ミリオンダラー・ベイビー

また巨人が負けましたね。
マジでやばいんじゃない。
年棒総額って楽天の2.5倍ぐらいでしょう。
成績一緒じゃんね。
堀内監督休養でしょう。

プロ野球は去年いろいろなことがあって、今年のペナントは注目されてるんですが
その割りには視聴率と観客動員が盛り上がりませんね。
特に巨人。

昨日なんてさ、フジが巨人戦中継してNHKの衛星でも巨人戦。
見ないよな。
かといって、何戦中継すればいいんだ？となると、ゴールデンに15%以上取れそうなカードは無いもんね。
もはや、プロ野球中継もコンテンツとしての魅力が薄れたということなんでしょうか。
平均試合時間が3時間ぐらいって、長すぎるもんね。
でも、MLBだったら見たいと思うよね。
10年後ぐらいに振り返ってみれば、去年～今年が野球界の分岐点になってたということになるんでしょうね。

昨日、仕事を早く切り上げて『ミリオンダラー・ベイビー』の試写会に行ってきました。
アカデミーを総なめにしたイーストウッドの新作です。
女性ボクサーが主人公の映画で、でもボクシングのサクセスストーリーではなく、老トレーナーとボクサーの人間ドラマ。
貰ったパンフに「ラスト30分、感動の涙が止まりません」とあったので、「よーし、泣かせてもらおうじゃないか」と期待して観たんですが。。。

これから観る人もいるんで、ストーリーは書きませんが、ちょっと「へぇ゛？？」という感じで、あまりの唐突な展開にちょっと驚きました。
あと、ボクシングの試合結果がストーリーに大きな変化を与えるんですが、それがちょっとNG。
ていうか、映画で描かれている出来事は「反則」なんですよ。
ああいうことが起こると、「反則試合」か「無効試合(ノーコンテスト)」という結果になるはずなんですが、映画ではなんだか無視されてて。
変なところが気になっちゃって、素直に感情移入できませんでした。

でも、アカデミーの監督賞、作品賞、女優賞、助演男優賞でしょう。
その割りには「ちょっと」という感じでした。
でも、イーストウッドの映画って、結構耽々とした抑制の効いた演出が持ち味な気がするので、評価する側もそういう目で見てるから予定調和的に「○」となったのかな。
でも、嫌いな映画では無かったですけどね。
つまりは宣伝が良くないということなんだろうか。