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お気楽 oji3のブログ

「これ何? 戦争の記憶…」(oji3のブログ1212)

   「何これ? 」:法

 「王は、守るべき十の法を害わないで、
  正しい法によって政治を行なわなければ
  ならない。」 (『ジャータカ』)

   施し、行ない正しくあること、捨離、
   正直、柔和、修養、怒ることなく、
   傷つけず、耐え忍び、逆らわない、
   これが十の法。

 【今日の思込】:戦争の記憶、「高見のっぽ」

  「高見のっぽ」氏、終戦時11歳。

   昨年9月10日、心不全により88歳で
  亡くなった「高見のっぽ」さんの言葉。

   ”一番大事なのは、小さい人が
  『大人にだまされていた』と気づいたことですよ”

   当時、戦況の悪化とともに、
  過激な標語が増えていく。
   ・「鬼畜米英」
   ・「撃ちてし止まん」
   ・「尽忠報国」
   ・「死して護国の盾となれ」......

   当時おチビさんだった「のっぽさん」は、
  こう反応したという。
  ”ハーイ、わかりましたア!死にますぅ”

   ほどなく終戦。
  これを境に、軍国主義教育だった学校の雰囲気が
  一変したのを感じたそうです。

   先生が ” 民主主義っていいもんだな ” なんて
  ノホホンと言うんです。

   つい昨日までは『死して護国の盾になれ』などと
  教えていたのに、恥ずかしげもなくよく口にできるな。

   「のっぽ少年」はその日から、教頭や校長を
  「奴(ヤツ)」と呼び反発したそうです。

   かつてこうも言っていた「のっぽさん」。
  ”小さい人はとても賢い”と。

   『世間知』みたいなものに関して、
  物事の本質を判断したり見抜く力はもう
  5、6歳で十分備わっているんです。
  そういう意味で私は、5歳が絶頂でしたとも……

   賢い「小さい人」が大人にだまされる、
  それが戦争……

   労働力(駒)として協力させられ、
  命まで奪われる。そんな理不尽さを……

   現に今も、ロシアに侵攻されているウクライナでは
  子どもたちの悲劇が続いている……

  「国のために犠牲、冗談じゃない」……

   ”この頃さあ、あの時と同じ様なキナ臭いことを
  言い出す変なのが多いんだぜ、
  私と同じような経験をこれから何十年も生きる
  『小さい人』に味合わせたくない”……
   *『私の戦後70年談話:高見のっぽ(岩波書店)』

   この様に言っていた「高見のっぽ」さんの言葉を
  今を生きる私達は、真剣に受け止めるべきなのですが……
           *ご冥福をお祈り申し上げます   ー合掌ー

   * 蝉が飛ぶ木の葉の様にカナカナと
                2022.08.16./moai291

   ●ウクライナへの間接的支援の為と、自身の為に「節電」しましょう。
     我が家の節電等:(小さい人の節電?…なんやそれ…)
    ※思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……
     記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならお詫びいたします。

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