茨木のブログ

北米と日本の木材・住宅関連情報整理
  

1月新設住宅着工戸数は年率118.7万戸に回復

2008年02月29日 | 日本住宅
 [東京 29日 ロイター] 国土交通省が発表した1月の新設住宅着工戸数は、前年比5.7%減の8万6971戸となり、7カ月連続で減少した。季節調整済み年率換算は118.7万戸で、12月の105.0万戸から改善した。  ロイターの事前調査では、住宅着工戸数の予測中央値は前年比12.3%減、年率換算戸数の予想中央値は110.5万戸程度となっていた。  年率換算戸数は4カ月連続で増加し、昨年6月の135 . . . 本文を読む

大東建託買収、エートスらファンド連合が資金調達で最終調整

2008年02月29日 | 日本住宅
[東京 29日 ロイター] 大東建託(1878.T: 株価, ニュース, レポート)の全株式取得を提案しているエートス・キャピタルらファンド陣営が買収資金の調達で複数の金融機関と最終交渉に入ったことが29日、分かった。ただ、全株取得の買収総額は9000億円を超える見通しで、銀行からの借入れが確保できるかは不透明な情勢。  複数の関係筋によると、ファンド陣営と大東建託の経営陣は3月半ばから下旬を当面 . . . 本文を読む

(株)第一住創 事再生開始申立

2008年02月29日 | 日本住宅
東京商工リサーチ TSR企業コード:31-044562-0 (株)第一住創(八潮市大瀬788-1、設立平成6年6月、資本金1億1300万円、深谷十三社長、従業員76名)は、2月28日東京地裁に民事再生手続開始を申し立て、同日保全命令を受けた。 申立代理人は近藤早利弁護士(中央区日本橋3-3-11、第一中央法律事務所、電話03-3281-7716)他4名。 監督委員には高木裕康弁護士(千代田区丸の . . . 本文を読む

サブプライム問題と日本のバブル崩壊

2008年02月28日 | 北米住宅
ニッセイ基礎研究所 エコノミストの眼 1.類似点と相違点 サブプライムローン問題に襲われた米国経済は、バブル崩壊後の日本経済のように、長期の低迷に悩むことになるのだろうか。サブプライムローンと日本のバブル崩壊との類似と相違が議論されている。 いずれも金融機関が大きな損失を被り、信用不安から金融システムが不安定となった。日本では量的緩和政策まで行ったにもかかわらずマネーサプライが伸びないとい . . . 本文を読む

1月の米新築住宅販売は‐2.8%

2008年02月28日 | 北米住宅
在庫比率は約26年ぶり高水準 [ワシントン 27日 ロイター] 米商務省が発表した1月の新築1戸建て住宅販売は2.8%減の年率58万8000戸で、約13年ぶりの低水準となった。市場予想は60万戸。  販売価格(中央値)は前年比15.1%下落の21万6000ドル。  1月末時点の住宅在庫は48万2000戸で前月比2.2%減。現在の販売ペースでは9.9カ月分の供給に相当し、1981年10月以来の高水準 . . . 本文を読む

建築確認申請実態に関するアンケート調査概要

2008年02月26日 | 日本住宅
建築業協会 当協会設計部会では、改正建築基準法施行後の建築確認申請手続きの実態を把握するため、8月以降、毎月、設計部会傘下の設計専門部会参加企業を対象とする月次アンケート調査を実施しています。 この調査結果は、手続き中の物件も含め、10月以降(9月末時点の調査結果)、国土交通省住宅局建築指導課に情報提供しているほか、関係機関との意見交換等に活用しています。 今回、改正建築基準法施行後に申請した . . . 本文を読む

OSB コスト転嫁いまひとつ

2008年02月26日 | 北米木材
木材建材ウィークリー2月25日号より抜粋  北米産OSBの日本向け輸出価格は工場の減産コストとフレート高の影響でシッパーは12月積みから10ドル高(C&F、1,000平方フィート)の提示。為替円高で円貨は逆に下がっているが、浸透は5ドル程度にとどまっている。引き合いはルート向けや合板と直接競合する12ミリ厚や厚物が鈍いものの、直需向けや9ミリ厚の長尺判などは比較的堅調。4月からフレート一段高の観測 . . . 本文を読む

製材輸送船 船腹タイト

2008年02月26日 | 輸送
木材建材ウィークリー2月25日号より抜粋  BC州沿岸産製材輸送はバルクキャリア大手のサガフオレストが木材製品輸送から撤退し大混乱となったが、バルクカーゴはシーボードシッピングヘ一部移行、大半はコンテナヘシフトすることで落ち着いた。バルクキャリアの基本運賃(フレート、積み地ハンドリング、トラッキング)は大手シッパーで07年の100‰(1,000BM)から08年は150な相当に引き上がったという。ス . . . 本文を読む

欧州産製品 激減する供給量

2008年02月26日 | 北米木材
木材建材ウィークリー2月25日号より抜粋  欧州産針葉樹製材・加工材の07年10~12月期入荷は36万㎥、前年同期比で53.8%減になった。欧州産を主力とする構造用集成材入荷も同期は9万㎥で同57,1%減。第3四半期の成約不振を原因としたもので、引き続き07年第4四半期交渉も輸出価格を引き下げた一部シッパー材は買われたが、合わないものは一切買わない方針が徹底されており、 . . . 本文を読む

SPF製材 北米市場価格が反発

2008年02月26日 | 木材市況
木材建材ウィークリー2月25日号より抜粋  米国製材市況は1月下旬、一時米松2×4(グリン、ポートランド、std&btr)で152 ドル (工場渡し、1,000BM)、カナダ西部内陸産SPF2×4(同)で184ドル(同)まで続落、とくに米松2×4は1㎥(実材積換算)当たり98ドル、円換算で1万500円強という驚異的な安値となった。もちろん米国北西部沿岸製材各社は深刻な赤字に陥っており . . . 本文を読む

米加産製材 エルクフォールズショック

2008年02月26日 | 北米木材
木材建材ウィークリー2月25日号より抜粋  BC州沿岸の日本向け製材大手であるティンバーウエストのエルクフォールズ製材工場が5月9日で永久閉鎖することを決定、とくにカナダツガ原板再割製材各社は唯一の有力供給ソースであるだけに大きなショックを受けている。  付加価値を産地と日本で共有する手法の原板再割という手法はウエスターで開発され、その後、多くのBC州沿岸製材工場が原板量産に向けた設備投資を行い、 . . . 本文を読む