足跡

私と誰か

11日めの兼成

2008-03-27 11:25:39 | Weblog
春も本番!!サクラの便りもあちらこちら。

我が家の注目の的の兼成くん、元気で暮らしております。

ママのほうがあんまり本調子ではなく、ちょっと気がかりですが、やさしいパパに援助してもらい、少しずつ、元気になっていくことと思います。

さて、兼成くん。ますます可愛いくなってきて、一日見ていてもあきないくらいですが、親でもなく、あんまりしつこく会いにいくと嫌われてしまいますので、程よく見に行きます。

初孫

2008-03-17 15:00:59 | Weblog
2008.3.16 午後8:30 3500gの男子誕生。

15日 深夜病院へ、そのまま入院する。
16日 夜 促進剤の甲斐あって、無事出産。

予定日は15日だったけれども、まあまあの運びとなりました。

一日中、新生児室の前で他のお母さん達の赤ちゃんを眺めてはにやにや・・・。

我が子の顔を観に来るお母さん方とお友達になり、おしゃべり。

その奥でなにやらうめき声、入ってみると我娘。ラッキーなことに、本日の予定は娘だけらしい。
二人の看護師さんに励まされ、献身的にお世話していただき、長い陣痛に耐え、分娩台に上ったら10分ぐらいで出産したらしい。

自分自身も、30年前につらかったことが、こうして同じ様に、娘も苦しんでいるのをみていると、女の底力を感じます。

当直の先生は私のときの先生の息子さんです。

なかなかやさしく、よい先生で娘のお気に入りでした。
たまたまこの先生の当直で、良かったと思います。生まれるぎりぎりまで診ていただき、さらに取り出して先生は正に私の娘を取り出してくださった先生でした。

30年前ですから、黒髪で若かったけれども、今は髪の毛も真っ白で今は院長先生です。出産後、中へ私が入って行くと、いよいよおばあさんだねって・・・。

私も娘のように大騒ぎしたので、覚えていてくれたのでしょうか??
恥ずかしい。

赤子はまるまる太っていて、元気です。

初孫の実感が湧いてきました。

家に帰っても時折ニヤケル自分に赤面です。

主人と乾杯して、幸福を感じました。

千手観音

2008-03-11 14:51:10 | Weblog
待ちに待った中国障害者芸術団の公演に行ってきました。

千手観音は仏教における菩薩のひとつで「千手千眼観世音菩薩」というらしいです。http://www.senjukannon.jp/

仏教で 千 とは無数の意味があり、千の苦しみを救う慈悲と、千の眼は悩みをくまなく探す知恵の顕れ、つまり千の救済を可能とする。

そのありがたい千手観音を障害を持った若者達が演じるもので、それは眼を見張るほど美しいものがありました。
今、農薬入りの冷凍加工品で騒がれている中国ですが、現在の日本人(なかにはいるかも・・・)では考えられないような前向きな一面を見れて良かったです。

音の無い世界しか知らない人が、なぜ曲に合わせて踊れるのか?暗闇しか知らない人が、踊ったり楽器を演奏したりできるのか?

演じている間、両サイドで2人の人が曲に合わせて指示を手振りで教えます。それを見ながら大勢の人達がひとつのものを少しのズレも無く、演じきります。

世界各地で公演をやっており、日本でもいましばらく開催されていますが、公演するまでには、どれだけの訓練と努力を要したのか、はかり知れません。

素晴らしいとしかいえません。
涙が出るほど、胸が熱くなりました。

もし、良かったら、是非観劇して頂きたいと思います。
今の自分の幸福なことが再確認され、もっと人生を大事に、頑張って生きていこうと決意を新たにできるはずです。