますね。『今まで変わらなかったからこれからも変わらない』とは言い切れない訳で...
ボケ味がうるさくないのが良いです。ニッコールレンズはシャープであるが故にボケは二線傾向があったりしますが、このレンズに関してはそういう傾向は皆無ですね。
ところで写真の「ボケ」に関して2ちゃんねるでこんなスレッドを見つけたのですが、コレってホントなんでしょか?
ボケは柔らかながら、描写は意外と線が太い感じです。
開放F2.8は、さすがに夜間は辛いですね。
夜、絞り開放、1/4秒。ねっこねっこ♪
Fを使っていて気付いたのですが、あまり語られていない欠点として、重量バランスが悪いように感じます。
ストラップ取付金具がボディの真横に付いている為、普通に首からストラップで吊ると、レンズを付けていない時が一番重量バランスが良い。
ビジュアル的なマッチングで言えば、同時代のオートニッコール43-86あたりがイイ感じなのですが、レンズの重さで前におじぎしちゃうんですよね。50mm F1.4でも同様。どうしても、歩いている時に下向きになってしまいます。
これがF3だと、ストラップ金具が前側に付いているので、標準レンズを付けた時に最良のバランスになるんです。多分、ニコン的にもその辺は計算しての設計なんではないかと思うんですが。
まぁ、撮る時だけバッグから出すとか、左手をレンズに添えるとかして歩けばいいんでしょうが、「撮るぞ!」って本気モードならまだしも、お散歩気分でマッタリ撮りたい時には、首から提げてリラックスしたいところ。そこで、軽くてコンパクトなレンズの出番な訳です。
Ai45mm F2.8P
3群4枚というテッサータイプのシンプルな光学系に、円形絞り、電子接点付のPタイプの為、AF一眼レフや、デジタル一眼レフでも露出計が連動し、薄く軽いパンケーキタイプなので、何と言ってもかさばらない。描写も悪くない。
正直、中野のフジヤカメラさんでこのレンズがディスコンになったと知った時には、自分の目を疑いました。
俺はこのレンズを、Fマウントならではのレンズだと思っていたので。
初代Fから、最新のデジタル一眼レフD2Xや、発売予定のD200まで、ニコンは頑としてレンズマウントを変えませんでした。
キヤノンがFDマウントを捨て、EOSマウントへの変更をする事で、大口径化と望遠化を有利にしていくのを横目に、今まで築き上げてきたレンズ資源を、ひいてはそれを愛用してきたユーザーを守るという、まるで頑固ジジイのようなニコン気質は、まさにこんなレンズの中にこそ宿っていると思います。
どちらが正しいとか、どちらが良いとかではなく、その大英断の末に、ライトユーザーに使いやすいカメラを作る柔軟さや、より大口径で明るいレンズを必要とする新しいニーズに答えられるシステムに移行したキヤノンと、レンズマウントを変えず、ユーザーが安心して既存の資産を流用できるニコン、という、考え方の違いですが、俺が最初のカメラにFM10を選んだのは、まさしくこの「ニコンFマウント」のカメラだからです。
最新デジタル一眼レフでビンテージレンズ(要Ai改造ですが)が使えたり、40年以上前の初代Fで最新レンズが使える楽しさこそ、ニコンシステムの醍醐味だと俺は思っています。
そういう観点から見ると、このレンズのディスコンは、残念というより、ニコンに対する疑念を抱いてしまう出来事でしたね。最近はAFレンズだと、絞り輪のないGタイプレンズが主流になりつつあり、個人的には「まさか」と思いたいのですが、どうしても不安になってしまいますね。『今まで変わらなかったからこれからも変わらない』とは言い切れない訳で...
ボケ味がうるさくないのが良いです。ニッコールレンズはシャープであるが故にボケは二線傾向があったりしますが、このレンズに関してはそういう傾向は皆無ですね。
ところで写真の「ボケ」に関して2ちゃんねるでこんなスレッドを見つけたのですが、コレってホントなんでしょか?
ボケは柔らかながら、描写は意外と線が太い感じです。
開放F2.8は、さすがに夜間は辛いですね。
夜、絞り開放、1/4秒。ねっこねっこ♪