3年間続いた国立水塾の最終回が1月12日にありました。
言い出しっぺの赤塚さんと竹内ジャスミンさんご苦労様でした!
私にとっても本当にありがたかった。理由は真剣になれたこと。
始めの1年半は2か月於きにテキストに従って、水とはどんなものかを、物質的物理学的にー、地球環境の中でー、生命体との関係でー、を、いろんな研究者の論文や本を参考にして理解を深めてもらいました。
初回の2017.5.17のことをブログにアップしましたが、2回以降も出席たちの真剣さはこれまでの水塾にはないもので、毎回慎重に準備をしました。
同年の12月からは「活元運動」を塾の後に行うようになりました。理由は、水に関する最先端の生物物理学や地球物理学、CTスキャン技術とみずの関係などを学びましたので頭でっかちになることを心配して私が提案したのを大いに喜んで採用してくれたからです。
2018.10.14.の回からは「水物語」をテキストにした毎月の開催になりました。
「水物語」はインドネシアで発行されている電子雑誌「こむにかし」に毎月1頁の連載を頼まれて2017.8月号から書き下ろしたものです。
2018.2月に連載用の36回分を書き終えましたので、それを水塾の主催者に見せたら「これやりましょう」と即座に決まったのでした。
以後の水塾は毎月の開催となり、活元運動も毎回行われました。
「水物語」の内容は、「水のことをまだ何も知らない人に1から語ってくれませんか」と言う発行責任者・奥信行さんの要望に、それではと、私が水について関心を抱いた時からの経緯を書いた一文を送ったら「これを書いてください」とのことになり、31歳の時から実際に体験して考えたり、行ってきたことを飛躍せずに具に綴ったものです。
電子雑誌は、片面が日本語で対面がインドネシア語という体裁になっています。
国立水塾では、1回に何回分かを区切って読み、簡潔に書いているところを 原資料を示して詳しく話しました。
映像も作っていましたから、「野生の王国」や内水護博士の「土と水の自然学」のビデオを観て質問や感想などを聞き、話し合いました。
毎月開催で16か月、16回。参加者は入れ替わりましたが皆勤の人も居り、ともかくみんな熱心で真剣でした。
国立水塾のモットーは「物知りになることではなく本当の賢さを身に付けること」です。
「活元会」を始めたのもそれを実現するためでした。
「学んだことの唯一の証は変わることである」という林竹二先生の教えを実践する会でした。
最終回での最後の感想でも「ほんとにみんな変わったよね!」と何人もの名前が挙がっていました。正確にも、それらの人は全員水つくりを設置して、水つくりの水で暮らしている人でした。
最後の会のテーマは「水の還元力について」で、「酸化還元電位」測定と併せて実際の変化を見るものでした。生きた還元力を持つ水と全くその力を持たない水道水との比較、どちらの水で暮らした方がお風呂での日々の疲労の取れ方が違うか歴然です。その毎日の差の恐ろしさと素晴らしさ、正にそれが証明されたのです。
水を変える・細胞が変わる・人が変わると言い続けて来た私にとって、それは久しぶりになにかをし遂げた感に満たされました。感謝です。
国立水塾は、今年の4月から、新たな名称で再出発するとのことです。
たのしみですね。